- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091854162
作品紹介・あらすじ
今年の話題騒然作、出版業界チーム戦記!!
編集者から書店員までのチーム戦!!
新米編集者が味わう漫画リアル奮闘記。
チームで漫画を仕掛ける戦略、矜持、涙。興奮。
本気の醍醐味、極上の元気をあなたへ贈ります!!
【編集担当からのおすすめ情報】
このマンガの舞台は週刊マンガ誌の編集部ですが、
出版業界の方々だけではなく
どんなお仕事の方でも「自分の仕事を考えさせられる漫画だ」と
いう感想を多々いただいています。
就活生、新入社員の方々にもぜひ読んでいただきたいマンガです。
感想・レビュー・書評
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心ちゃんが一寸さんの担当に!
「作品を守ることは先生を守ること」
「私が担当である以上、先生の信頼に絶対傷をつけさせません‼︎」
長い連載の中で、担当編集者としてのバトンを受け取ったことに気づき、心ちゃんが一寸さんに言うシーンが素敵だと思った!
あと、バイブスでは自分の描きたいものが描けてるかっていうと違うけれど、
「自分では描けると思ってなかったものを描けてるんだ。」
っていう一寸さんのセリフ、めっちゃかっこいいいなと思った。
和田さん(編集長)すごいな〜。
あとあと、製版所の遥さんの誕生日に彼氏さんが待っていてくれたところもお気に入り。
マンガの熱さにつられて(?)
レビューもつい熱が入ってしまいました。
本っていいな!マンガっていいな!
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落ち込んで漫画が描けなくなる作家と、何とかして描いてもらいたい編集さんの構図なんですが、「売るため」=「読者のため」に小熊・黒沢が頑張る姿に好感。
製版所の人たちのお仕事の様子は、どの辺が大変なのかはわからないけど、なんだか大変らしいってことはわかりました(笑)達成感があると仕事もやる気がでるのは同感です。
アニメ化までした人気作を持っていたのに描けなくなった漫画家と、その作品を電子書籍化する話が出たことでようやく向き合えた娘の話が読んでて辛かった。娘のアユちゃん、また登場してくれるかなぁ。 -
重版出来!正しく読める方は出版関係者かこの漫画を読んだ人だけでしょうね(笑)
仕事のリサーチで知った漫画。業界の裏側を描いたお仕事漫画は面白くて当然!なのです。ただ、この作品は仕事をする上での心意気や
ジンクスなど『そうそう!』ってなったり、『やりすぎだろ~』ってなったり共感ポイントが強いです。
あんまり現実とかけ離れたスーパーマンが描かれないので、そこも理由かな。
真面目に仕事してる人は電車で読むと泣いちゃうかもですよー。
ちなみに、なんて読むかは買って確認を~ -
1巻よりは面白かった。
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胸がじんわり熱くなって、ほろり泣きたくなる。
なんだろう、このノスタルジック感。
たまらんなぁ〜〜。 -
1巻よりダンゼン面白い!
ヒロインはいまいち人間味が薄いというか主役感が薄いというか…編集はあくまで裏方ということか!小熊ちゃんがんばれ! -
「タイムマシンにお願い」もすごくよかったんだけど、個人的には「シンデレラの夜」が地味によかった。なんか普通にというか、リアルにいい話。いいねぇ、きっとあの二人は幸せになれるね。
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時とともに変化するなにかにどこまでついていけるか。編集という他人がいるからこそ助かる瀬もあることがしっかり描かれていました。
淀まずどこまでいけるか。どの仕事にも共通することですが、孤独に悩むことは時に辛い出来事を生むことになりやすいです。漫画家には企業から任されている編集がいることによってそれが負担になることもあれば、新たな道をつけてくれる手助けになることもある。特に今回は編集が様々なコミュニケーションをとることで電子化や読者の声など作者にとってプラスになる変化をもたらすことができました。この第二巻は何事も思考を停止させ、淀ませたらいいことがないをしっかり伝えている巻だと思いました。
しかし、一方で未だ結果的に編集がいたからここまで出来たという良い結果しか描けてないのが今作品のもったいないところだと思っています。出版業界多くの漫画家がいて、そのタイプは様々。中には編集を寄せ付けない人や自ら営業を買って出る漫画家もいるからこそ、編集がもたらす結果が必ずしも是ではないことをどこかで表現して欲しいです。どこかでそれをやらない限り編集礼賛をしているよう偏って見えます。ただ、出版業界及びそれを売る小売業界のチームワークの良い所を見せるだけでは絶対に勿体ない。編集者もデザイナーも作者も小売店もどこかで欠点や悪しき風習や変えたい現状があるはず。そういった部分を3巻で見てみたいです。今回のWeb電子の部分ではそこらへんが見え隠れしていましたが、はてさて続きはどうなるか。読者としては期待して待つしかないですね。 -
心ちゃんの「小熊」化が著しいですね(笑)大食漢な先輩編集者、壬生さんとラーメンがっついてる場面が微笑ましいです。
2巻目は、マンガ家の内面を深くえぐったエピソードが多かった。「描く」側の苦悩、見守る辛さ。どこかちょっとビターな着地が、リアルゆえ切ない。特に「忘れられたマンガ家」となりつつあった往年の人気ギャグマンガ家・牛露田のアル中状態の現在、夢見ることを否定するアダルトチルドレン状態の中学生の娘。小熊ちゃんの努力で、少しずつ心を開いていく娘だったけど…作品の電子書籍化に応じた牛露田が前向きに歩み始めていく過程を…どう捉えたらよいか自分でもよくわからず、やるせなかったなぁ。このエピソードは深くじわじわ沁みてくる。
今回は電子書籍の担当者も登場するが、正直、私自身「電子書籍」にあまりいい印象はなかった。紙媒体のライバルと一方的に決めつけていたところはあったが、絶版となった作品は勿論、「星の数ほどある名作たちと出会う扉となる」というセリフには深く納得させられた。
作中マンガのロゴデザインも装丁担当のデザイナーさんがやってくれるようになったらしいが、やっぱかっこよいですね♪この作中マンガも(今回は『ツノひめさま』『タイムマシンにお願い』)実在したら読んでみたい…と思うよ。
小熊ちゃんの打たれ強さ、天真爛漫さ、情の厚さ、大好きです。仕事のしんどさに凹んでたときに読んで、だいぶ勇気付けられました。「出版界」をテーマにしてるけれど、「人間ドラマ」としても秀逸だなと心から思える作品、今後も楽しみ!!