センチメントの季節: 冬の章 (4) (Big spirits comics special)
- 小学館 (1999年8月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091838940
作品紹介・あらすじ
▼第1話/成人式▼第2話/地上の星▼第3話/あなたの埋葬▼第4話/スノウ・ホワイト▼第5話/人間失格▼第6話/ハートのチョコレート▼第7話/万有引力▼第8話/永遠の少年▼第9話/ハッピー・バースデイ
●あらすじ/ある日、姉のミノリが成人式で着る晴れ着が届いているのを見た妹のマコトは、姉に黙って勝手に着てしまう。これを知ったミノリは怒りマコトとケンカになる。その姉妹ケンカを止めようとする母親から「マコトの時もこれを着せるんだから」という言葉を聞いたマコトは、何ともやるせない気持ちでいっぱいになる。というのも、今回の成人式の晴れ着だけでなく、七五三のときも、小学校の卒業式のドレスもミノリのおさがりだったからだ。そればかりかミノリには似合ってもマコトには似合わないものばかりだったのだ。そんなある日、マコトは偶然会ったミノリの恋人、北沢から「ミノリからの借りっぱなしの本があるから、ウチに寄ってかないか」と言われる。北沢の家に行ったマコトは、突然北沢に抱きついてしまう……(第1話)。
感想・レビュー・書評
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『センチメントの季節』シリーズでは一番好きな巻です。
とくに好きなのが、六話目の『ハートのチョコレート』です。割り切った関係ってわかっていたのに、氷が溶けてしまうようにほだされてしまう。でも、あちらは本当にただのセフレかなにかにしか思っていなくて。満たされない想いは流してしまおう。さみしくて切ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感覚のリアルと現象のリアルとは違うもので、感覚のリアルを出すために、現象の嘘を重ねてみる。
そういうお話なんだと思います。 -
読後、もやもやします。それがいい。
もっと注目されていい作品では。 -
big sprits comics。