重版出来! (1) (ビッグ コミックス)

  • 小学館 (2013年3月29日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784091850409

作品紹介・あらすじ

マンガに関わる人々の超骨太人間ドラマ!

「マンガ」は、漫画家だけのものじゃない。
編集者、営業、宣伝、製版、印刷、デザイナー、取次、書店員…。
数えきれないマンガの裏方たちのリレーで、読者の手に届くもの。
そう、裏方の熱き想いがあるからこそ「マンガは売れる」んです!

マンガに関わる一人ひとりの人間ドラマをぐいっと描く本作、
全ての仕事人へのエール漫画です!!!

【編集担当からのおすすめ情報】
このマンガ『重版出来!』は、多くの取材を重ねて作っています。
取材のたびに、マンガに関わる誰もが愛情を持って働いていることを
痛感します。その熱を著者の松田さんが吸収して描かれる本作、
担当は毎回毎回そのドラマに泣かされています!
「マンガという商品はどうやって作られるのか?」に興味がある方も、
ぜひぜひお読みください!!

みんなの感想まとめ

人間ドラマを通じて、マンガ制作の裏側に関わる人々の熱い想いが描かれています。主人公の心ちゃんの真っ直ぐな生き方は、多くの読者に勇気を与え、仕事へのモチベーションを高める要素となっています。印刷会社や書...

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の心ちゃんの真っ直ぐな生き方に励まされます!「いろいろあるけど、どこかに自分のことを待っている人がいるから仕事がんばろう」と思えました。

    印刷会社や、書店など、出版にまつわる人々のことも描かれていて、出版物に興味がある方にも、おすすめのマンガです。

  • 書店を舞台にした作品、出版社の編集者を描いた作品、マンガ家を主役にした作品は色々あるけど、書店×出版社×マンガ家の現場をバランスよく描いた作品ってなかなかないと思う。元書店員としては当然食いつきましたとも。
    主人公は新米編集者、大学では女子柔道に没頭していたバリバリ体育会系の黒沢心。一見ゴツめで、面接時には「小熊」とあだ名されてた逞しい女子。こういう熱血系キャラって、まぁありがちな感じがするけど、ちょっと斜め上をいってるというか…その熱さが鬱陶しくならず、場面によってはすごく新鮮に感じる時がある。そこが松田奈緒子さんらしいかも。逞しいけど愛嬌があって、意外と着ている服がかわいいところもまたよい。彼女を始め、クセのある濃~いキャラ達が次々登場。キャラといえば、心が所属する青年マンガ誌「バイブス」の先輩編集者、五百旗頭(いおきべ)さん。彼は松田さんの作品「少女漫画」にも編集者として登場していたので、再会が嬉しかったわ。
    作品を生み出し、本として形にし、売り出す…。その過程過程のシビアさをかなりリアルに表現し、その都度「売れる」ことの重要さについて考えさせられる。マンガ雑誌単体での黒字部署は殆どなく、単行本の売り上げとの収支で利益を出している現実。
    「雑誌がなくなるってことは多くの人の人生が変わるってことだ。」
    五百旗頭さんが発したこのセリフの重さを、誰よりも松田さん本人が身に沁みて感じているのではないだろうか。「少女漫画」のあとがきでも、惜しまれて惜しまれて休刊となったとあるマンガ誌のことに触れていた。そして、私が松田さんを知るきっかけとなった雑誌も、それとは別の、残念ながら短い命で休刊となった少女漫画誌であった。休刊となったときの無念さは読者とて同じである。
    売れる本を世に出す。そして、全力で売る。
    そのための努力というものは、本当に地道なものである。書店と出版社との連携。先を読みながら発注数を決め、コーナーを作り、手書きPOPを作成し…。そんな現場を離れて幾年がたつだろう。このマンガを読んで、あの日々が昨日のように甦り、一つの作品を売るために奔走するたくさんの人々の懸命さに、目頭が熱くなった。
    彼らの熱さが、励みとなります。一読者となった今は「重版出来!」の言葉が飛び交う現場に少しでも貢献したい。本に詰まったたくさんの「想い」を、書店の店頭で感じたい。
    出版不況といわれて久しいけど、こういうパワーみなぎる作品に出会うと、まだまだこの業界も捨てたもんじゃないなと思います。どんどん読むぞ、買うぞ!って気にさせられます。続刊が本当に楽しみ!!心ちゃん、どんどん暴れて、この業界でも「一本」見せてください!!

  • 感想
    コマ割が独特だなぁ。出版業界の裏側が覗ける。

    あらすじ
    柔道一筋だった黒沢は怪我で柔道を諦め、出版業界でのし上がることにする。漫画の編集に配属され、作家の扱いや営業の努力など様々なことを学ぶ。

  • お仕事漫画。説教くさくないところと、主人公が熱く働いているところがいい。

  • 漫画ってこうやって世の中に生み出されるのね。安野モヨコさんの「働きマン」とかぶる部分もありつつ、、

    コグマちゃんは真っ直ぐで熱い良い子だな。
    絵柄がとっつきにくいけど、社長のエピソードはじんときますね。

  • めっちゃいい!
    主人公の心ちゃんの真っ直ぐさも
    出版社や書店で働く方々の熱さも素敵。
    本好きだから、
    一冊の本が出来上がるまでに
    たくさんの人がいろんな形で関わって
    読者まで届いているのだなと実感できるところがたまらない。
    さらに本が好きになるし、
    これからもあり続けてほしいと思う。

    たんぽぽのところは
    ぐっとくるものがあった!

  • 本がどうやってできるか分かるので、本好きならおもしろく読める。
    絵柄で読まず嫌いしてたけど、読んでみたらおもしろかった。

  • 本を売ろうとする出版社の人達、書店の人達の熱い想いが伝わって来る。
    一冊の本を売り出すことの大変さを感じた。
    面白くても売れない本は沢山あって、売れるものと売れないものの差って何だろうと改めて不思議に思った。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「売れないものの差」
      それが判れば、皆売れる本を書く(書けるとは限らないでしょうけど)?
      売れても忘れられてしまう人も居るし、、、難しい...
      「売れないものの差」
      それが判れば、皆売れる本を書く(書けるとは限らないでしょうけど)?
      売れても忘れられてしまう人も居るし、、、難しいですね。
      そして本屋さんが、本の洪水に負けないで、良いと思う本を選んでくださるよう希ってます。。。
      2014/05/16
  • 内輪ネタなので世間的にどの位ウケてるのかわからないけど、曲がりなりにもその内輪にいる身としては、面白かった。
    もちろん「体育会系の主人公が思いっきり文化系の世界に飛び込んできた」っていう面白味もあるのだけど、自分の仕事を客観視できるのが良い。

    本に携わる仕事、というとどうしても編集者にスポットライトが当たりがちなんだけど(そして実際社内における権力も強いのだけど)、今回は営業メインの話。
    もちろん営業の努力なくしてひとりでに売れてくれる、手のかからない本もあると思います。けど、そうでない本をどうやって1冊でも多く売るか。それを考えるのが営業の仕事です。
    地味ではあるし、この漫画みたいにトントン拍子に上手くいくことは少ないけど、この仕事の「やりがい」は理解してもらえるとは思う。

    ただ、まだまだ自分には努力が足らんと思い知らされます。ムム!

  • 【重版出来―じゅうはんしゅったい】
    出版業界の全員が幸せになれる魔法の言葉![笑]

    書籍そのものの魅力はもちろんだけど、その本を見出す人、
    よりいい本へと共同作業で作っていく編集さん、
    いろんな人に魅力を伝えて協力者を探す営業力、
    本への情熱を読者に伝えようとがんばってくれる書店員さん。

    本が好きな人たちの苦悩と喜びが詰まっていて、
    興味深くておもしろかった。

    同じものを作る側の人でも立場が違えば見据えるところも
    目指さなきゃいけないところも違ってくる。
    根底にある想いは同じでも答えは1つじゃない分難しい。

    仕事に対して誠意も熱意もある人だけで仕事ができるなんて
    当たり前のことが奇跡のように難しく、成り難い。
    熱意のバトンが繋がっていく瞬間が見れて
    がんばろうという気持ちが湧いてくる。

    主人公の心ちゃんの強さと熱意、真っ直ぐさがステキ!!!

  • あなどってました、ごめんなさい。
    本屋で見つけて、ここしばらく書店モノが自分の中で続いているなぁと思いながら購入。
    でも、いわゆる「業界モノ」なんだろうなぁと思っていたら、凄かった。
    作る人と売る人とそれをサポートする人、それぞれの思いをきちんと感じられる作品。
    また泣いた。
    最近、涙腺ゆるいなぁ…。

  • 201304/松田奈緒子作品は好きなんだけど、これはちょっと内輪受け感があって若干温度差。とはいえ、出版業界に限らず働く上で当たり前のことを大切に頑張っていこうという胸熱な展開で読んでて楽しい。初見のかたには絵柄で損しそうかな。

  • 心ちゃんの魅力と社長の見る目の良さから始まり
    一気に心ちゃんにハマってしまう展開が好きだ。

    三蔵山先生のエピソードはとても好きだ。
    老化が理由であれば徐々にのことなので
    自分でも気づきにくいだろうし、
    心ちゃんが解決策を見つけてくれて本当に良かった。
    あのアシ以外はみんな良いお弟子さんたちだし
    デジタルに挑戦しようというのも偉いし
    五百旗頭さんもこれからは相談するよと言ってもらえて
    編集冥利に尽きるだろう。

    フィクションだからと流すべきところなのだろうが
    紙をヤギに食べさせるのはやめて欲しい。
    体を悪くしてしまう。捨てるよりよほど罰当たりな行為だ。
    換金してから寄付でもすれば良いのに。

    普通にハラスメントが出てくるが、業界的にはこんなものなのだろうか。
    締め切り破りにしても一般的な企業であればありえないことなのに
    なんとか原稿を取ってきて印刷機も止めさせて何とか入稿する
    というのももう古い慣習のような気がする。
    人気でもきっちり締め切りを守っている作家さんも当然いるわけだし。

    希望の部署に配属されず、それでも自分なりに一生懸命やっているのに悔しい気持ちは分かるが
    心ちゃんのことを知らずに勝手に女はいいよななどと
    言い出す根性が小泉の良くないところなのではと思う。
    書店員さんが本人に幽霊みたいというのは失礼極まりないが
    正直言い得て妙ではある。

    心ちゃんが何も知らなくて子供っぽいまっすぐさではなくて
    今まで自分の領分で積み重ねて苦労してきたからこそのまっすぐさなのが良い。

    面白い漫画が売れるとは限らない。
    人気商売のものはどれもそうだろう。
    本当は良いものはみんな売れて欲しいが。
    書店さんがはりきってディスプレイしてくれて、
    それを見て担当さんと作家さんが喜んでくれる流れが素敵だ。

    最終的に小泉が化けたのが気持ち良い。
    岡さんの奥さんがサインをもらっておいてくれるのもさりげなく良かった。

  • 柔道ひとすじに頑張ってきた心ちゃん。
    怪我でその道をあきらめたあと、
    就職したのは出版社。
    その理由が「漫画を見て柔道に憧れたから」
    だって!
    自分がワクワクしたように
    世界中の人をワクワクさせたい…
    ええやん、ええや〜ん。ベタだけど。

    で。お仕事です。
    編集部の営業さんって
    こうやって売り込みかけるんだ。
    漫画に限らず、他の出版物もだろうけど
    たくさんの人の手が橋渡ししてるんですね。
    そんな裏側も見れて楽しい。
    あと編集長が阪神ファン(笑)

  • ドラマから参入。
    面白い。こんな上手くいくことは実際あんまりないのだろうけれども、それでも頑張ろうと思わせてくれる。自然と応援したくなる主人公が魅力的。

  • 勧められて3巻まで読む。10年ぶり位のコミック。あまり上手じゃないけど、絵もネームも昭和の香りプンプンで。これが売れているなら、今時の…も捨てたモノじゃないかも。

  • 学生時代柔道一筋で育った主人公・心が出版業界に携わることになって接した様々な人とのやりとりを軸にしたお仕事漫画
    出版チームの理想とは?良い営業像とは?

    勢いで行動するところもある主人公像、とか漫画家のスランプとか題材自体はベタでもストーリーの肝になっていく着眼点が新しい

  • ひとまず1巻。
    表紙から想像していた絵柄が本編は違ったので意表をつかれました。
    よくあるお仕事エッセイ的なものだと思っていたら、人間味あふれるストーリーマンガだったんだもの。
    これは嬉しい裏切りではある。が、食わず嫌いな人も多いのでは……

    そして、なんといっても勢いがすごいです。
    柔道で日本代表を目指してた心ちゃんの、いい意味でのスポ根と素直さがとても好ましい。
    かわいい服着てたりして意外と女子力高そうな心ちゃんが、もりもりご飯食べちゃうとか、かわいすぎるでしょう。

    本ができるまでに、そしてその本が売れて「重版出来」されるまでには、作者はもちろん出版社の人間(編集の人や営業の人)や書店員など、様々な人の手が携わっているんだなぁ、と改めて考えさせられました。

    久しぶりに面白いマンガに出会えました♪続きも読むぞ~!

  • 様々なプロフェッショナルの連携で商品、サービス、ビジネスはなりたってる。この世界観だいすき。

  • ドラマからの後追い、中古本でまずは1巻購入。

    …といいつつも、実はしばらく前に新聞広告で目にして、出版されているのは知っていた。チビ絵(?)とタイトルのみの表紙を見た限り、お仕事あるあるエッセイ漫画だと認識していたのだ。まさかストーリー漫画だったとは。さらにこの漫画が出た時期は、「百姓貴族」や「ママはテンパリスト」といった大型サイズのエッセイ漫画が華やいでいたように思う。近所の本屋でも新刊というくくりだったのか、確かそれらと同列に扱われていたような…。
    皮肉にも…「仕掛ける話」「表紙の話」を活かせなかったのでは?と思ってしまった。

     それでも手に取ったのは、ドラマの余韻にまだまだ浸りたかったからだ。
    そもそも連続ドラマなど気にも留めないのだが、主題歌がユニコーンだというのでたまたまチェックしたのがきっかけだ。そして出演者の面々に魅力を感じて観はじめた。すぐに、個性的な登場人物たちによる、いち言動やいち心理表現の、細かさ、上手さ、巧みさにぐいぐい惹き込まれていった。私には傑作だった。

    さて漫画はというと、人物設定や着眼点がものすごくいいと思う。この人たちが今後何かやらかしていくぞ?とわくわくさせられた。知らない業界を見ることができて、知的好奇心がうずいた。
     
    しかし…いかんせん読みにくいのだ。コマの流れというか、見たい、見せてほしい場面があっさりとした小さいコマだったり、小さいコマの中で、カギとなるセリフが言われていたり、不要かと思われる「描写の補足文字」がぎゅうぎゅうに詰められていたりする。各所でストレスを感じ、違和感ばかりが残る。これが作者の作風なのだろうか?それとも1巻だからなのだろうか?これまで漫画は人並み程度には読んできたつもりだが、こういったストレスは初めてだった。

    どうしても理解できないのは、主人公が「小熊」と称される場面。あまりに唐突すぎて、どこか読み飛ばしたのかとざっとめくり直すも特に説明や背景は見当たらず…。2巻以降にでてくるのだろうか…?
    残念ながら絵柄にも魅力を感じず、好感を持てなかった。

    個人的には漫画としては2巻以降は手に取らないだろう。
    ただ、ドラマは大満足だったので、ドラマでの続編を期待して☆3とした。

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著者プロフィール

漫画家。1996年デビュー。『えへん、龍之介。』『花吐き乙女』など独特の感性が光る作品を多数発表。2016年春にドラマ化された『重版出来!』で一躍人気作家に。2016年、デビュー20周年を迎えた。

「2017年 『【特典付き】レタスバーガープリーズ.OK,OK! 完全版 【全3巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松田奈緒子の作品

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