ギャラリーフェイク: トンパ・ミステリー (17) (BIG SPIRITS COMICS)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091846174

作品紹介・あらすじ

▼第1話/ルナティック・ルナシー▼第2話/堕天使の聖夜▼第3話/ペン先の値段▼第4話/東方の三国志(前編)▼東方の三国志(後編)▼第5話/トンパ・ミステリー(前編)▼トンパ・ミステリー(中編)▼トンパ・ミステリー(後編)▼第6話/キャラ立ちぬ●登場人物/フジタ(主に贋作を扱う画廊『ギャラリーフェイク』のオーナー。美術界の表と裏に精通している)、サラ(フジタのアシスタント。実家はアラブの大富豪)●あらすじ/『ギャラリーフェイク』に、安藤広重の浮世絵を展示しようとするものの、何か趣向を凝らしたいと考えるフジタ。しかし、いいアイデアが浮かばない。そんなとき、ある男からスイスの高級時計メーカー・ブラパンの“1735”の問い合わせの電話が入った。フジタはその電話で、月光の描写が美しい安藤広重の浮世絵とムーンフェイズ付腕時計の“1735”を一緒に展示することを思いつく。そして、展示から数日後、『ギャラリーフェイク』に“1735”を購入したいという男がやって来る。しかし、その男は……(第1話)。▼高田美術館20周年記念を兼ねた X'マスパーティーが開催されることになった。三田村の提案で、パーティーの招待客には“天使”にまつわる品を、プレゼントとしてひとつずつ持ち寄ってもらうことになっていた。そして、フジタには天使に関係した美術品を持ってきてほしいと三田村から頼まれる。そこで、フジタが考えたものは……(第2話)。●本巻の特徴/中国に旅立ち、フジタが出会った“トンパ経典”の謎を探った長編「東方の三国志」(前編~後編)も掲載!!

感想・レビュー・書評

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  • 副題は「トンパミステリー」

    月の絵師広重とブランパンの時計。
    ブレイクと天使のパーティ。
    蒔絵万年筆。
    知念と地蔵と檜皮。
    トンパ経と蠱術。
    ケータイストラップと根付。

    (2005年12月04日読了)

  •  美術をテーマに取り上げた漫画で、主人公の藤田の美へのあこがれ・探求・崇拝がわかりやすく、時には難解に描いてあります。
     一話完結なので、どこから読んでも読みやすく、おもしろいですよ。

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著者プロフィール

細野 不二彦(ほその ふじひこ)
1959年生まれ、東京都出身。大学時代からスタジオぬえで活動。大学在学中の1979年、『マンガ少年』掲載の「クラッシャージョウ」(高千穂遙原作作品のコミック化)でデビュー。
アニメ化された『さすがの猿飛』及び『Gu-Guガンモ』などのコメディ作を手がけたあと、青年漫画に進出。以降も『太郎』『ギャラリーフェイク』『ダブル・フェイス』といったシリアス路線の人気作を次々と生み出し、長年に渡り一線級の人気を誇っている。

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