マホロミ: 時空建築幻視譚 (3) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

著者 :
  • 小学館
3.95
  • (23)
  • (37)
  • (22)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 322
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091860866

作品紹介・あらすじ

そのひとには、開けてはいけない扉がある。

土神(にわ)は建築科の大学生1年生。
真百合と出会い、建物の記憶を視る能力に目覚める。

2年への進級を控えた土神。
ある日、建物調査のため取り壊しが決まった
学生寮を訪ねると、そこで桜の花びらの幻を視る。
寮の庭に佇む桜は、
もう何年も花を付けていないというが・・・!?
そして、祖父の過去を知りたいと願っていた土神に
思いがけない機会がーーー・・・

【編集担当からのおすすめ情報】
冬目景渾身の最新作。
建築科の大学生・土神の建物をめぐる奇妙な体験。
待望の第3集!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • コミック

  • 中古本で入手したのですが、なんとサイン入りでした。
    あねさんの手ずから・・・サイン会なんて、田舎もんには無理だろうなと諦めていましたので嬉しい誤算でした。
    そもそもサイン書いといてもらって売り飛ばすたあどういう了見だと

  • 土神と真百合,卯。穏やかだった時間が静かに動き始める……でも,石蕗と所長の話だったよね。石蕗家の犬が米なのが可愛い。ナカディーいいわぁ。

  • 面白いですよ。
    石蕗くん、いい味出してる。
    ラリーがkraystoneさんとイメージ被る。
    真百合は栞子さんと何故かイメージ被る。
    岬さんとっても美人。

    いい話が多かった。

  • 前巻から打って変わって悲劇になるかと思っていましたが、
    予想を良い具合に裏切ってくれてとても満足度の高い巻でした。
    前巻で母校と発覚したこともあり思い入れもひとしおだったのですが、
    今作では更に魅力的な登場人物が現れ、より楽しめました。

    (最初からネタバレ)
    本巻は「漸の桜」「彼女の名画座」の2本立て。

    1本目は、結局恋愛絡めてくるんだ、という残念感が有り。
    構図的にもイエうたに似通っているよね、というのはガッカリな気分。
    どちらかというと冒険譚的な作品を期待していたので、
    作品というよりはその方向性自体があまり受け入れられない部分がありました。

    とは言う者の、イケメン坊ちゃんの彼を中心とした話展開は中々面白く。
    どこまでツンデレなんだと思いながらも、最終的に、本当に最後に
    美味しいところを持って行くのは読んでてすごく痛快でした。


    そして、個人的に滅多に付けない★5を付けているのは、2本目。
    同じ分野に居る男女の恋愛についての、ある1つの解を描き切っている点。
    それは本作で語っている建築であれ、
    普通の人が身を投じている仕事であれ、きっとそうなんだろうけどね。
    (何がとは言わず、)大好きだからこそ離れるって選択肢をもって、
    ハッピーエンドに話を進めていくのは見事でした。

  • 個人的には絵柄や造詣が、「イエうた」より好きだなー。
    ほんわかいい話。

  • さらりと登場人物たちの人間関係が変化していく3巻。
    あとあと、このタイミングが全てのきっかけだったと感じるんでしょう。

  • 好みの漫画は好みと言うしかない。加えて、横浜の洋館や、古い住宅や伊勢佐木町が懐かしいのも確かだ。

  • 今回は石蕗くんと所長やまゆりさん、お祖父さんのお話し。
    主人公が言っていましたが、なぜふたりが建物の過去が見えるのか??
    気になるところです。

  • 三角関係フラグキタ?

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1993年、「アフタヌーン」での四季賞受賞を経て、「モーニング増刊OPEN」で『黒鉄』の連載を開始。現在、『イエスタデイをうたって』(ビジネスジャンプ)、『幻影博覧会』(コミックバーズ)、『ももんち』(ビックコミックスピリッツ)を連載中。2008年7月より「アフタヌーン」で『アコニー』を連載再開。

「2016年 『新装版 LUNO』 で使われていた紹介文から引用しています。」

冬目景の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×