兵馬の旗 (4) (ビッグコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091846303

作品紹介・あらすじ

かわぐちかいじ描く、熱き男たちの幕末!!

勝安房守(海舟)と西郷吉之助(隆盛)の、虚々実々の駆け引きのあと、江戸という巨大都市は、大きな転換点を迎える。だが、兵馬の胸には一抹の迷いがあった。果たして幕府の長・将軍慶喜の定めた恭順の方針に従い戦いを止めることが、自分のすべき選択なのか? 兵馬の選んだ道、そしておぼろげながら見えてきた兵馬の掲げるべき旗とは? ますます加熱する幕末、青雲の志だけを友として駆け抜ける男たちを描く!

【編集担当からのおすすめ情報】
兵馬の幼なじみとして新登場のキャラクター・市村小太郎や、後半で江戸を離れた兵馬が、否応なく戦争に巻き込まれていきながら、必死に自分の道を探そうとするくだりなど見所満載です。

感想・レビュー・書評

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  • 旗は、それぞれの心の中に。
    これが、兵馬の旗。

    ということで、テーマがストレートに出てきた感じです。

  • 戊辰戦争への幕開け。

  • 世界へ打って出る前の日本の中での、日本人同士の殺し合い、どちらにも掲げる正義はあるが、結局殺し合い。殺し合いの中でどう折り合いをつけて理想を持ち続けることが出来るのか、それが人としての生き様なんだろうけど、現代から過去の歴史上の殺し合いを見ると、懸命に生きている人の上に今のどうしようもない日本の官僚国家が出来るんですよとは言えないなぁ

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著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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