- Amazon.co.jp ・マンガ (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091837905
作品紹介・あらすじ
さらば。愛すべき、くそったれな化け物達。
連載開始より8年。
鬼才・山本英夫が精魂を傾けた、人間という小宇宙・・・・・・フィナーレ。
雑誌掲載時には読めなかった、
単行本だけのエピローグ!
32P描き下ろし収録!
「ここに載っているエピローグは、雑誌掲載時には
遠慮させていただいた32ページです。
名越の行く末を、単行本でじっくり読んで欲しいためです。
名越の視たものは、『天国』か『地獄』か…?」
山本英夫
【編集担当からのおすすめ情報】
衝撃的なヴィジュアルと、深遠なテーマで
8年の永きにわたり「週刊ビッグコミックスピリッツ」誌上に連載された
「ホムンクルス」が完結を迎えます。
単行本には、雑誌掲載時の最終回にはなかった、
エピローグ32Pが描き下ろしで収録されます。
368ページという、通常の単行本にくらべ
極厚のヴォリュームになりますが、
「名越の行き着く先」を固唾を呑んで一気に読んでいただければ、
と思います。
感想・レビュー・書評
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エピローグは現実的だった。
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カルト的な漫画。途中までは面白く読めました。後半は名越の過去や抱えていたものが分かり、物語が繋がっていくのが分かったが、一方で名越がだんだんと狂っていくのが怖かった。
最後のエピローグにはゾッとする。 -
映画を見たので全巻読了。
超能力的な展開で始まったかと思った今作だが、突き詰めると”人間とは”という内向的なテーマに一貫した作品で読後の余韻がすごい。
読み終えてみると映画は2時間で新しいまとめ方を提案できているような気がして逆に評価が上がった。 -
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近所の温泉の休憩処にてようやく全巻読み終わった。
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トレパネーションーー頭蓋骨に小さな穴を開けることにより、脳が活性化し、いわゆる「第六感」が芽生えるーーという手術により、人間の心の歪みが見えるようになった男の物語です。とにかく気持ち悪く、後味の悪い終わり方でした。人間の気が狂っていく様を描いたという意味では傑作かもしれませんが…。
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数年がかりで読み終わった。
マンガワンのイッキ読み有り難し。
絵で魅せる人だなあ。
結局、名越は誰のことも興味がなくて自分のことだけが好きだったのね。
だから自分が外見やステータスでしか判断されなかったように、
成功者として稼いでたときは見た目の良い女ばかり横に置いていた。
仕事でブイブイ言わせてたのにバランスが崩れて車暮らし始めて、
伊藤に見出されてホムンクルスが見えるようになってからも、
相手を内面の葛藤から救いつつも、
無意識ではそれだけ相手に見返りを求めていた。
だって、あの女はななこじゃなくてななみって別の女なんでしょ。
それを無理矢理ななこって自分で思い込ませて、トレパネーションするまでは甘いこと言っといて
使い捨てにしてるもんね。
結局は自分しか好きじゃないから、誰からも見てもらえないし、必要とされなかった。
最後は全員自分に見える世界で生きていたもんね。
こういう性格の人って、
伊藤がトレパネーション誘ってなくても破綻してたと思うよ。 -
う〜ん、ちょっと悩むラスト。15巻全体の流れは、他人は自分を写す鏡、ということかな。
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うーん(--;)
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イミフ…。