星を継ぐもの (2) (ビッグ コミックス)

  • 小学館 (2011年11月30日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ) / ISBN・EAN: 9784091842305

作品紹介・あらすじ

SFファンもミステリーファンも必読!

月面で見つかった深紅の宇宙服をまとった5万年前の死体に続き、
木星の衛星・ガニメデでは、なんと100万年前の宇宙船が!
国連宇宙軍から秘密裡にガニメデに派遣されたハント博士、ダンチェッカー教授らは、地球外知的生命体と遭遇することに……!?

SF文学界の巨星・ホーガンの"人類史に迫る名作"を、漫画界の巨星・星野之宣が独自の視点で描く!

【編集担当からのおすすめ情報】
前作『宗像教授異考録』の原画が大英博物館で展示されるや、記録的な入場者を集めた星野之宣氏。
その圧倒的な画力で展開する"時空を超えるミステリー"!
ご堪能ください。

みんなの感想まとめ

人類の歴史や進化を新しい視点から問い直すSF作品で、月面や木星の衛星・ガニメデを舞台にした物語が展開します。5万年前の宇宙服をまとった死体や100万年前の宇宙船の発見が、地球外知的生命体との遭遇へとつ...

感想・レビュー・書評

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  • おもしろすぎるんだが。

    黒船を迎えた日本人にも通じる世界観

  • ★私たちは 必要としています。 友情と…… そして援助を……(p.203)

    【感想】
    ・おー、ダイナミックな展開!!
    ・けっこう理屈にあってるなあ。

    【内容】
    ・ミネルヴァ崩壊以前の地球の状態と古生物の謎に対する仮説が立ち上げられる。
    ・ガニメデで見つかった百万年前の宇宙船には未知の異性人と地球の古生物(実験用か?)が乗っていた(もちろん皆死んでいる)。どうやら彼ら(便宜上ガニメアンと名付けられた)はミネルヴァの先住種族(巨人)であり先細りの母星を見捨て大移民船団をつくり脱出したようだ。
    ・一方ガニメアンのことを発表した地球では国際平和委員会の動揺が激しくなにか知っているように思われた。もし彼らが適性異星人の手先ならばすべての武器を捨てた地球では対処のしようがない。
    ・木星のジュピター5はガニメアンと同種族の宇宙船とファーストコンタクトしたが彼らは移民船団のことを知らなかった。


    ▼惑星ミネルヴァについての簡単なメモ

    【ヴェリコフ】国際平和委員会のメンバー。巨体。
    【ガニメアン】ガニメデで発見された宇宙船に乗っていた。おそらくミネルヴァ先住民族だと思われる。
    【ガニメデ】木星の衛星。未知の宇宙船、約百万年前のものが発見された。
    【巨人】ミネルヴァでよく表現される。神のような存在なのか大物ということなのか言葉通りの巨人がいたのか。
    【グレイ】ハントの部下。トライマグニスコープのオペレーター。
    【クロマニョン人】原始人類。現行人類の祖先となった。一時一万人ほどいたが氷期に数百人まで減ったらしい。
    【コールドウェル】航行通信局本部長。ハントを招いた。
    【国際平和委員会】なにか知っておりそれを隠したがっているようだ。全委員が世界的な財閥の総帥で経済援助だけですべての争いを押さえ込んだ。
    【コペルニクスⅢ】月の表側と裏側の境界に建てられた月面基地。
    【五万年前】太陽系内でなにかが起こったようだ。月面でも核兵器が用いられた形跡がある。
    【コリエル】チャーリーの友人。チャーリーにとって「巨人」のような存在だったと書かれていた。
    【ジェヴレン】国際平和委員会に指示を与えているなにものかのようだ。よくある「人類の管理者」のような感じかも?
    【シャノン】ジュピター5の司令官。
    【シャピアロン】ガニメアンの宇宙船。ファーストコンタクトしたガニメアン。どうやら移民船団とは関係ない船のようだ。百万年前にミネルヴァを出発し他の星系で二酸化炭素を増やさず太陽からの熱を増やす実験をしていたが失敗、百万年の旅を続けていたらしい。
    【ジュピター5】木星圏探査船ジュピター4の後継船。
    【シローヒン】シャピアロンの乗員でガニメアンの科学者。
    【スヴェレンセン】ニールス・スヴェレンセン。国際平和委員会の委員。
    【ストレル】ゴードン・ストレル。ジュピター5の副官。
    【ゾラック】シャピアロンの船長。
    【ダンチェッカー】クリスチャン・ダンチェッカー。生物学者。
    【チャーリー】仮称。月面で発見された男性の死体。約五万年前に亡くなったらしいがほぼ地球人と同じ肉体構造。手記を残しておりそれによって研究が進んだ。
    【月】五万年前の惑星ミネルヴァの破壊と同時にその月は射出され偶然地球の引力に捕らえられ地球の月となった。それまでの地球は一日は八時間という超高速自転をしておりそのため重力は十分の一でかつ超強風世界だったゆえに体重が重く羽を持つ生物が有利だった(恐竜)。かろうじて森林地帯から出た人類の祖先は洞窟で暮らししだいに体毛は減っていった。
    【トライマグニスコープ】ハントが開発した。ニュートリノを利用してあらゆる物体内部を3D透視できる。
    【ネアンデルタール人】原始人類。絶滅した。
    【ハント】ヴィクター・ハント。政府の事業や民間企業を転々としながら独自の研究を続けている。
    【ミネルヴァ】火星と木星の間に存在していたと思われる第五惑星。アステロイドベルトの小惑星群は跡形もなく破壊されたミネルヴァ発祥と思われる。金属資源が極端に少なくセリオスとランビアの二大勢力に分かれて戦った。
    【ミネルヴァ人】月で発見されたチャーリーにちなみ便宜上ルナリアンと呼ぶ。ミネルヴァを破壊するほどの戦争をした。
    【ミネルヴァ先住民族】木星の衛星ガニメデで発見された宇宙船に乗っていたので便宜上ガニメアンと呼ぶ。身長三メートルほどの巨人で脳容量も大きく手先も器用だった。彼らは百万年前に寒冷化進むミネルヴァを捨て大移民船団をつくりどこかに移住した。そのためにミネルヴァの金属資源は枯渇したのかもしれない。その宇宙船には地球産の生物もいた。彼らが捕らえミネルヴァ上で繁殖させていた生物たちはそのまま惑星上で地球と同様に進化していった。これがルナリアンの先祖。
    【リン・ガーランド】コールドウェルの秘書。折に触れて色っぽいポーズを取る。
    【ルナリアン】月面で遺体が発見された人類。一体しか発見されていないのでほぼチャーリーと同義。仮説ではかつて惑星ミネルヴァを支配していた種族。

  • 原著の「星を継ぐもの」の後半から「ガニメデの優しい巨人」?
    原著では人類は地球では進化しなかったことになっていたと思うが、こちらではミネルヴァと地球双方で進化して、似た結果になったという設定。なのでミッシングリンクの解明にはなっていない。
    「ガニメデの優しい巨人」以降の原著も読まねば。

  • 2巻のレビューです。

    「月は本来、地球の衛星ではなかったのだ」という話から始まった時は「ぬおお!?」となりましたが、そこから「じゃあ、もし月が5万年前までなかったとしたら、これまで考えられてきた地球の歴史はどう捉え直したらええのん?」というところから物語が展開していきます。

    ワクワクしますね。SF、トンデモ、フィクションと分かってはいても、こっから論理的整合性をつけていく話の展開は知的スリルを掻き立てます。そして、エイリアンとのファーストコンタクト。面白くないわけがないじゃありませんか。

    チェンバレン教授がウルッとくるシーンは私もちょっとウルッと来ました。

  • 早く続きが読みたい…

  • あまりの面白さに2巻も早速読破!

    月が無い地球・・・
    何と説得力のある仮説なのか!?

    木星の衛星ガニメデで見つかった100万年前の宇宙船・・・
    その内部には??

    ああ~~3巻を読めねば!!

  • 理詰めで謎が解明されていくのが凄く面白い。

  • 2012/11/18-16:39 一気読み

  • 1巻読んでもう続きは読まないつもりだったが、ついつい。
    んー、やっぱりどうも違和感がある。原作は謎を提示し、謎を解き、その解答がさらなる謎を呼ぶ、というスリリングな感じがあったのだが、本作品にはそのようなミステリ感覚は全く感じられない。原作のほうが面白いな。。。

  • 1巻もそうだったが、最初はとっつきにくいが、読み進めるとぐいぐい引き込まれる。ホーガンの原作はもっとすごいんだけど(でも読んだの昔過ぎて内容ほとんど覚えていなかったりする...)。

  • 凄い!面白いっ!
    原作に手を出したくてたまりませんがスタートがこの漫画なので我慢ですっ!

    きっと知識のある人が読めば穴だらけなのでしょうが、本当に昔は月が無かったのではないかと思ってしまうほど筋が通っていて感心してしまいます。

    早くも続きが気になって仕方がありませんね。

    ヽ(´▽`)ノ満点です満点っ!

  • こんな面白い仮説とか原作にあったかな?

  • 面白いが展開が心配

  • はいダンチェッカー教授のデレ入りました!歴史的瞬間だね。

  • 未見の『巨人たちの星』を恐らく踏まえているであろう展開。ますます面白くなって来た。

  • 原作とだいぶ内容がかわってるので、原作を読んでても楽しめました。

  • 原作ファンも納得できる出来だと思う。

  • ど、ど、独自展開だとう!

    と思ったら原作の続編も含んだ展開の様子。ああ、びっくりした。

    古代の地球に関する考察はオリジナルかな?この全く新しい恐竜観(そして物凄い説得力!)には心底度肝を抜かれた。非常にクール。

    早く続きが読みたい

  • ガニメアンの造形に興味があったけど、星野之宣ははずさないなぁ。

    それにしても、ホーガンのある意味とんでもなネタを、説得力のある絵で見せるのはさすが。実際は宇宙船内の一会議室での会話なのに、絵で見せる見せる。

    次も楽しみ。

  • 刊行ペースも、展開も速くて、とても良いです。
    原作はサイエンスだけで十分面白いのに、ジェヴレンの人たちが出てきたあたりからサイエンス以外の部分に力が入ってしまったようで、なんだかなと思っていました。
    しかしながらコミック化するには、そのほうが広い範囲の人が楽しめるので、良かったのだと思います。

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著者プロフィール

1975年、「はるかなる朝」で手塚賞入選。週刊少年ジャンプで「ブルーシティー」連載デビュー。代表作は「妖女伝説」「2001夜物語」「ヤマタイカ」。スケールの大きなハードSFから古代史まで、幅広いジャンルで活躍している。1992年、星雲賞コミック部門、2008年文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞等、受賞歴多数。

「2019年 『MILKY WAY』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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