ギャラリーフェイク (30) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091861900

作品紹介・あらすじ

▼第1話/美しきことは…▼第2話/稚児迷走▼第3話/蛇口▼第4話/停電来る。▼第5話/赤ずきんちゃん、ご用心!▼第6話/鳥籠酒家▼第7話/破戒▼第8話/シルクロードからの土産●主な登場人物/藤田玲司(ニューヨーク・メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作を扱う画廊「ギャラリーフェイク」のオーナー。美術界の表と裏に精通している)、サラ(フジタのアシスタント。フジタに好意を持っている。実家はアラブの大富豪) ●あらすじ/ギャラリーフェイクでサラの企画した「世界の美男子展」が、女性を中心に連日大盛況。そこに美容整形外科医の福沢が訪ねてきて、カラバッジョの「“若者たち”の合奏」を売ってほしいと言ってきた。しかし、フジタは福沢の美に対する考えに異を唱え、申し出を断って他の希望者に売ってしまう…(第1話)。●本巻の特徴/第2話「稚児迷走」では、祇園祭の“お稚児様”に選ばれた少年・新太郎が登場。一年にたった一人、山鉾に上がれる名誉ある役目だが、高い場所が嫌いな新太郎は本番直前に逃げ出してしまう。

感想・レビュー・書評

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  • 副題は「稚児迷走」

    サラの企画した「世界の美男子(イケメン)展」。
    稚児に選ばれた少年はちょっと弱虫。
    保存運動がある名建築の小学校校舎。
    量販店の青年には憧れの女性がいて。
    人形を抱えた少女。
    鳥籠を飾っている売春宿の思い出。
    サラを好きになったアリくんは。
    中国の美術館設立に尽力した男は。

    (2006年08月13日読了)

  •  美術をテーマに取り上げた漫画で、主人公の藤田の美へのあこがれ・探求・崇拝がわかりやすく、時には難解に描いてあります。
     一話完結なので、どこから読んでも読みやすく、おもしろいですよ。

  • 当然全巻お勧めです。美術を題材にした漫画でこんなに人気が出たのは無いだろう。美術の勉強に、雑学にもなりそして今の仕事の営業トークの参考にもなっております。最初からリアルタイムで見ていましたがストーリもその時節に沿っていたり実話があり仮想がありで飽きません。連載終了が残念でした。

  • このシリーズは好き。美術史や歴史も勉強になる。フジタのクールなお人好しぶりも良い感じ。

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著者プロフィール

細野 不二彦(ほその ふじひこ)
1959年生まれ、東京都出身。大学時代からスタジオぬえで活動。大学在学中の1979年、『マンガ少年』掲載の「クラッシャージョウ」(高千穂遙原作作品のコミック化)でデビュー。
アニメ化された『さすがの猿飛』及び『Gu-Guガンモ』などのコメディ作を手がけたあと、青年漫画に進出。以降も『太郎』『ギャラリーフェイク』『ダブル・フェイス』といったシリアス路線の人気作を次々と生み出し、長年に渡り一線級の人気を誇っている。

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