トンネル抜けたら三宅坂 (2) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.69
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本棚登録 : 41
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091861580

作品紹介・あらすじ

リビドーボーイは今日もパンイチで疾走中!

テーマは”明るいオゲレツ!!”
己の「性衝動(リビドー)」に忠実に、
一般小学5年生の10倍の性欲を持つ少年は
今日もトレードマークの黒ブリーフ一丁で疾走する!
見た目は子供、性欲(こころ)は大人(以上!?)…
彼は日本一残念な美少年・三宅坂登!!

【編集担当からのおすすめ情報】
各所で大反響の本作最新刊は、帯に第150回直木賞受賞作家・姫野カオルコ氏の推薦コメント付き!ちなみに同氏は雑誌で毎話、本作を愛読されております。直木賞受賞作家を笑い転げさせた「美少年オゲレツコメディー」は、さらに加速中!!

感想・レビュー・書評

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  • 好きだわぁ、この手の(イイ意味で)しょーもねぇ内容の漫画
    共感も、感動もまるでなく、ただただ、バカバカしさに笑えてしまう
    突き抜けたっつーより、突き詰めた、正統派の下ネタ系なので、苦手な人はホントにダメだろうな
    特に、主人公・三宅坂が、「男子小学生」って単語が、服も着ずにそのまま人の形を取ったような、ゲスい人間性の持ち主だから、抵抗を覚えそうだ
    今でこそ、大抵のエロ画像を見ても、大して興奮しなくなってしまった自分だが、この作品を読んで青かった自分を思い出し、懐かしさ云々の前に、開きかけたブラックボックスを力づくで閉め直すのに苦労させられた
    ストーリーが、下品だけど、案外、下劣じゃないってのがまた、高ポイント。原作を担当している森高先生、この二つを分けるギリギリのラインをよくもまぁ、正確に見極めたもんだな。そうして、作画を担当している月子先生の画が、これまた、三宅坂の大人も真っ青な変態性を表現するのに、ピッタリすぎるんだわ。正に、奇跡的なタッグ
    ある意味、男らしい男、それが三宅坂登と言う少年。今時の女子に物足りなさを感じられている草食系男子が最も、参考にしちゃいけない漫画の主人公だ。ぶっちゃけ、いくらなんでも、こんな小学5年生は現実にいないだろうな、と思わせるほど、品性と言動が最低の域。けれど、人間、不思議なモノと言うか、皮肉と言うべきなのか、バランスが取れるようになっているのか、容姿は中のう・・・いや、上の下ほどで、得を何気にしている
    将来が末恐ろしい一方で、何か、どでかい事を成し遂げそうで楽しみでもある
    第二部の開幕が待ち遠しい。毎月掲載になるって事は、それだけ、キャラもストーリーも、そして、三宅坂の異性に対する興味も強化されているに違いない
    どの話でも、三宅坂の性衝動が過熱しているが、個人的にツボったのはジャンクション.16『恋の横恋慕』
    この台詞を引用に選んだのは、三宅坂登って少年を端的に表している言葉はこれ以外にないな、と感じたから

  • 2巻まで読了。
    「性的リビドーがすごすぎる小学生のマンガがあるらしい」と友人に言われて手にとったものの、触れ込み通りのくだらなさ、下品さ。ちょっと一線を超えっちゃってる変態さで、これ小学5年生主人公って良いのかな…?とちょっとした背徳感すら覚える、なんとも評価しづらいギャグマンガ。

  • 第一部完了、第二部はどう始まるのだろう。
    月子先生の可愛らしい絵柄と、内容の下品さのギャップがすごい!
    月子先生がイラスト書いていなければ買っていないかも。

  • 4〜5

  • バカバカしくておもしろい。

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著者プロフィール

長野県出身の1963年生まれ。中学・高校を野球部で過ごす。
『総理を殺せ』『おさなづま』『ショー☆バン』 等、野球に限らず様々な題材の原作を手がけてきた鬼才。『グラゼニ』 にて第37回(2013年度)講談社漫画賞を受賞。
現在「モーニング」誌上では『グラゼニ ~大リーグ編~』『昭和のグラゼニ』と2本の原作を手掛けている。

「2023年 『グラゼニ~大リーグ編~(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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