こころ (ビッグコミックススペシャル)

  • 小学館
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本棚登録 : 312
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091848161

感想・レビュー・書評

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  • 2016年読了

  • 現代版に大胆にリメイク、と聞いておおそれは一か八かな…とドキドキしながら読んだ。
    作者の「こころ」の解釈が私と近いように感じ、思っていたより読み易かった。
    多分連載の関係だと思うけど、ページ数がかなり足らず、つぎはぎの概略説明のようになってしまっているのは残念。
    もっと尺があれば、更に良い作品になったと思う…。
    現在の先生はドキッとする色っぽさだった。

  • 夏目漱石の名作「こころ」を、榎本ナリコが現代的解釈で漫画化したもの。それほど良くもなく悪くもなく、といったところ。そういえば最近、榎本ナリコは読んでないなぁ。

  • 綺麗と言うべきか、繊細と言うべきか、時に大胆と言うべきか、色々な感情がごちゃまぜになった。この作品がとても好きである。

  • 105

  • 恥ずかしながら原作は読んだことがありません。
    でも大筋くらいは知ってて。

    そんな感じで読むと最初の若者と先生との
    やりとりが不要に思えてくるんですが。

    あとはもうクライマックスのシーンへ突っ走るだけ、
    って気がします。

    エロシーンがほぼないのは新鮮で○。

  • こころの同人誌みたい。

  • 現代版になっている…!
    でも年代設定がいまいちわからない。
    平成初期…?でもないか。
    携帯とか文明の利器が出て来ないのにファッションや口調は近代的でなんだかふわふわした感じ。

    私さんと先生は無理に名前作らないでも良いと思う。
    でも無いと都合が悪いのだろうか…。

    Kのビジュアルは理想的でした。

  • 夏目漱石『こころ』のコミカライズ。
    現代風にアレンジされ、原作の名文を多用してている。違和感はない。
    夏目先生の古びなさに感じ入る。

    原作との大きな違いは、先生が結婚していないことと、先生が殉死していないこと。
    近代的自我(個)がなおいっそう強まっている。

  • 「夏目漱石こころの現代版」
    とても読みやすい。
    今風に直されているので、
    平成の青年にもわかるでしょう。
    先生の罪悪感を。
    そして、
    こころを。

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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