- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091862457
感想・レビュー・書評
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息子から借りて読んだ2冊目。1冊めでハマったのが理由。
我々のころは小説だの新書だの、その手の活字を通して様々な世界をかいま見るというのが習慣だったが、今はマンガがそのポストを制圧しつつあるようだ。非常に専門性も高いと感じる。
主人公宮本大が、最初にあこがれたジャズ演奏者として「ジョン・コルトレーン」の名前を挙げていた。なのでこの巻は、日曜の朝コルトレーンを聞きながら読んだ記憶がある。
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1巻でバシッと背中押してくれた親父も
めちゃくちゃカッコよかったけど
2巻は兄ちゃんの「この店で一番いいやつをください」に痺れた。
大が泣く前に私が号泣してた。
巻の最後に毎回収録されている数ページのボーナストラックが
物語に深みを持たせる意味でスゴく効いてる。
面白い!! -
1巻は発売した時に買ったのに2巻を今さら。。。いや、最高過ぎだろ。早く続き読まなきゃ!!
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すごいな。兄ちゃんの話のタイトルがstrong manってのが泣ける
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10代やりなおしたい!
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いやはや。参りました。
今まではJazzマンガの最高峰を(古いけど)細野不二彦さんの「Blow Up!」にしていたのだけれど,本作が↑デス。音が見える!のです。絵から音が聞こえるのです!
細野さんのは今にして思えば彼の聞いた音をマンガにしたのだったのですね。音は可逆的に絵にはなっていなかった。
ところが,本作は恐らく可逆なんです。私が本作から感じ取った音は音色は作者がイメージしたメロディであり音色である!と,信じることができるのです。この差は大きい!
私がこのマンガから感じ取ってしまった音色や艶や空気感は間違いなく作者さんの感じた風景なのです。
ああ,素晴らしい。マンガを読むことでセッションに参加している気分になれるのだもの。
オススメですぜ,アニキ…。 -
女の子っていいなって思う
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あるマンガサイトで気になってちょこちょこ読み進めている『BLUE GIANT』(石塚真一)。
『岳』の作者という事もあって、「この人が描く音楽マンガってどんな感じなんだろう??と思いながら読んだら、
「音を聞いていないのに、音のインパクトがビリビリくる」と思った。
それ以外、もう何にも言えない。
「ほぇーーーーーーーーー!!!」って声を出すレベルのその先にあるものって「…(無音)」と思ってて、
これを登山でゼェハァゼェハァ言いながら登った先あった絶景を目の前にした時、
あるいは背中に電気が走る音楽を聴いた時によくなる。(久石譲の「空から降ってきた少女」や坂本龍一の「Merry Christmas Mr.Lawrence」、栗田博文&東京フィルハーモニー交響楽団の「タマミツネ」etc……)
出せて「ぁ…………………」かもしれない。
これはその類だと思いました。
そのインパクトの後に、主人公に関わった人物のインタビューシーンでジーンと来るものがあるから、
良い意味で感情が忙しい。