BLUE GIANT (2) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
4.24
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本棚登録 : 1189
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091862457

作品紹介・あらすじ

大の音が、もっと強く響く第2集。

たった独り川原で吹き続けてきた大。
その前に、一人の男が現れる。
「オレが、君にサックスを教える」ーーー
「お前の音は、人を圧倒する」ーーーー
音楽を理論的に、急激に吸収し始めた大は、
ジャズフェスティバルで賑わう街中で、
楽器を取り出し、突如演奏を始める…

感想・レビュー・書評

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  • 息子から借りて読んだ2冊目。1冊めでハマったのが理由。

    我々のころは小説だの新書だの、その手の活字を通して様々な世界をかいま見るというのが習慣だったが、今はマンガがそのポストを制圧しつつあるようだ。非常に専門性も高いと感じる。

    主人公宮本大が、最初にあこがれたジャズ演奏者として「ジョン・コルトレーン」の名前を挙げていた。なのでこの巻は、日曜の朝コルトレーンを聞きながら読んだ記憶がある。

    ※レビュー率を高めるための遡及レビューです。

  • 感想
    音圧、圧倒という言葉が彼には合うのか。感情を乗せて弾いて世界一のジャズプレイヤーになる、揺るぎない想いは眩しい。

    あらすじ
    大はジャズバーの店長の計らいで、サックスの師匠の由井と出会い、サックスを学ぶ。高校生活では、バイトを首になったり、友達が夏期講習の間に練習したり、好きな子とデートしたりしながら過ごす。

  • 1巻でバシッと背中押してくれた親父も
    めちゃくちゃカッコよかったけど
    2巻は兄ちゃんの「この店で一番いいやつをください」に痺れた。
    大が泣く前に私が号泣してた。

    巻の最後に毎回収録されている数ページのボーナストラックが
    物語に深みを持たせる意味でスゴく効いてる。
    面白い!!

  • 三輪さんぼくも好きです
    これからの大の活躍が楽しみですねぇ

  • 1巻は発売した時に買ったのに2巻を今さら。。。いや、最高過ぎだろ。早く続き読まなきゃ!!

  • 初めて人の前で演奏し初めて失敗した場所で
    アルトサックス元演奏者、師匠・由井に出会う。
    大にとって、独学で吹いていたアルトサックス。楽譜さえも知らないジャズさえもまだ何もかも知らない世界の扉を開けてくれた。

    主人公を見てみると、とても純粋でジャズにのめり込む姿は狂気を感じてならない。
    そこが、ジャズが好きなんだ、とても魅了的である。

  • すごいな。兄ちゃんの話のタイトルがstrong manってのが泣ける

  • 10代やりなおしたい!

  • いやはや。参りました。
    今まではJazzマンガの最高峰を(古いけど)細野不二彦さんの「Blow Up!」にしていたのだけれど,本作が↑デス。音が見える!のです。絵から音が聞こえるのです!
    細野さんのは今にして思えば彼の聞いた音をマンガにしたのだったのですね。音は可逆的に絵にはなっていなかった。
    ところが,本作は恐らく可逆なんです。私が本作から感じ取った音は音色は作者がイメージしたメロディであり音色である!と,信じることができるのです。この差は大きい!
    私がこのマンガから感じ取ってしまった音色や艶や空気感は間違いなく作者さんの感じた風景なのです。
    ああ,素晴らしい。マンガを読むことでセッションに参加している気分になれるのだもの。
    オススメですぜ,アニキ…。

  • 宮本大が最高。笑わせるし、青春。兄貴もいい。終盤は涙腺がゆるむ。

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著者プロフィール

アメリカの南イリノイ大学、同国サンノゼ州立大学在学中にロッククライミングの虜になり、日本に帰国後、その経験を元に『岳 みんなの山』を描き始める。2001年、『This First Step』で、第49回小学館新人コミック大賞一般部門に入選。『岳 みんなの山』で、2008年3月に第1回マンガ大賞を、2009年1月に第54回(平成20年度)小学館漫画賞一般向け部門、2012年12月に第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞

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