あずみ (30) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091861306

作品紹介・あらすじ

▼第1話/妬み▼第2話/恫喝▼第3話/単独交渉▼第4話/離れぬ心▼第5話/血の初陣▼第6話/動揺▼第7話/乱撃●主な登場人物/あずみ(精鋭の刺客として純粋培養された少女)、飛猿(あずみとともに密命を帯びる忍者)、梵天丸(将軍・秀忠の隠し子。あずみに恋心を抱く)、兵介(天海に見いだされた斥候。彫刻師の夢を追い、役目を辞す)●あらすじ/柳生の高官・加納から、あずみには好きな男がいると聞かされた梵天丸は、その相手・兵介のいる領地へ向かう。一方、あずみも兵介に会うためにやってきていた。楽しい時を過ごすあずみと兵介。だが、それを目撃した梵天丸はふたりの仲睦まじい様子に激しく嫉妬して…!?(第1話)●本巻の特徴/あずみと兵介の仲に嫉妬した梵天丸は、あずみに卑劣な脅迫をする。一方、加納は対天海・あずみ戦に向け、猛者達を“庭内”の女親分・お鏡とその弟・千代蔵に引き合わせていた。兵介の身を案じるあずみは、梵天丸を陰で操っている加納を説得しようと、単身屋敷に乗り込んでいく。だが、そこには既に「あずみ暗殺」に向けた柳生の一団が…!!●その他の登場人物/南海坊天海(亡き家康のブレーンを務めた高僧。あずみを保護し、新たな使命を授ける)、加納(柳生の高官。梵天丸の城主擁立を掲げ、領内の支配を企む)、お鏡(庭内を仕切る女親分)、千代蔵(お鏡の弟。長刀を自在に操る手練)

感想・レビュー・書評

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  • いろいろ出てくるなぁー(笑)。虎之助の「放っておけるわけがない!!俺は、命を懸けてあずみを守ってみせる!!」にはシビれますね。ただ、これまでのパターンだと、こういう人物は悲運の結末に…。

  • ビッグコミックス

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

  • 梵天丸の思いをきっぱり断ち切ったあずみだったが、梵天丸は諦め切れない。あずみが兵介と親しいことを聞きつけ、「兵介の夢を奪う」と脅してあずみを手に入れようとする。一方で、柳生宗矩のあずみ抹殺の命を受けている加納は、宗矩の手配したならず者たちへの指示出しを請け負うが…。

    彦四郎と虎之助の初陣が収録される30巻。しかし梵天丸はダメです~。情けなさすぎ。中途半端な権力を持ってると人としてダメになるのだなあ…。。。

  • あずみがすっごいキレイなのが判る。あの昔の血なまぐささ、泥臭さなんか小山さんすごいリアルよね。本気で悲しかったりしました。あずみ、はやく幸せになってほしい。

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