短篇集hi mi tsu ki chi ヒミツキチ (ビッグコミックススペシャル)
- 小学館 (2011年1月19日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091836144
作品紹介・あらすじ
日本を代表する漫画家による秘密の短篇集
「秘密基地」…その言葉を聞いただけで、心をざわつかせる何かがある。
漫画家、作家、写真家…突出した才能の傑物たちが、それぞれの表現で創りあげた、それぞれが唯一無二の「秘密基地」。
前代未聞、現代日本を代表する執筆陣による奇蹟の短篇集。
収録作家:川上弘美、さそうあきら、逢坂みえこ、業田良家、安倍夜郎、ほりのぶゆき、西宮大策、水道橋博士、すぎむらしんいち、福満しげゆき、三好銀、いがらしみきお、福岡伸一、大友克洋、花輪和一、五十嵐大介、高野文子、畑中純、山本直樹。
黒田硫黄の特別描き下ろし読切も収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
作家・川上弘美氏、ミュージシャン・甲本ヒロト氏も絶賛した写真集『hi mi tsu ki chi』。写真集の2009年の発表を動機として、当代一流の漫画家、作家達が「秘密基地」をテーマに読み切りを描き上げました。ある作家曰く、「表現者であれば『秘密基地を』と言われたら描くでしょ」。作家の方々それぞれ、心の奥の方にある「何事か」を強く刺激されたようです。この短篇集に、きっと皆さんの心も刺激されるはずです。
感想・レビュー・書評
-
写真家については初めて知ったが、その作品は思い出の中のどこか色褪せた風景へ誘ってくれるように思った。
秘密基地とはなにも実際の場所だけじゃない。頭の中にだって思い描いて作ることができる。クリエイターは頭の中に自分だけの秘密基地を持つ。
こういう題材が得意そうな作家が大集合していて素朴な良さの光る作品が多かった。
『ホテル「月の裏」』の景色、白と黒で表現された空間に惹かれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『短篇集hi mi tsu ki chi ヒミツキチ(2011)』を読んでみた。 ”秘密基地”をテーマに。 切なかった・儚かったのは・・・ さそうあきら氏、すぎむらしんいち氏、 黒田硫黄氏、畑中純氏・・・ そして・・・大友克洋氏と五十嵐大介氏は希望があった!!
-
福満さんめあて。
-
各作家による「秘密基地」をテーマにした短編集。それぞれのイメージがどれも意外とバラバラなのに、根底に眠る部分はどこか共通している不思議!
見事なまでに統一感のある素晴らしい短編集です。 -
秘密基地をテーマにした短編集。色々な作家が参加しているが、いがらしみきおの不気味さ、高野文子の適度な気の抜け具合が目立っていた。
-
自分の子どもの頃、一度は作ったヒミツキチを思い出す本。個人的には利休が主人公のお話が一番ツボでした。ここからまた新たな作家さんと出会うことができればいいね。
-
「ヒミツキチ」をテーマに、マンガやエッセイで構成された短篇集。メンツがありえないくらい豪華!全体を通じて魔法がかったような素晴らしい作品群です。さそうあきらとすぎむらしんいちの作品が特に好き。
-
そこはかとなく、よい。
-
豪華作家陣の名前につられて買ったけれど、期待するほどのものじゃなかったかなって、ちょっとがっかり。