- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091857064
作品紹介・あらすじ
『イキガミ』作者による最新作!!
大学院でプログラムの研究をする主人公・前沢は、工学部でヒューマノイドの研究をする井熊と出会い、お互いの研究内容を生かして画期的なヒューマノイドを開発する。人間そっくりに作られたそのヒューマノイド“ヒトガタ”は、インターネットを通じて無作為に選ばれたメンバーの「ネット世論」を反映して行動する機能を持っていた。“集合知”の力で常に適切な判断を下し続ける“それ”は、神にも等しい知性を持った人間の理想形になるはずだったが……ネット世論の暴走と、それを止めようとする主人公の奮闘を描くサスペンス。
顔なき大衆の民意が
偽りの躰に宿る時―――――
誰も見たことのない人間ドラマが始まる!!
【編集担当からのおすすめ情報】
前作『イキガミ』で大ヒットを飛ばし、海外でも数々の漫画賞を受賞した間瀬元朗氏の最新作がいよいよ単行本で登場です!!
感想・レビュー・書評
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ブックオフのセット販売で1-4一気に買ったが、何故全5巻・・・。
SF的緻密な設定で、未必理に実験的に開発された、ヒト型ロボット(個として人格を持っていないのでアンドロイドやガイノイドと呼ぶべきではない気もする)。
彼女の意思は、ネットで無作為に集められたモニターの多数決により決定される。
この多数決も、従来の単純な物では無く、一工夫工程が加わっている。
熱心なモニターを残し、冷やかしを排除する仕掛けも。
そんな実験的な行動の中で、ひとりの男性と出会い、行動を共にすることで拗れていく・・・。
ある意味、脳内に3000人のポイズンベリーがいる「脳内ポイズンベリー」なのかもしれない。
熱心な参加者たちは、現実に問題を抱え、それを彼女に投影しながら・・・チャットで周りを説得しつつ意思を決定していく。
設定も展開ももの凄く面白いので、5巻を探しつつ取りあえず4巻まで読み進める。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021年8月26日(木)りんくうの湯にて。『イキガミ』の作者。台詞が多くて読むのがたいへん。
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うおっ。この漫画すごいなぁ。一巻の終わり方も。R25で紹介されてたので読み始めました。
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多数決で動くロボット。複数の人間が(問題のある)一人の人間と対峙する構図で展開していくのだろうか?もう少しだけ先を読んで、今後も読み続けるか決めたい。
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民意の危うさを強く感じる。どんな物語が創り出されるのか楽しみだ。
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1~2巻まで読了。
無作為に選ばれた3000人の参加者の多数決によって、人間そっくりに作られたそのヒューマノイドを動かすんですが、『動き』『言葉』にそれらの『速度』と、操作が複雑なのに人間のように滑らかに動くのか?とは思うものの面白いので気にせずに行きたいと思います。 -
テキストベースのチャットによる多数決で行動を決めて動くロボットって、設定に無理がないだろうか。動作や会話のレスポンスがめちゃめちゃ遅くて不審に思われるのが関の山じゃないだろうか。
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「イキガミ」の作者の新作。
『空気の研究』(山本七平)を思い出した。 -
設定の無理さや展開の遅さはいつもか