BLUE GIANT (2) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
4.24
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本棚登録 : 1189
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091862457

感想・レビュー・書評

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  • 息子から借りて読んだ2冊目。1冊めでハマったのが理由。

    我々のころは小説だの新書だの、その手の活字を通して様々な世界をかいま見るというのが習慣だったが、今はマンガがそのポストを制圧しつつあるようだ。非常に専門性も高いと感じる。

    主人公宮本大が、最初にあこがれたジャズ演奏者として「ジョン・コルトレーン」の名前を挙げていた。なのでこの巻は、日曜の朝コルトレーンを聞きながら読んだ記憶がある。

    ※レビュー率を高めるための遡及レビューです。

  • 1巻でバシッと背中押してくれた親父も
    めちゃくちゃカッコよかったけど
    2巻は兄ちゃんの「この店で一番いいやつをください」に痺れた。
    大が泣く前に私が号泣してた。

    巻の最後に毎回収録されている数ページのボーナストラックが
    物語に深みを持たせる意味でスゴく効いてる。
    面白い!!

  • 1巻は発売した時に買ったのに2巻を今さら。。。いや、最高過ぎだろ。早く続き読まなきゃ!!

  • すごいな。兄ちゃんの話のタイトルがstrong manってのが泣ける

  • 10代やりなおしたい!

  • いやはや。参りました。
    今まではJazzマンガの最高峰を(古いけど)細野不二彦さんの「Blow Up!」にしていたのだけれど,本作が↑デス。音が見える!のです。絵から音が聞こえるのです!
    細野さんのは今にして思えば彼の聞いた音をマンガにしたのだったのですね。音は可逆的に絵にはなっていなかった。
    ところが,本作は恐らく可逆なんです。私が本作から感じ取った音は音色は作者がイメージしたメロディであり音色である!と,信じることができるのです。この差は大きい!
    私がこのマンガから感じ取ってしまった音色や艶や空気感は間違いなく作者さんの感じた風景なのです。
    ああ,素晴らしい。マンガを読むことでセッションに参加している気分になれるのだもの。
    オススメですぜ,アニキ…。

  • 宮本大が最高。笑わせるし、青春。兄貴もいい。終盤は涙腺がゆるむ。

  • 女の子っていいなって思う

  • あるマンガサイトで気になってちょこちょこ読み進めている『BLUE GIANT』(石塚真一)。

    『岳』の作者という事もあって、「この人が描く音楽マンガってどんな感じなんだろう??と思いながら読んだら、

    「音を聞いていないのに、音のインパクトがビリビリくる」と思った。

    それ以外、もう何にも言えない。

    「ほぇーーーーーーーーー!!!」って声を出すレベルのその先にあるものって「…(無音)」と思ってて、

    これを登山でゼェハァゼェハァ言いながら登った先あった絶景を目の前にした時、

    あるいは背中に電気が走る音楽を聴いた時によくなる。(久石譲の「空から降ってきた少女」や坂本龍一の「Merry Christmas Mr.Lawrence」、栗田博文&東京フィルハーモニー交響楽団の「タマミツネ」etc……)

    出せて「ぁ…………………」かもしれない。

    これはその類だと思いました。

    そのインパクトの後に、主人公に関わった人物のインタビューシーンでジーンと来るものがあるから、

    良い意味で感情が忙しい。

  • 大も好きな女の子とかいたんだ!とか、やっぱ大いいヤツだな〜なんて思いながら読んでいたけど、お兄ちゃんがテナーサックスを買ってくれるくだりにすべて心を持っていかれた…!

    というわけでもう一回読み返し…
    あっ、玉田出て来た!

著者プロフィール

アメリカの南イリノイ大学、同国サンノゼ州立大学在学中にロッククライミングの虜になり、日本に帰国後、その経験を元に『岳 みんなの山』を描き始める。2001年、『This First Step』で、第49回小学館新人コミック大賞一般部門に入選。『岳 みんなの山』で、2008年3月に第1回マンガ大賞を、2009年1月に第54回(平成20年度)小学館漫画賞一般向け部門、2012年12月に第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞

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