LEGEND OF GIANTS 巨人たちの伝説 (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 96
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091841087

作品紹介・あらすじ

星野之宣の傑作短編集、完全復活祭第三弾!

6万年前。第六氷期を迎えた地球は、氷に覆われようとしていた。
高度な文明を築き上げ、栄華を誇る巨人・タイタン族も存亡の危機に。
彼らは驚異的な科学力と精神力で、地表の温度を上げようとして……!?

時は移って現代。太陽エネルギーの減少により、7度目の氷河期が!!
生き残りをかけて、人類は"第二の太陽"を造り出そうとするが……!?
表題作ほか、地球を守ろうとする人々の苦悩と活躍を描いた大充実の300ページ、全3編!!
荒んだ若者のいたずら心がテロ行為に結びつく、幻の短編『ホライゾン・パトロール』を単行本初収録!


【編集担当からのおすすめ情報】
『星を継ぐもの』の原点がここにある!
SF文学の大御所J・P・ホーガン氏の傑作『星を継ぐもの』を漫画化し、各方面から絶賛されている星野之宣氏。
ホーガン氏が『星を継ぐもの』を発表したのが1977年で、東京創元社から日本語版が出版されたのが1980年。
一方、星野之宣氏が本作を発表したのも1977年。
どちらの作品も"幻の第五惑星"、"巨人"、"木星"がキーワード。
時を同じくして、まったく別々の場所で二人の作家の発想が共鳴したことに、驚かれることでしょう。

もちろん本作もカバーイラストと総扉は描き下ろし!
かつて星野氏自身が描いたものを今の感覚で描き直したかのような装いです。
そして、"かつて星野氏自身が描いたもの"は表紙と本文に掲載。この対比もお楽しみください。

『星を継ぐもの』ファンはいうまでもなく、かつて少年だった"違いのわかる大人たち"にお勧めです!

感想・レビュー・書評

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  • 巨人時代の第5惑星創出の試みから、その後の小惑星群、イカロス、来るべき氷河期に立ち向かうシリーズ。すでに2022年、作品舞台の宇宙開発より、現実は遅れている。ギリシャ神話の巨人神時代やピラミッドの存在等十分に楽しめた。
    ホライゾンドール 1990年代には・・の設定。悪役は、イージーライダーを思わせるかな。 

  • 2012/11/18-16:41 楽しめた

  • あおりでは「5万年」「木製」「巨人」という要素がJ・P・ホーガンの代表作「星を継ぐ者」に始まる一連のシリーズとの関連を謳っているが、実際に読んだ感想としては「揺籃の星」のほうに近しいものを感じる。

  • 過去の作品集ではあるものの、内容は古さを感じさせない。現在の人類以前に何らかの高度な文明があったのではと想像させる遺物が世界各地に残されているが、巨人の存在を想像させるものも多い。人類にとって未だ謎は多いが、だからこそどんな推理も成立する。ピラミッドと第5惑星の存在を結びつけるなど「もしかしたら・・・」と思わせる星野ワールドを味わえる一冊。

  • ピラミッドパワーにESPとはさすがに時代だが、テーマやドラマ性は色あせない。巻末話がアメリカン・ドラマ風の懐かしいムードで微笑ましい。

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著者プロフィール

1975年、「はるかなる朝」で手塚賞入選。週刊少年ジャンプで「ブルーシティー」連載デビュー。代表作は「妖女伝説」「2001夜物語」「ヤマタイカ」。スケールの大きなハードSFから古代史まで、幅広いジャンルで活躍している。1992年、星雲賞コミック部門、2008年文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞等、受賞歴多数。

「2019年 『MILKY WAY』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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