拝啓、旧人類様。 (1) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 65
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091845573

作品紹介・あらすじ

君に捧ぐ「褒め殺し」という名の人間讃歌!

1000年後の未来。
旧人類(われわれ)は仕分けされていた。

学者・医師・教師・ギャル・自宅警備員・エロテロリ●ト・
一日署長・スイーツ(笑)・ハイパーメディアクリ●イター
方舟に乗れるのは誰?

ひとりひとりの個性を
かけがえのないものとして尊重する
峰博士の審判開始!

【編集担当からのおすすめ情報】
我々、人類の大半って
「それほど意義深くなく、けっこう非合理的で、
割としょうもない事ばかり考えて生きている」
そんな愛すべき生き物ですよね。

でもこの物語に登場する新人類・峰博士はそうは考えません。

彼は我々(→旧人類)が
「非常に意義深く、合理的で、大いなる意志を持つ
偉大なる生命体であった」と深く信じています。

そんな峰博士の誤解に基づいた
旧人類(われわれ)褒め殺し讃歌を
みなさま是非お聴きください。

感想・レビュー・書評

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  • 地球滅亡後の新人類が、化石などから現代社会を誤解するギャグ漫画。ギャル、モンスターペアレンツ、カメラ小僧にカメラ女子、媚びた笑顔のシェフ、窓ガラス割る若者のカリスマ。こだわりの平成型ラーメン屋とラーメン評論家を辛辣に皮肉る回とか、面白い。

  • なかなかおもろい

  • 20XX年地球は原因不明の衝撃により壊滅状態となった。
    時は流れ、地球には新人類が誕生し再び文明を築き始めた。
    地球再興のため、かつての偉大な文明を甦らせる為に、新人類は化石化した旧人類を蘇生させた。だが勿論、すべてを蘇生することはできない。
    これは、蘇生させる旧人類を選択するための苦渋の物語である。

    ・・・と、ちょっとそれっぽく書いてみました。
    出てくる旧人類の化石は「ギャル」モンスターペアレント」「カメラ小僧、カメラ女子」「ラーメン屋」「シェフ」「カリスマ」などなど。
    それぞれを皮肉っていくギャグマンガです。
    読んでて「そうそう、そうだよね(笑)」って同感できて面白い。
    蘇生を却下されると化石が壊されちゃうのもシュールで良かった。
    でもなにか今一つ物足りない感じ。
    もっときっついツッコミ役が欲しかったかも。

  • 面白いんだけれどなぁ。
    ちょっと中途半端?
    バカにしているのか、風刺しているのかよく分からん。

  • 今の人類を旧人類として、文化について語り、必要か、必要ならば復活させるという話。文化についての語りが笑える。

  • 1000年の過去から発掘された旧人類の化石から復活させられた現代人。未来で仕分けされる時我々はどう見えるのか。と書くと真面目っぽいけど、思いっきりギャグ漫画です。ほっこりは、ほっこりだなぁというのが一番印象に残ったりして。

  • 1000年後の未来、旧人類(我々)は復活させられるべきか仕分けされている、というお話。
    一度世界が滅んで新しい人類が誕生し、私たち旧人類を化石から復活させる技術を持ったけど、全部復活させなくていいんじゃない?ってことで、仕分けしているお話。

    ちなみに議論にあがったのが「ギャル」「モンスターペアレント」「カメラ小僧」「カメラ女子」「平成型ラーメン屋」
    彼ら的にはとっても真面目に議論してくださいます。

    ジョージポットマンの平成史をちょっと思い出しました。

    助手のワカバくんのしれっとした感じがツボです。

  • ホント、久しぶりにベッドの上から転げて落ちてしまうほど、爆笑させられた
    かなり毒性の強いギャグ漫画が世に出てきてしまったものだ・・・
    馬鹿馬鹿しい思想や行動も、一周する寸前まで、トコトン突き詰めると、逆に崇高なものに見え、思えてきそうになるから不思議なものだ
    わかば助手のSっぷりが、またイイ。実際、彼は結構、『知っていて』、その上で事態を静観しているような気配があるな
    第六話に関しては訴えられないか、不安になった
    しかし、実際問題、このような状態に未来がなってしまったら、私は蘇生させてもらえるだろうか・・・その場合、どんな名称で蘇生させられるのか、怖いわぁ

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