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Amazon.co.jp ・マンガ (448ページ) / ISBN・EAN: 9784091848406
作品紹介・あらすじ
花沢健吾の傑作…新装版上下巻で発売!
大ヒット作『アイアムアヒーロー』の花沢健吾の初連載作、
『ルサンチマン』。
ファンから熱狂的な支持を集めるも、
「報われなかった傑作」と言われるこの作品が、
上下巻で新装版として遂に登場!!
物語の舞台は、2015年、東京。
デブ、ハゲ、素人童貞のたくろーは、30歳の誕生日に運命の彼女と出会う。
しかし、それはアンリアル――
バーチャルリアリティープログラムによって構成された世界・仮想現実の中のAIキャラクター・月子だった……
「現実を直視しろ。おれ達にはもう仮想現実しかないんだ」
月子に惹かれていくたくろーだったが、
彼女の存在には大きな秘密が隠されていた……
【編集担当からのおすすめ情報】
2004年からスピリッツ誌上に掲載された、
全4巻で「打ち切りになった」伝説の花沢健吾氏の初連載作。
今も各所で「傑作!」と絶賛されるこの作品が、
このまま埋もれてしまうのは勿体ない!!
…ということで、新装版として上下巻での刊行が決定いたしました!
読むタイミングを逸していた方、
存在すら知らなかった方、
連載当時応援してくださった方…
あらゆる人に、「今だからこそ改めて」読んでいただきたい作品です。
10月末には『アイアムアヒーロー』の10集
及び『ルサンチマン新装版』上巻が発売されており、
そしてこの『ルサンチマン 新装版』下巻と一緒に、
こちらも大注目、単行本未収録作品を完全収録した、初の短篇集『特火点』が発売!!
2か月で4冊リリースの「秋の花沢健吾祭り」、
くれぐれもお見逃しなきようお願いいたします!!
感想・レビュー・書評
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月子は特別なソフト(出荷ミス)で“ユーザーを愛する”設定がなく、自発的発展で開発者の神埼を慕っていた。神崎はヴァーチャル世界に潜んでいたが、それでも醜い姿のままでいたから、月子が記憶をなくし「三日月」の名で在籍した売春宿に来たとき、月子にはすぐ探し求めていた“最初の男”だとわかった。神崎は“射殺”され、坂本と月子はマジックソフト“空飛ぶ箒”で脱出した/話は〈現実世界〉規模に発展する。月子は単なるバーチャルではなく、前世はITの〈神〉であり、彼女の潜在能力を引き出せばネットだけでなく現実世界をも支配できる…
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10年も前にこんな世界が描かれていたとは!
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30歳、素人童貞、実家暮らし(父親が瀕死状態のため家業である弁当屋は休業中)、ハゲ、金なし(貯金60万円はあったが、パソコン一式を揃えるために全額使う)の男がメタバースで出会った少女との生活を経て異性との触れ合い方を知り、現実が少しだけ生きやすくなる話だった。メタバースでの性行為で用いられるグッズ“VVR(ヴァーチャルヴァギナホール)”が用途そのまんまの商品名で笑った。
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花沢健吾氏の作品『ルサンチマン』の新装版の上下巻を読んでみた。 いやいや、ひたすら、儚い&切なかった。 月子ちゃんはかわいい・・・ 長尾さんは、良い女性・・・ 傑作!!
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収集のつかなさがそのまま魅力になるデビュー作。あらゆる意味で本物感が凄い。
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オチ、そーきたか。
そーゆーことなのか。
理想は、娘と化す。 -
後半の怒涛の展開はマジヤバイですね。素晴らしかったです。
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「生まれてきてくれて、ありがとう」
実はおれ、声出して泣いたんだ。 -
上巻では、まだ、モテナイ男の醜さ、がメインだったけど、
下巻では、世界の危機、本当の戦い、という感じになった。
どちらかというと、チープな感じがしたけど、一応、話の決着は綺麗にまとまったと思う。
もうちょっと、モテナイ男の醜さ表現を抑えてくれれば、見やすかったと思うんだけどなぁ。
そこが味なんだろうか。
とにかく、良い作品だけど、手放しでは勧められない作品です。 -
読み始めた時、泣くだろうなあと思って読んだけど、やっぱり泣きました。
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うーん拓朗が結局かなり優柔不断の糞野郎に見えなくもないけど童貞根性丸出しの男ならこれが本来の行動だよな。最後には命を投げ出すまでは行ってるんだから一応男らしいちゃ男らしいのかね?
エチゴ大勝利おめ!
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