どんぐりの家 第一巻 Big comics special (ビッグコミックススペシャル)
- 小学館 (1993年7月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091837615
感想・レビュー・書評
-
私も母子通園していたので、色んな子どもがいて親や支援してくれる人達が本当に子どもと向き合うのは大変な様子が描かれていていい。
障害の人が身近にいて当たり前の環境になって欲しいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とてもよく描かれていると思うし、著者の思いが伝わります。あとがきにある通りですね。
“私には障害者の問題を世に訴えるという意識はない。逆に漫画を読んでいる間は、圭子ちゃんが障害をもっているということを忘れて欲しいと思っている。「オギャア」と、この世に生まれてきたひとりの人間としての圭子ちゃんを基本に置きたい。このことを前提にしないと、障害者問題も空回りしてしまうような気がする” -
ろう重複障害施設『どんぐりの家』ができるまでをたどった実話。今でこそ障害者にたいしても対等になったが、一昔前はなかなか厳しい時代背景だったことが伺える。この本を通して、もっと多くの人たちが障害を知り、社会が変えられていくべき。
-
自分の名前を理解できない女の子に対して、男の子が黒板一杯にその子の名前を描くシーンが好きだった
-
中学生か高校生の頃に読んだ聾学校の話。全7巻。
-
聴覚障害に感心を寄せる人にはお馴染み、どんぐりです。続きもののような、そうでないようなこの本。2巻からはまた違う子どもが出てきたりするようで、これからが楽しみな1冊です。具体的な中身というよりは、どんぐりの家ができるまでのエピソードみたいな感じです。2巻から本格的になりそうですが、やはりまずは1巻から読んでみるべきでしょう。