ギャラリーフェイク: 花と器 (16) (BIG SPIRITS COMICS)

著者 :
  • 小学館
3.53
  • (13)
  • (15)
  • (40)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 253
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091846167

作品紹介・あらすじ

▼第1話/わたしを宇宙へ連れていって▼第2話/花と器(前編)▼第3話/花と器(後編)▼第4話/革命に死す▼第5話/草原のブッダ▼第6話/黒い画商たち▼第7話/かくも長き不在▼第8話/生贄▼第9話/この胸にときめきを…●登場人物/フジタ(主に贋作を扱う画廊『ギャラリーフェイク』のオーナー。美術界の表と裏に精通し、暗躍している)、サラ(フジタのアシスタント。実家はアラブの大富豪)●あらすじ/時は2021年、スペース・シャトルによる宇宙旅行が始まっていた。フライト間近になって、NASA予約センターのミスで乗客の身体的データが消去され、日本人乗客30人のチケットが発券されない事態が起こる。1人1万ドル、予約は5年先までいっぱい。そんな宇宙旅行がキャンセルになれば、旅行会社は危機に立たされるのは明らか。そんなとき、ミカド・ツーリスト社長 三角淳平は、1998年、自分の人生を変えた一日のことを思い出していた…… 大学4年生の三角は、就職活動の真っ最中。だが、思いを寄せる彼女のひとことで、フランス・ワールドカップ観戦に出かけることになる。だが、現地・トゥールーズに到着してみると、観戦チケットがない! 途方に暮れる友人たちを見て、三角は移動中のバスで出会ったフジタという怪しげな男に連絡をとるが…(第1話)▼一流料亭の主人・地蔵大作は、フジタの才能を認め、なんとか裏の世界から表の世界へと引っ張り出そうとしている。だが、フジタはそんな彼があまり好きではないのだった。そして地蔵の茶会で二人が激突!! どちらが夏の花をより美しく活けるか勝負をすることになった。フジタはひまわりを活ける器を自分で焼くというこりようだが… 地蔵には力強い味方がいる様子。果たしてその勝負の結末は?(第2話)●本巻の特徴/「スピリッツ増刊」掲載、サラが大活躍する『ギャラリーフェイクANNEX』(革命に死す)も掲載!!●その他の登場キャラクター/地蔵大作(料亭を経営する傍ら、美術に興味を示し、フジタに関心をもっている・第2、3話)、知念護人(ギャラリーフェイクをよく訪れる国宝Gメン・第3話)、ラモス・コルテス(盗掘専門の宝探し屋。フジタとは犬猿の仲第8話)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 副題は「花と器」

    地蔵さんと生花の勝負。
    モンゴルの仏像。
    いぢわる婆さんの骨董店。
    ラモスと少女のミイラ。
    フジタは巨乳派?小乳派?

    (2005年11月14日読了)

  •  美術をテーマに取り上げた漫画で、主人公の藤田の美へのあこがれ・探求・崇拝がわかりやすく、時には難解に描いてあります。
     一話完結なので、どこから読んでも読みやすく、おもしろいですよ。

  • これで芸術の勉強

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

細野 不二彦(ほその ふじひこ)
1959年生まれ、東京都出身。大学時代からスタジオぬえで活動。大学在学中の1979年、『マンガ少年』掲載の「クラッシャージョウ」(高千穂遙原作作品のコミック化)でデビュー。
アニメ化された『さすがの猿飛』及び『Gu-Guガンモ』などのコメディ作を手がけたあと、青年漫画に進出。以降も『太郎』『ギャラリーフェイク』『ダブル・フェイス』といったシリアス路線の人気作を次々と生み出し、長年に渡り一線級の人気を誇っている。

細野不二彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×