アイアムアヒーロー (9) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091845122

作品紹介・あらすじ

アウトレットモールを命からがら抜け出した英雄・藪・比呂美…希望の灯である比呂美の命を絶やさぬよう、病院を探す一同に、次々と試練が訪れる…頼るあてなき今、彼らに手を差し伸べる神はまだ存命するのか――!?
一方、英雄の担当編集者は「その時」を台湾で迎えようとしていた。近隣諸国にも…崩壊は迫っている。
――誰もが暗闇の中にいる。培ってきた経験則も役に立たぬ中、光を見つめ続ける強さだけが試される!!

感想・レビュー・書評

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  • 舞台は台湾。松尾の担当編集者カズが台湾にカオリと取材旅行中にこの事態に遭遇する。
    どうやらアジアのいたるところで同じような惨状になっているようだ。
    英雄と小田は比呂美の頭の傷の治療のため病院に向かうが、そこは既にZQNに占拠されていた。
    田舎の食事処で食料を確保する英雄。随分頼もしくなってきた。

  • 海外も始まってたのね。。。にしても妊婦のシーンがグロすぎる

  • パンデミック!妊婦ゾンビが怖過ぎました…

  • 最初は台湾が舞台。こちらでもゾンビが発生している。これが話に絡んでくるのかかな?
    英雄のほうは自動車で逃亡中、赤ん坊が頭を出している妊婦ゾンビとの対決がメイン。ヒーローらしくなってきました。「泥船に乗ったつもりでいろ」などと言っているけど。

  • ああ、怖い怖い

  • スタティックな展開ですが、静かなマンガ好きなので楽しみました。ジョジョ4部みたいな内面的な葛藤がでています。黒子もポイントですね。1巻読み直しました、どっかでみたような、、、

  • これ以降は映画では描かれない物語で、
    新鮮ワクワク。

    どうなってしまうの。

  • 一旦、英雄の編集者、カズヤが台湾に取材旅行していた話が挟まれる。韓国でも騒ぎが起きているYouTubeが流れて、台湾でも騒ぎが起こっている描写から、地球規模で感染している様子。
    カズヤは、不倫相手である英雄のライバルの漫画家と取材旅行に来ていたが、彼女が感染。彼女に引っ掻かれた傷から感染してしまう。
    俺が編集長?というセリフがあることから、編集長となったと錯覚した中で、英雄連載開始とメモを書いていた。
    不倫相手に気兼ねしていてあんな態度をとっていて、英雄の実力は認めていたのかな?

    アウトレットモールから逃げ出した英雄達三人は、ヒロミの傷を消毒するため近くの病院を訪れるが、ZQNが多数いるため断念。個人病院を探すことにする。
    道中見つけた土産物屋で食料を調達することに。
    店外で男性一人のZQNを撃ち殺す。店内には妊婦のZQN。出産間近で感染したようで、股の間には赤ちゃんZQNが顔を覗かせていた。襲ってくる親子を銃で撃退する英雄だが、妊婦が赤ちゃんを庇う様子をみて、銃で撃つのを断念。
    食べれそうな食料だけ貰って車へ戻った。

    先に妊婦さんが感染し旦那さんを襲ったようなので、旦那さんが奥さんの妊婦さんをトイレに隔離。旦那さんの目には板が刺さりまくっていたから、感染後奥さんを襲わないよう自分で板を刺したのかな?
    親子ものはきついな。特に子供がでてくるものは。

  • 台湾にいる編集者の物語から始まる。
    編集長になって権限があれば、
    英雄の漫画を連載にもっていこうという考えがあったというのが
    あれほどダメ出ししていたのは期待からだったのか
    浮気相手を優先したかったからなのか。
    意外な気持ちがした。
    このエピソードから、世界中がこのような状態で
    進度の差はあれど混乱していることがわかる。

    比呂美の治療の為に病院を目指す小田と英雄。
    ZQNがいる可能性が高いというのに、
    「俺が見てきます」
    とあっさり冷静に言える英雄がすごい。
    病院の貼り紙によれば、ZQN化に
    『多臓器不全及び反社会性人格障害』
    という感染病としての名前がつけられたことだけでなく
    病院で対応が不可能なので政府通達により一般病院は順次閉鎖される。
    噛まれても自宅に戻り相談センターへ電話するしかないし、
    おそらくセンターが機能していたとしても、
    混み合ってつながらなさそうだ。
    公共交通機関を使うな、自宅から出るなというのも
    現在のコロナ禍と似ているが、それを無視して出歩くものが
    感染症を広げているのも同じだ。
    感染者が外出したら自衛隊が緊急出動し、国家を脅かすとして
    内乱罪を適用するというのが興味深い。
    ごく初期の段階でこれが決定され機能していたら
    台湾の新型コロナのように抑え込めていた可能性もあるかもしれない。

    小銭を見つけて自販機にかけつける英雄。
    比呂美の傷を洗う為の水が欲しいという小田さん、偉い。
    ライフライン自動販売機なら無料で飲めたかもしれないが。
    非常時は何が役に立つかわからない。
    自販機のそういった機能も本当に大切だと改めて思う。

    今後もし生存者を見つけたら救助したいという方針を
    確認し合う二人。これも相当の覚悟だと思う。
    この状況に慣れてしまっているのでは、と確認する小田さん。
    人型のものを殺すことに慣れていないと思いたいし、
    逆に慣れないとやっていけない状況でもある。

    万が一の時は自分をおいて逃げろと言い出せる英雄は
    男としての意地だけだとしても恰好良いし、
    「死んだらあたしらが路頭に迷うから死ぬな」
    と言う小田さんも恰好良い。

  • 水を飲んでいたシーンが印象的でした。

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