BLUE GIANT (1) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
4.18
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本棚登録 : 2205
感想 : 142
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091856784

作品紹介・あらすじ

『岳』の石塚真一、最新渾身作!!

ジャズに心打たれた高校3年生の宮本 大は、
川原でサックスを独り吹き続けている。
雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。
「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」
努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。
無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は
仙台、広瀬川から始まる。

感想・レビュー・書評

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  • マンガ好きの息子から借りて読んだ本。
    石塚氏の漫画として「岳」と「ブルージャイアント」の二種を貸してくれたが、「岳」も面白いが、その前にジャズのほうにハマってしまった。

    ***
    ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大は、川原でサックスを独り吹き続けている。
    雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。
    「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」
    努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。
    無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。
    ***

    このリード文の「努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。」の一行の疑問に、このあとどのように展開されていくのかが興味深い第一巻だ。

    ※レビュー率を高めるための遡及レビューということで。

  • 感想
    楽譜も読めずにサックスって出来るものなんだ。これから彼のプロへの道がどう開けるのだろろうか。

    あらすじ
    宮本大の仙台での高校時代から物語は始まる。初めて行ったジャズライブでジャズにハマり、サックスをすることに。楽譜は読めず、いつも土手で我流で練習していた。

    国分町のジャズバーでのライブで、客からうるさいと怒られてしまう。

  • ネットで第1部全部が無料で読めたので、読ませてもらいました。
    楽しいというよりは、苦しいマンガだと思う。
    いい家族なのが救い。
    先生がお月謝を取らなくて「おもしろいものを見るのにはお金を払うでしょ」と言うのが良かった。

  • 本当に音が聞こえてくるかのような漫画で一気読みした漫画。ジャズのことは詳しくなかったけれどこの漫画を読んで少しだけ聞いてみたりジャズの面白さが分かる作品。情熱的な青年が主人公で気持ちの良い生き方をしていて良い。

  • 音が聴こえてくるようです。本当におもしろい。

  • 岳もそうだったけど、この人の作品はどこか物哀しい、切なさが漂う。学園祭のシーンが好き。セリフがないコマが多いので、サクサク読める。

  • 山岳ものの次はズージャですか! ジャズにはまった高校生って一見似てるが「坂道のアポロン」とは違った展開になりそうで楽しみ。作者が男女でdkの書き方違うだろうし。あ、ナベシン監督、菅野よう子音楽でアニメ化とか面白そう。声優のキャストを脳内妄想して楽しんだ。「岳」これからアニメ化もあり。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      読みたいけど、何冊くらいになるかなぁ~(「岳」も図書館にないので途中迄しか読んでません)
      読みたいけど、何冊くらいになるかなぁ~(「岳」も図書館にないので途中迄しか読んでません)
      2014/03/14
    • 花みつ(花とみつばち)さん
      「岳」は最終回を死んでも読みなさい! 
      これもどうなんでしょう。ジャンプほどはいかないのはたしか、としか(笑)。
      「岳」は最終回を死んでも読みなさい! 
      これもどうなんでしょう。ジャンプほどはいかないのはたしか、としか(笑)。
      2014/04/25
  • つ、ついに手を出してしまった…。
    絶対好きに決まってる…。
    しかも住み慣れた街並みが景色となっているので、
    妙な親近感…。
    北京餃子…w

    時々、コマ割りや展開がわかりにくい部分があって、
    脳内補正を要するのが☆4つの理由。
    ってかさ、サックスどうやって手に入れたのさ、少年よ。



    ジャズとの運命的な出会いで、
    少年がどのような人生を歩むのか、
    とても楽しみである。

  • 音楽漫画という不思議なジャンルがある。紙面から音は聞こえないのに、、古くは、緑茶夢、のだめ、最近では、四月は君の嘘がある。四月は君の嘘ではCDやコンサートを盛んに出していたので、音に触れることはできたけど。

    主人公は孤高のサックスプレーヤー。しかしセッションを組む仲間を求めて、その過程で切磋琢磨する。ジャズという音楽の特性のせいか、即興性、対話性が他の音楽漫画よりも強調されている。ジャズコンサート行ってみたくなってくる!

  • 1〜10巻分。

    「何かの分野で世界一になる」ってどういうことなのか、どうしたら世界一になれるのか。その答えは本当はとてもシンプルなものなのかもしれない、と考えさせてくれる内容でした。

    シンプルに、今やれる今この瞬間の自分を全力で表現していくこと。他のことをあれこれ悩んでるなんて、全部意味がない。

  • 音が聞こえてくる漫画 登場人物が常に成長し続ける それは個人が絶え間ない努力を積み、すべてを投げ打ち、好きという一心で物事にぶつかる姿勢が成せる技だ 自分の努力は自分だけが知っていて、それを疑うような努力の仕方では何にも成れない それを知ってひたすら努力に努力を重ねる青年は清々しい

  • 漫画で泣いたのは初めて。

    音楽を題材にした漫画だったのでなんとなく読んでみたけど、こんなに心揺さぶられるとは思わなかった。
    本気でやるってかっこいいなぁ。

  • 留年し、ろくに就活もしなかった私のような敗者復活戦に挑むものにとって、この漫画の主人公を追体験することは辛い。しかし同時にそこはかとなく惹かれてしまう。毎巻読み終えたあと、心が震える。

    夢を追い求めることの素晴らしさと苦悩、話の中で出会う人々と紡ぐ物語、音楽の迫力を表現する作画表現。そのどれもに圧倒される。

    新巻までの間隔が半年ほどなので、毎ページ丁寧に噛み締めるように読んでいます(^^)

  • 世界一のジャズプレーヤーに、俺はなる。

    土手でトンネルの中で、突き動かされるままサックスを吹く少年。

    画面からサックスの音が響いてくるような気がする。
    ジャズ、生で聴いてみたいな!

  • 初めて読んだ音楽系マンガ『BLUE GIANT』。

    読んでるだけだから、もちろん音は聞こえない。

    けど、何かビリビリ来るものがある1冊でした…。

    実際に人前で吹くに至るまでの細かな試行錯誤があるからこそ、「おぉっ」と来るものがあったのかなぁ。

    物語は高校生である主人公の話だけれど…

    締めくくり方が「主人公の若かりし頃を知る人達のインタビュー」になってて、「その後主人公がビッグな存在になったんじゃないか…?」と思うような感じになってたんですよね。

    「次どんな感じで来るんだろう?」っていう気持ちがすんごい引き立てられました。

    2巻が気になる…。

    それにしても…

    「音の好き嫌いってのは恋愛と同じ。もう理屈じゃない。こればっかりは仕方がない」っていうセリフは深かったなぁ…

  • 友達から感化されたジャズにハマってお兄ちゃんからサックス買ってもらって野っ原で延々と練習していく青春ジャズ漫画
    岳での人間のシビアさだったり男らしさがそのまま描けているセンスが良い。続刊にも期待

  • ジャズをマンガで描くとは大胆な試み。ジャズの熱さに魅せられていきなり土手で練習を始める主人公だけど、そのサックスはどうやって手にいれたの?情熱が大切だとしてもテクまるでなしで演奏ができるものなんだろうか。ジャズに夢中ってもっと具体的に誰のどの曲のどのフレーズに影響歌けのかもっと具体的でないとリアル感がない。

  • 夢に全力疾走の男・・・嫌いじゃない

  • 先日雑誌を立ち読みしたときに気になった作品。

    たった1話を読んだだけでしたが、

    若者がジャズにかける熱い思いを

    どこか泥臭く描いているところにはまってしまいました(^^)


    これから作品を追いかけていきます。

  • ジャズ漫画を描くのはとても革新的だと思う。
    正直音楽漫画の中でも、ジャズの分野に触れる作家は
    いないし、それを読者に視覚的に伝えるのは
    とても困難だと思われる。主人公の彼の異才が世界で
    認められ、成長する姿をもっと追いたい気分になる。
    お父さんの「やってみろ」の後押しもいいなあ~。

  • まっすぐな話です。

    世界一のジャズプレーヤーになる。

    結論に向けての話の構成の仕方がうまい。

    先が気になる繋げ方をします。

  •  テナーサックスの世界一を目指す宮本大を巡るストーリー。ジャズ好きにはたまらないテナーの攻めの音をマンガで表現する。普通は聞こえてこない音だけど、このマンガはなぜか音が聞こえてくるかのよう。不思議だけど。ジャズの持つエネルギーや、ライブでしか味わえない邂逅。CDじゃだめなんだよなとか、シャレた感じで聞き難いとか、子供の頃に感じていた感覚を、きっとこのマンガが崩してくれる。
     過去ブレイクしたのはクラッシックのピアノと萌えっとした恋愛を主題にしたマンガだった。それとはまた違うこのジャズのエネルギーに取込まれた人は自分だけじゃないんだな、きっと。

  • やっぱり漫画で音は表現できないんだなと思った。そして熱いジャズだけがジャズじゃないし、インプロビゼーションだけが命とも思わない。仙台舞台なのは気になるので、続きはチェックする。

  • 魂を込めることしか知らない熱い熱い生まれたてのジャズだなぁ

  • いいね(^-^)
    まるで紙面からJAZZが聞こえてきそうなマンガでした。
    続きが気になります。

  • 一人のジャズミュージシャンが誕生するまでが描かれています。こんなふうに、好き、という気持ちで、純粋に音楽と向き合う姿、なんだがとても惹きつけられました。ものすごい音だということが、絵から伝わります。そして、彼がひとかどのミュージシャンになったんだなあ、ということが終盤でもわかり、今後の展開が楽しみです。どんなジャズが出てくるのか、にもワクワクします。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      何だか良さそう!
      「岳」は数冊読んだ、このマンガは知らなかったので、今度本屋に行ったら手に取ってみよう、、、
      何だか良さそう!
      「岳」は数冊読んだ、このマンガは知らなかったので、今度本屋に行ったら手に取ってみよう、、、
      2014/02/13
  • 前から読みたいと思っていて、ようやく読めました。ジャズをスポーツのように捉えた青春マンガという感じです。ジャズを知らない人が読んでもおもしろいですし、知っていればより楽しめるでしょう。東北が舞台なのもいいですね。

  • 大の元気で前向きなところがいい。

  • 全10巻読了
    大学生の頃に1巻だけ読んで、なんとなく放置していた漫画 最近、配信でアニメ映画を観て、なぜこれを読み続けなかったんだ……!!となり、電子書籍で購入し一気に読んだ 映画では描かれていなかった仙台編の話も良い 三輪さんとの出会いと別れとか…… 真面目で懸命で若さゆえに危なかっしい主人公たちと、見守る大人達。ジャズという知らない文化。あと、私はやっぱり、雪祈のことが好きなので、続きを読まないわけにはいかないな!!!

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著者プロフィール

アメリカの南イリノイ大学、同国サンノゼ州立大学在学中にロッククライミングの虜になり、日本に帰国後、その経験を元に『岳 みんなの山』を描き始める。2001年、『This First Step』で、第49回小学館新人コミック大賞一般部門に入選。『岳 みんなの山』で、2008年3月に第1回マンガ大賞を、2009年1月に第54回(平成20年度)小学館漫画賞一般向け部門、2012年12月に第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞

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