- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091850249
作品紹介・あらすじ
高齢BARへ、いらっしゃ~い!!
伝説のママ・ジルバの店 BAR OLD JACK & ROSE―――
終戦直後から夜の世界で生きてきたホステスたちの高齢BAR。
ホステスの平均年齢は70歳以上。人生の酸いも甘いも知り尽くした女たちが最高のおもてなしで、常連客たちを迎える。
そこへ飛び込んだ一人の新人・笛吹 新(うすい・あらた)、40歳。
大手スーパーの倉庫で働く彼女は、
恋人なし、貯金なし、老後の安心なしの崖っぷち人生。
リストラで希望の職場も追われ、
夢も、仕事も、結婚も、あきらめかけた彼女が、
笑い、歌い、踊り、いつの日か忘れていた何かを取り戻していく。
昼と夜、二足のワラジで働くことになった、見習いホステス・“アララ”。
彼女のシングルライフに、どんな変化が訪れるのか!?
【編集担当からのおすすめ情報】
『本場ぢょしこうマニュアル』『モンキー・パトロール』の有間しのぶ、画業三十周年の集大成!! 笑いあり、涙あり、オババあり、の3拍子そろった人生劇場!!
感想・レビュー・書評
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連載で楽しみにしている作品。駄目だまとめて読むと泣ける…。
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この人のマンガの登場人物たちはなぜにこんなにやさしいんだろう。
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ドラマが良すぎて原作漫画も購入!
原作はドラマに増してパワーアップしている気がする!?
40歳でもまだまだ若い、25歳の私なんて小娘すぎるな!! -
2021/8/23 テレビが最初。池脇千鶴がヒロインで、年取った‼️。40女の悲哀。
逆に草笛光子は、歳をとっても綺麗だった。
漫画がそのままのイメージ。女優が合わせてるのに漫画の方が寄ってきた。 -
202101/全5巻まとめて。戦後と震災。女性達の力強さ・たくましさ・かわいさが描かれてて良い漫画。倉庫職場の同僚エピソードも笑って泣ける。BARの面々も魅力的で頼もしい。そしてあそこに住めるのは羨ましい…笑。
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あまり漫画は読まないんですが
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良かった。
生きていくというなんか、哲学があって。
前を向いて、笑って生きていけ!と背中を押されるような気持ちになった。 -
ずっと読みたかったので、自分の発奮剤として購入。
何回でも読み返す気がする。
すべての女に、幸あれ! -
2016.04.28 朝活読書サロン
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40なんてまだまだ小娘!人生これからだ。一人一人に辛い過去があるけど、今が良ければ笑いあえる。勇気をもらえる一冊。会津の「さすけね」という言葉、素朴で温かくて好き。続きも楽しみ。
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40才になり、会社からは裏方に回され、女としての生き方に迷い込んだ先に見つけた「OLD Jack&Rose」の求人。
条件は40才以上!主人公は扉を叩く。
久しぶりに面白い漫画に出会えた〜ジルバの昔話が絡むところからグッと引き込まれた! -
今のところ、そんなに嫌な奴もでてこないし、有間しのぶらしい「モブの手書き台詞がけっこういい」っていうのも健在だしで安定感あり。絵柄がだめな人はいるかもしれないけど…でも好きな雰囲気です。
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どんづまりアラフォーに共感するだけのマンガと思いきや、戦争を生き抜いた女の歴史つき!
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戦後と震災の復興を背景に、女性たちのたくましさと可憐さを、力強く謙虚に描いてる。じんわりナミダ。
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地元の先輩、有間さんの新刊だ!
なんて偉そうに・・・、三月になるまで知らなかった御方。
共通の友人が居る様で、初めてその名前を聞いた。
で、肝心のマンガなんだけど・・・
これ、本当に面白い。
特に40歳以上だとハマるんでないかな~!?
自分の地元がちょくちょく出てくるのも良いよねwww
本当にお薦め、是非~♪ -
ビッグコミック?かなんかに連載されてて気になって探した。
有間しのぶ氏の作品は初めて読むはずなんだが、読んでいて凄く懐かしい感じがした。
子どもの頃、図書館の児童書のコーナーで座り込んで本を読んでたのを何故か思い出した。
主人公の先が見えない現在の状況やお姉様方の過去の話も切ないけれど、元気が出ました。
明日も背筋を伸ばしてがんばりたい時にオススメの本。 -
ここもと、「女の人生様々」的な漫画がいっぱい出てて、キャリアウーマンでも母でも嫁でもない私、だなんてのは、「すーちゃん」に限らず、ここ5年くらいで増えたなーと思う。ちょっと前までは「高齢処女ブーム」だなんて言われてて、で、新たな隙間産業となりえそうな、これ。「徒なお姉様」シリーズっていうの?
主人公が40歳姥捨てキャリアに乗せられたOLってところでもうゾッとするのに、この主人公がお子ちゃま扱いで初々しいのなんのって。
まだまだ人生捨てたもんじゃない。最後の最後まで何があるかわからない。そんな気分にさせてくれるってなんか素敵じゃない?
セリフも粋な回しで好き。婆チャルアイドル、とかね。いい。すごく割り切っててかっこいい。 -
女、四十すぎて、明るい明日が見えない。そんなときに新しい先輩達を得て、自分を見直し始める。こう書くとありがちなシチュエーションだが、ババ専バーと言う道具立てひとつで素晴らしいストーリーが展開されるb昭和の名作ドラマのような展開。
今まで作者、有間しのぶの作品はあまり好んで手に取ることは無かったけど、連載でもこれだけは見かけたら必ず読んでいた。一話一話の出来上がりが素晴らしい。特に今回収録の9話はたまらない。最後二ページには人として愛情とはなにかを問う素晴らしい一コマだ。これを見るためにもこの一冊を手に取ることは損じゃない。 -
まだ続いてるのですが、なんかもう胸いっぱい。ゆっくりじっくり読んだ。
40歳行き止まりのアララ(新)が、倍生きる高齢ホステス・マスター・お客様に触発されて蘇っていく。読み始めには思ってもいなかったブラジル移民問題と、福島の地震・原発問題を絡めた過去と現在の人々の「生きる」姿。
1巻はいろんな糸が、絡み合って、大きな布をつくってゆく、その布目を読んでゆく途中なのです。
うわーん、続き楽しみぃぃ。