幽麗塔 (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 866
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091841803

作品紹介・あらすじ

犯人は、幽霊なのか、人なのか・・・・・・

時は昭和29年、舞台は神戸。ニートの天野は、幽霊塔と呼ばれる時計塔で、白い何者かに襲われ死の寸前、謎の美青年・テツオに救われる。テツオは曰く「幽霊塔の財宝探しを手伝えば、金も名誉も手に入る」。しかしテツオの正体は、男を装う女であり、その名も偽名であった・・・・・・・・

【編集担当からのおすすめ情報】
単行本既刊累計1000万部を突破した『医龍』。その乃木坂太郎氏が送る渾身の新作です。サスペンスとホラーは乃木坂氏が新人時代から得意としていたジャンル。掲載誌スペリオールでもすでに大人気を博しています。大ヒットの予感です。

感想・レビュー・書評

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  • すごく面白いです!
    久々にレビュー書こうと思えるくらいに!
    1巻をためし読みしてから1日で既刊すべて揃えてしまいました。
    続きが気になって頭がいたいくらいです…絵も美しく、惚れ惚れしますね。

  • 2巻も欲しいなと思える作品だった。医龍は読んだことないんだけれども、イメージとはずいぶん違う。レトロな雰囲気が可愛かった。

  • 医龍の乃木坂 太郎さんのミステリー。

    最初キャラクターの顔は医龍と印象が被りましたが、読み進めていくうちにきっちり上書きされました。
    第2位時世界大戦後を舞台にした江戸川乱歩調の怪奇幻想ミステリー。
    まだ種がどんどん撒かれている途中ですが、なかなかにポテンシャルを感じさせるよいスタートになっていると思います。
    テツオのことは途中からなんとなく察していましたが、それでも「花嫁になる」のシーンがなかなかぐっときました。
    絵がきれいな作者さんなので、流血のシーンや過激なシーンでも、過剰なグロさを感じないです。その分ストーリーに徹することができていいですね。

  • 世界で1番好きな漫画のひとつ、乃木坂太郎に一瞬で惚れた漫画
    大正ロマン(これだけで最高)とミステリー(読み進める手が止まらん)と、セクシャルマイノリティと、ジェンダーが作品の主軸になってる。高校の時これに出会えてよかったな〜っておもう!テツオはこの世で1番かっこいい

  • 久し振りに恐ろしい漫画に出会いました…。

    2巻くらいから突然金田一少年の廉価板みたいなミステリーが始まり、ロードムービー化しだしたので、あれ?つまんなくなった?と思ったのですが、それはおまけみたいなものだったようで。
    トリックがいまいちの部分がありましたが、それはこの物語の本質ではなかったです。

    あの時代や当時の小説の雰囲気を、言葉や小道具で飾りすぎてないのに演出しきってるのがすごいなと。

    三輪さんや乱歩の小説など、私でもわかるパロディネタも所々に!
    詳しい人は沢山見つけられるかも?

    キャラが皆魅力的です。
    沙都子ちゃん情緒不安定で便利過ぎでしたが(笑)
    Qは意外にもかなりおいしいキャラでした。
    丸部検事は素晴らしい変態でした。

    脳が痛くなる誤読感も、昭和の名作に通じます。
    泣けました。
    特に、最終巻の「幻を~…」とテツオが言うシーン。
    そしてドグラマグラを読んだ後と同じで悪夢に苦しみました…。
    また暫く続くのか?

  • 面白い!でも誰にでも薦められる作品ではありません。
    ポップ広告で気になり、よく見ると、涙香原案?らしい。懐かしくなって、まずは、一巻を購入。
    耽美、乱歩、丸尾末広、華宵、アングラ、カストリ、june風(あくまでBL風でなく)…などの単語にアンテナがピッと反応 する方でミステリー好きなら、オススメです。
    現代でいうならニートの主人公が、あるきっかけで呪われた、と噂される時計塔に謎の美青年に誘われ関わることに。そこで起きた殺人事件の謎を追ううちに、時計塔にひそむ闇の秘密を探ることになるが…

    登場人物ほとんどが、一般社会からみると(アブノーマル)な性癖をもっていること、ミステリーというジャンルであることから、残酷かつ大人向けな表現があるので、苦手な人は気を付けられた方がいいかもしれません。私個人は、絵柄がキレイで清潔感を覚えたので、気になりませんでした。

    続きはすぐに頼みました。着くのが楽しみ~♪

  • 意外と展開が読めず楽しい、本来人は変人だらけ

  • 医龍の作者さんの新作。評判がいいので読んでみたけど、結構ホラーっぽくて怖い(汗)
    あまり得意じゃないのでこのまま読み切れるか不安ですが、面白みはあるのでもう少し続きも挑戦してみます。

  • やばい、面白い。

  • 貧乏でエログロ雑誌ばかり読んでいる天野太一が、謎の美男子・沢村鉄雄に出会い、いわくありげな幽霊塔に赴くところから物語が始まる。
    舞台は昭和29年、神戸。江戸時代からあるという時計台で、かつて殺されたという藤宮たつの霊が出没するという。
    鉄雄によれば、その塔の下には江戸時代の越後屋伊兵衛の宝が眠るという。
    太一は鉄雄に促されるまま、幽霊塔の宝探しに協力するが……。

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