68m―手原和憲高校サッカー短編集 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 45
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・マンガ (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091850430

作品紹介・あらすじ

珠玉の高校サッカーオムニバス、待望の刊行!

「ビッグコミックスピリッツ」誌上にて不定期掲載され、
その度に人気を博してきた読み切り短編を
余すところなく収録、1冊にまとめました。

ケガを引きずりながら最後の選手権に懸ける点取り屋を
チームメイトとの友情を絡めて描いた【ピンチキッカー】。

レギュラーの座を奪うことしか頭にない俺様控えGKが暴れ回る
痛快なストーリー【ベンチウォーマー】。

先輩からのコンバート命令に納得できない下級生が
迷い、そして答えを見つけ出してゆく【ウノ・ゼロ】。

一時代を築いた老監督の、哀しくも重みのある退き際を
教え子であるコーチの目線から描く【老牛】。

ユースを蹴って高校サッカーに転身した天才DFの末路に
落涙必至の表題作【68m】。

弱小校から強豪まで、高校のサッカー部を舞台にした
5つのストーリーは、いずれも温かく、そして優しい感動を呼ぶものばかり。
本人もプレイヤー経験のある著者による超意欲作、ぜひお手元に!!

感想・レビュー・書評

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  • 海外リーグで活躍するような、運も実力もあるヒーローは登場しません。
    登場するのは、サッカーは好きだし努力もするけどソコソコな実力の凡人たち。あるいはヒーローに成り損ねた元天才。
    ベンチウォーマーの悔しさ、起用法への不満、才能の限界を感じたり、辛いこともたくさんあるけど、それでもやっぱりサッカーが好きなんだという気持ちが伝わってきて泣きたくなります。そして、ちょこちょこある濃いサッカー小ネタにはくすりとさせられる。
    スポーツ漫画好きには絶対おすすめです。

  • 高校サッカーを話に絡めた短編5編。
    当たり前のことかもしれないけれど、サッカーへの関わり方は人それぞれで、そこには色々な物語がある。
    試合のシーンは結構あっさりしていて、必ずしも勝利に貪欲ではなかったりする。そこが、プロではなく高校生を話の軸に据えている理由なのかもしれない。
    好きなチームを応援していると、プレーや勝敗のことばかりに目がいきがちだけれど、この漫画はサッカーってのはそれだけじゃないんだよってことを思い出させてくれる。

  • この人、本当にサッカーが好きなんだなぁと感じました。
    それこそ登場する選手たちのように不器用にでも誠実に。

  • 読み終わった時に言いようのない気持ちになった。いいサッカー漫画でした。
    熱血スポ根というわけでもなく、ようしみんな頑張っていこう!という作品でもない。
    コメディタッチな部分と、人間としてのメンタル部分の核心をついた部分が多く見えました。
    天才なんて囃し立てられて話題になって、それからプロ入りしたのに崩れ落ちていった選手たちのことを表題になっている「68m」を読んで思い出して泣きそうになりました。
    老牛の話も、GKのポジション争いの話も、すごく印象的で、胸にぐっとくるものが多くあり、この作者さんの描かれるサッカー漫画であってサッカー漫画ではない部分、逆にサッカーの暑苦しさからちょっと離れているのにも関わらず、どうして自分がこうもサッカーが好きなんだろうと思い出させてくれる部分も多々見えて、色んな人に読んでもらいたいなあと思える作品でした。満足。

  • 帯のアオリにつられて購入。絵柄は不安定だけど優しい気持ちになれる作品です。

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