20世紀少年: ともだち (1) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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本棚登録 : 4011
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091855312

作品紹介・あらすじ

▼第1話/ともだち▼第2話/カラオケ▼第3話/ギターを買った少年▼第4話/鼻水タオル▼第5話/理科室の夜▼第6話/月に立つ顔▼第7話/ソフトボール▼第8話/穴を掘る▼第9話/メッセージ▼第10話/ユキジ
●主な登場人物/ケンヂ(37歳・独身。代々続いた家業の酒屋をコンビニにして、母親と営む)、マルオ(ケンヂの幼なじみ。町内でファンシーショップを経営している)、ヨシツネ(ケンヂの幼なじみ)
●あらすじ/1997年、ケンヂが営むコンビニへ刑事が訪れた。ケンヂがいつも酒の配達をしている敷島家が、全員行方不明になったのだという。敷島家の集金がまだ終わっていなかったケンヂは、飲み逃げかと落ち込むものの、渋々ビールの空きビンを取りに敷島の家を訪れる。するとそこには、どこかで見たことがあるような、不思議なマークが壁に描かれていた(第1話)。▼ケンヂは、幼なじみのケロヨンの結婚式に出席していた。ケロヨンとは少年時代、小学校の仲間たちと近所の空き地に秘密基地を作り、みんなで地球の平和を守るために戦うと誓い合った仲だった(第2話)。

感想・レビュー・書評

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  • 高校生の時この結末や展開が異様に流行った。今思うと踊らされていた感もあるが当時は確かにワクワクして読んでいた。

  • ワンパターンなクリフハンガー
    からの
    次の話は別場面ではじまる
    の繰り返しで
    なんども読むのやめようかと思いました。
    時代とリンクする話は好みです。
    浦沢さんが、手塚治虫の火の鳥みたいに
    ライフワークのように連載物ではない
    物語を一冊ずつ書いていったら
    どんなに面白いだろうか…と
    考えてしまうくらい雑誌連載の弊害を感じる。

  • 最初は面白い~!
    と思ってどんどん読んでました。
    スピード感あり。謎あり。
    どうなるのか先が知りたくてたまらない~。
    特に「ともだち」の正体が誰だか分かるまでは・・・。
    その後からはどんどん先細りしていったように思います。
    ラストもよく分からないまま・・・。
    ケンジもわけの分からないキャラになってしまって何だかな~という感じ。

    何巻だか、思いもつかないような仕掛けがあり、ビックリしました。
    あれは借りて読んだり、古本屋で買ったら知らないままになってしまうのかも。

  • 毎度の事ながら浦沢直樹の序盤の読者を引き込む力に魅了され、それと共に、終盤の大風呂敷を畳む際に露呈される、収拾能力の無さに失望する。

  • 父の漫画を一気読み。
    面白くて慌てて読んでしまったので、もっとじっくり読んでれば更に面白かったんだろうな、とちょっと後悔。
    途中同じような繰り返しで中だるみした感は拭えないし、広げすぎた風呂敷をしまいきれなかったのも確かにあるけど、これだけの長期連載、ちゃんとした「最終回」ができたら、上出来なんじゃないでしょうか。
    あと、やっぱり絵がすごい。女性の絵が「これダレー?」になりがちなのは置いといて、表現力が高い。さすがです。

  • 私はわくわくしながら読んだ。続きが気になり過ぎて夜中に読みつづけた、子どもみたいに。ところで実写映画はおもしろかったのだろうか、見ていないのでだれか教えてほしい。

    「始まりは日本万博博覧会を目前にした1969年。小学生の遠藤ケンヂは仲間たちと一緒に、地球滅亡を目論む悪の組織や東京を破壊するロボットによって滅亡に向かっていく未来をスケッチブックに描き「よげんの書」と名付けた。
    1997年、大人になったケンジはコンビニの店長として働きながら、平凡な毎日を過ごしていた。しかし得意先一家の失踪や幼馴染の自殺をきっかけに、忘れかけていた子どもの頃の記憶が蘇る。そして世界各地で起こる異変が、自分たちが描いた「よげんの書」通りに起こっていることに気付く。「よげんの書」では2000年の大みそかに巨大ロボットが現れ、東京を破壊することになっていた・・・。数々の異変の陰に見え隠れする謎の”ともだち”。ケンヂと当時の仲間たちは予言を阻止できるのか。」


    「この作品は、”残酷な子どもの罪”と”それを忘れて大人になった人たち”の対比を描いている。残酷な子どもの罪を忘れることなく、ずっと子どものまま子どもの妄想を社会に作っていこうとする”ともだち”。それを止めようとしながら、罪と向き合っていく大人。
    ー罪なき人なんていなくて、誰にでも何かしら悪い事をした経験がある。それでも、そんな自分を見ないようにしながら、今を生きている。一方で自分のせいで実際に傷ついた人もいて、向き合わなければならないタイミングも来たりする。
     ”ともだち”は、そんな罪と向き合わない人たちが大嫌いだったのでしょう。誰も彼も罪を忘れて生きているから、そんなことは許せなかったのだと思う。」
    (『東大×マンガ』東大カルペ・ディエム著 p222より)

  • 設定。人物が多いが、鍵を握るのは、ドンキーか。

  • 背ラベル:726.1-ウ-1

  • どんな展開になるのだろうか。。

  • 何度も読んでいますが、何度読んでもおもしろく惹き込まれます。時代性が感じられるのがいいです。

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