匠三代 (3) (ビッグコミックス)

著者 : 倉科遼 佐藤智一

• 小学館 (2011年3月30日発売)

作品紹介・あらすじ

雑誌連載でも大人気！待望の第3集登場！

建築家として様々なアイディアを持った拓己、家への情熱は誰にも負けない社長の玄、どんな建物も建ててしまう凄腕の大工棟梁の虎之助。この匠三代が一致団結して、住み手のための家づくりをするのが小野寺工務店！ 今日も東京深川にて、新たな施主が訪れるのを待っています。

この第3集では金持ち社長の無理難題とバトルし、親友の貧乏カメラマンのため一肌脱ぎ、足の不自由な母との同居の家を提案する…小野寺工務店だからこそできた家、活躍の数々にあなたも感動間違いなし!!

▼第18話 とびっきりの上客▼第19話 家を建てる前に▼第20話 大黒柱の意味▼第21話 家とプロポーズ▼第22話 ふたりの愛の巣▼第23話 お袋の家出▼第24話 弟の決意▼第25話 最後の親孝行▼特別企画 佐藤智一×天野彰対談

【編集担当からのおすすめ情報】
第3集となり、新たな施主と小野寺工務店の繰り広げる人間ドラマがよりいっそう充実してきています。連載誌『ビッグコミック スペリオール』でも大人気を得ている、この家づくりエンターテインメントを読めば、「家」というものに一体何が大切なのかということが、あなたの胸に響くと思います。“小野寺工務店に家を建てて欲しい”と読者の方から寄せられるコメントのワケを、是非一度手に取って確かめて欲しいです！

感想・レビュー・書評

[ブックコンシェルジュ 近藤俊太郎さんの感想 · 2018年4月4日]

家を建てたい！とちょっとでも思っている方はご一読を！

[potmanさんの感想 · 2011年5月29日]

孫、父、爺三代で、住む人が幸せになる家を建てる、下町建築士マンガ。３巻まで。

かなり手堅い人情物。
プロフェッショナルの仕事を題材にしたマンガは好きなので、しっかり面白い。
のだが、手堅すぎる感があって、もうひとつ突き抜けない。

エピソードとして気に入ったのは、今時の若者を弟子に育てる話。
なんというか、大切な事だよね。
いろいろな職業が安くなってしまっているので、相対的に伝統技能にも若い労働力が向かうと良いのでないだろうか、とかは思う。
やはり、身につけていると確かに格好良いものだから。