- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091855985
作品紹介・あらすじ
巡り物語……本音を語り合った夜
巡り物語………闇夜の中、ひとつの蝋燭の灯りの下で
皆が車座になり、心情を吐露し合う。
中大兄皇子の提案で集まった面々は、いつもだったら
絶対に言わない本音を語り出す。
母・斉明帝への複雑な想いと、亡き蘇我入鹿への思慕を
口にした中大兄。
今や百済の強敵と化した新羅王・金春秋との
出会いを語り、中大兄と豊璋を動揺させた大海人皇子。
父・義慈王の残虐行為に危機感を強め、入鹿と新羅の
接近を食い止めるため中大兄に接触した百済王子・豊璋。
そして大海人が心から愛する額田王の、衝撃的な発言
………
孝徳帝の遺児・有間皇子の悲劇的な最期、
大海人皇子と、絶世の美女・額田王との出会い、
百済の王子・豊璋の愛する祖国を襲った運命……
時代は大きく動き出そうとしている!!
感想・レビュー・書評
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額田女王って有名な歌のように影から見守っているだけじゃないのね!
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有間の死から百済滅亡まで。
中大兄、大海人、額田が心のうちを語るところが好き。
百済滅亡で大海人が隠れて半島へ。 -
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天上の虹とはイメージが違う、魅力的な中大兄皇子。新羅の金春秋や金ユシンという善徳女王メンバーはこの時代だったのね。その辺がつながって面白い。
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ここまで赤裸々に自分たちの本心や秘密、鬱屈を吐き出し合うって、読んでいるこちらが気恥ずかしくなってしまう。万葉の世の人は大胆だなあ。ここまで本音で語り合ったら、後は仲良しさんのお友達になるだけではないの?そうならないところがお楽しみ。突き抜けてドロドロしちゃってください。
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中大兄・大海人・豊璋・額田王の4人が宴の後、車座になっての本音トークはフィクションならではの面白いシーンです。新羅の金春秋・金庾信や百済の豊璋・鬼室福信が登場しました。古代史最大の国際戦争白村江の戦いを仕掛ける背景には、当然、半島との密接な交流があるわけで、こういう描写が欲しかった。一方、神功皇后のモデルとされ、土木狂いといわれるほどインフラに注力した斉明天皇は線を細く描かれ過ぎていますね。
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日本史、面白いね。
額田王のキャラが凄い。 -
有馬皇子死亡。額田王登場。百済滅亡。
状況が予想を超えて動き続ける中で、大海人皇子が朝鮮へ密かにわたります。
向こうで何を感じ取ってくるのでしょうかね。それが、今後の大海人皇子の政略に影響してくるんでしょうか。
額田王との別れが、瑕疵になりそうな予感。不倶戴天の相手の目の前で、別れの宣言。そして、相手の下へ。
生まれの境遇ぐらいしか、引け目のなかった大海人皇子。自分自身ではどうしようもないことが、瑕疵になっていたので、ふっきったことも出来ていたのが、今までの大海人皇子。
額田王の事件で、個人的感情が行動の起点になるときがくるはず。
その時、中大兄皇子と同じと気づいたときに、どんな風にねじくれるのか、立ち直るのか。
将来の楽しみが増えました。 -
有馬皇子の失脚、額田王との再会、百済と新羅の対立、
歴史とともに、大海人の歴史も動いている。
やっぱり素敵だな、額田。
美貌と教養、すべてを備えて、大海人にも中大兄も愛してしまう。
それを堂々と本人たちに告げてしまう強さもある。
捻じ曲がった中大兄の心の底も垣間見えて、とてもよかった。
早く続き読みたい。
著者プロフィール
中村真理子の作品





