- Amazon.co.jp ・マンガ (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091835703
作品紹介・あらすじ
いま落語がアツい!落語家物語の幕が上がる
『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描き続けた尾瀬あきらが、新境地にチャレンジした意欲作です。
「寿限無」など子供でもおなじみの楽しい噺から、「子別れ」「文七元結(ぶんしちもっとい)」など人情噺も落語を知っていても、知らなくても楽しめる内容となっています。
この作品の生命線・落語の監修についているのは、落語愛好家にはもうおなじみ、柳家三三師匠です。当代きっての名人・柳家小三治師匠の弟子として修業を積み真打となり、落語界トップクラスの評価をされている実力者です。落語家の世界では30歳代はまだまだ若手なのですが、柳家三三師匠は人気・実力ともに「今おもしろい落語家」としてもっとも注目を集めている次代のホープです。
落語って何? 古臭い江戸時代の話でしょ?という方でも落語の世界に引き込むコミックです。もちろん落語好きの方も、数十人の現役噺家から取材した修業逸話が随所にちりばめられているから楽しめます。
「平成の落語ブーム」として注目度抜群の落語の世界を『どうらく息子』から覗いてみてください。
【編集担当からのおすすめ情報】
じつは尾瀬あきら氏自身が高校時代に落語研究会に所属していたほどの落語好きで、この作品にかける情熱はかなりのもの。細かい描写に昭和の巨匠たちの名人芸を思い出してペンを走らせています。
感想・レビュー・書評
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人の了見を推し量る。父親の仕事をする
子供の仕事をする詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
落語家さんの成長ストーリー。わたしは『昭和元禄 落語心中』派。だんなさんはこっち派。
大人がイチから修行する姿に引き込まれながらも辛くなる。
新刊が出ると必ず読むが、その後は馬鹿みたいに明るい別の物語を読んででリハビリすることも。 -
月2回発行のビッグコミックオリジナルで連載中の漫画。
落語を題材にした青春・人情話。良いです。 -
文七元結、感動しました
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入門に至るところ、入院中の父親のところに挨拶に向かう師匠の優しさに涙。
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三三さん監修ということで。
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保育園の先生が落語家を目指すという一見とっぴなお話なんですが、ビッグコミックオリジナルの中で一二を争うほど毎回楽しみな作品、待望のコミックス化です。
私はほとんど落語の知識がないのですが、このマンガには作者の落語愛ががっちり詰まっていて、一気に引き込まれます。泣ける噺も笑える噺も噺家ごとに解釈が違っていて、そこでどう個性を磨くか…これは人生論にも通じるような気がします。
今後も長く愛読したい作品。