MONSTER: カーニバルのあと… (5) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1287
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091836557

作品紹介・あらすじ

ヨーロッパを舞台に繰り広げられる、衝撃のサイコ・サスペンス!!

▼第1話/怪物の深淵▼第2話/ユンゲルスの物置き▼第3話/カ-ニバルのあと…▼第4話/フラハイムへの旅▼第5話/幸せな休日▼第6話/復讐の銃口▼第7話/明日は晴れる▼第8話/ルンゲの期待▼第9話/ルンゲの罠 ●登場人物/天馬賢三(デュッセルドルフ・アイスラ-病院の元医師。無実の罪で追われながら、ヨハンを追う)、ニナ・フォルトナ-(ヨハンの双子の妹、アンナ・リ-ベルト) ●あらすじ/ある日、テンマは大学時代の友人で、精神分析医のル-ディを訪れた。ヨハンがテンマに残したメッセ-ジの分析をしてもらうためだ。テンマはヨハンが多重人格者ではないかという疑いを持っていた。だがル-ディは、ヨハンが一連の連続殺人事件を裏で操っているという、テンマの話を信じていなかった(第1話)。▼ル-ディは、彼が精神分析をしている連続殺人犯、ユンゲルスの最後の犯行現場である、ケンプ夫人の屋敷に来ていた。ユンゲルスは、ある友達の言う通りに殺人を犯したと言う。この供述を信じていないル-ディは、ユンゲルスの嘘を暴こうと、彼が犯行前に潜んでいた地下の物置きに行く。そこで彼が見たものは…(第2話)。 ●本巻の特徴/第5巻では、ヨハンの正体が少しづつ明らかにされていくと同時に、何らかの形でヨハンと関わった人物、ロベルトが登場する。また、ニナの養父母である、フォルトナ-夫妻の殺人犯が、ミュラ-とメスナ-であることも明かされている。 ●その他の登場キャラクタ-/ル-ディ(第1~3話)、ミュラ-(第5~7話)、ロベルト(第5~7話)、ルンゲ警部(第8、9話)

感想・レビュー・書評

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  • 罪を犯す…だが悪人ではない。

    悪人はひっそりと影にかくれている。悪人に誘導されて罪を犯すかもしれないな。
    悪人は悪意を植え付けるのが上手いはず、悪意に取り込まれないようにしないとね。

    ぜひ〜

  • ▼第1話/怪物の深淵▼第2話/ユンゲルスの物置き▼第3話/カ?ニバルのあと…▼第4話/フラハイムへの旅▼第5話/幸せな休日▼第6話/復讐の銃口▼第7話/明日は晴れる▼第8話/ルンゲの期待▼第9話/ルンゲの罠●登場人物/天馬賢三(デュッセルドルフ・アイスラ?病院の元医師。無実の罪で追われながら、ヨハンを追う)、ニナ・フォルトナ?(ヨハンの双子の妹、アンナ・リ?ベルト)●あらすじ/ある日、テンマは大学時代の友人で、精神分析医のル?ディを訪れた。ヨハンがテンマに残したメッセ?ジの分析をしてもらうためだ。テンマはヨハンが多重人格者ではないかという疑いを持っていた。だがル?ディは、ヨハンが一連の連続殺人事件を裏で操っているという、テンマの話を信じていなかった(第1話)。▼ル?ディは、彼が精神分析をしている連続殺人犯、ユンゲルスの最後の犯行現場である、ケンプ夫人の屋敷に来ていた。ユンゲルスは、ある友達の言う通りに殺人を犯したと言う。この供述を信じていないル?ディは、ユンゲルスの嘘を暴こうと、彼が犯行前に潜んでいた地下の物置きに行く。そこで彼が見たものは…(第2話)。●本巻の特徴/第5巻では、ヨハンの正体が少しずつ明らかにされていくと同時に、何らかの形でヨハンと関わった人物、ロベルトが登場する。また、ニナの養父母である、フォルトナ?夫妻の殺人犯が、ミュラ?とメスナ?であることも明かされている。●その他の登場キャラクタ?/ル?ディ(第1?3話)、ミュラ?(第5?7話)、ロベルト(第5?7話)、ルンゲ警部(第8、9話)

  • 視点が切り替わって
    進んでいく物語が良いです
    最初の一人
    そこに加わるニナの視点
    でもそれだけでは終わらなくて
    ルンゲの視点がこう言うふうに加わるとか
    昔の友達の視点が出てくるとか
    視点が増えるからこそ
    世界が厚く
    そして物語が面白くなっていきます

  • 群像劇化?テンマを第3者の視点で描く回が多い。

  • テンマと大学の同級生の犯罪心理学者ルーディーがユンゲルスの事件を追って地下室に降りて行き状況を逐一テープに吹き込みながら徐々に真相に迫っていくシーン。とても怖かったがすごく惹きつけられる名シーン。ユンゲルスの性犯罪者の猟奇的なキャラクターも実在してそうなほどリアルだった。ストーリのオチも秀逸で映画的。

    フライハムへの旅。テンマとディーターをヒッチハイクで乗せたイギリス人の元警官の老夫婦。悲哀と後悔に充ちた人生を送る2人がテンマと出会う中で、殺人の罪を犯した息子とその責任の一端を感じていた自分たちの、これからの人生や息子との向き合い方が少し見えた時、老夫婦は互いに手をとり一歩前に歩き出した。人生。

    いよいよルンゲ警部とテンマの邂逅。しかし単行本5巻にもなるが未だヨハンの姿を一度たりとも見ていない。ここまで引っ張れるのは本当に凄い。ヨハンを一切出さずにその他の部分でこれだけ濃い内容にすることが出来るストーリーテラーとしての浦沢先生の凄さ。次巻が楽しみ。

  • そういえば、ハリウッド実写化はどうなった?

  • 感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • ビッグコミックス

  • 読書録「MONSTER5」4

    著者 浦沢直樹
    出版 小学館

    p20より引用
    “たいていの人は、連続殺人犯がすべて内向
    的な人間だと誤解しているが、それは大間違
    いだ。
    彼らの中には、知能が高く社交的で、話のう
    まい人間もいる。
    彼らは、大嘘つきなんだよ。”

    目次から抜粋引用
    “怪物の深淵
     カーニバルのあと
     フライハイムへの旅
     幸せな休日
     復讐の銃口”

     天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
    長編サスペンス漫画。
     連続殺人犯の精神分析を受け持っている、
    大学時代の同級生の元を訪れた主人公・テン
    マ。追われる危険の中、彼に会いに来たテン
    マは、ヨハンの残したメッセージを見せる…。

     上記の引用は、主人公の同級生の精神分析
    医の言葉。
    どれ程精神分析や心理学が発達したとしても、
    人の本当の胸の内を理解することは出来ない
    のかも知れません。学問が進むと、それを知
    る人も増えて、それに合わせて罪を行うよう
    になることもあるでしょうし。
     ヨハンという怪物と、それを利用しようと
    画策する人たち。彼を追う人たちとそれを追
    う警察。次の展開が気になる終わり方をして
    いるので、先が気になって仕方のない作品で
    す。

    ーーーーー

  • 登場人物が増えたきてさらに面白くなってきた。。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。1982年、小学館新人コミック大賞入選。1983年、デビュー。代表作は、『パイナップルARMY』(原作・工藤かずや)『YAWARA!』『Happy!』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO』。

「2012年 『BILLY BAT(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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