MOONLIGHT MILE: 地の終わり (1) (ビッグコミックス)
- 小学館 (2001年5月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091862518
作品紹介・あらすじ
▼第1話/地の終わり▼第2話/魔笛▼第3話/ロストマン・ロスト▼第4話/WE LOVE BASEBALL▼第5話/半月刀▼第6話/ジゼルとアルブレヒト▼第7話/月夜の博徒▼第8話/マイジェネレーション●主な登場人物/猿渡吾郎(大手ゼネコン・竹永建設の現場作業員。地球での冒険をやり尽くし、宇宙を目指す)、ロストマン(登山家時代の吾郎の相棒。米海軍に所属していたが…?)●あらすじ /冬期エベレストに、たったふたりで挑む男たちがいた。ひとりは日本の会社員、吾郎。もうひとりはロストマンと呼ばれるアメリカ人。世界の最高峰を次々と制してきたふたりは、エベレストの頂上で虚空に浮かぶ人工衛星を見る。人類最後の未踏峰・宇宙が、彼らの次なる目標となったのだ……!!(第1話)▼この巻の特徴/2005年1月、人類は月に対し、新たな価値を見出した。化石燃料に替わる天然資源、ヘリウム3がそれである。その豊富な埋蔵量は、人類全体の1000年分の電力の原料に匹敵した。NASAは次世代エネルギー開発計画「ネクサス」を発表。それに伴い、世界中の大手ゼネコンに宇宙空間での建設作業員を募集する。NASAが提示した条件を全て満たす吾郎は、宇宙飛行士候補としてNASDAへと出向する。一方、米海軍のエースとなったロストマンは、シャトルのパイロットとしてNASAに招かれるが……!?
感想・レビュー・書評
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初っ端の汁っぽい大人の世界wで読むのを辞めちゃう人はものすごく人生を無駄にしてしまうんじゃないかと思うのです。
家でゆっくり読んでください。
何回読んでも素敵です。
一巻のこの世界からあんな世界に辿り着いちゃうのか、、、とざわざわします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
知ってはいたけど読んでいなかった「MOONLIGHT MILE」です。宇宙開拓の物語ということでいいんだよね。
初刷が2001年か。同じジャンルだと思っている「プラネテス」が1999年で「第六大陸」が2004年。同時期に集まるのは、なんというかシンクロニシティなんでしょうか。
地球の資源問題を解決するための「ネクサス計画」。人類のフロンティアである宇宙開発の最前線で活躍する吾郎とロストマンの二人のバディもの、という印象で良いのか。物語や登場人物に関わる予備知識が何もない状態で読み進めていける、一気読みの贅沢感を味わおうと思います。
生き死にが交差する瞬間を味わいたいという欲求が強いのかなぁ、という吾郎とロストマンの二人。SEXの描写が多いのも、表現としてタブー視せずに生命活動の一つとしてなんでしょう。そこに快楽が付随してくるのも、生きているということを実感できるから、ということか。 -
プラネテスの父ちゃんと被るゴローさん。サンダーボルトと並行して完結させていただきたい。
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23巻まで読了
セックスで始まる漫画に外れなし -
最初の方はよかったけど、米中戦争やら月面編に移ってからはなんだか冗長に感じてきました。
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近未来宇宙漫画
描写が比較的リアルで中国とアメリカの軍拡競争なんて実際にありそうで本当に困る。
またH2Aの打ち上げなど日本の国威掲揚にも一役買っている。宇宙兄弟とともにお勧めの一品。 -
前半クライマックス部分で泣ける。
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整理ついでに久々に発掘したので登録。
これを買い出した当時、『プラネテス』『ふたつのスピカ』とあわせ宇宙ものを3作読んでいたが、その中でもこれは宇宙に比較的簡単に出て行くようになってから生活するようになるまでの過渡期の話。
前述の2作は終わったがこちらはまだ続いている、これからの世界を象徴する様な、いかにも現実的にありそうな描き方をしている。 -
今まで読んだ宇宙マンガで(て言っても数えるほどだけど…)一番現実味を帯びてる気がする。まずは地上の海中実験でどうだとか。本当に近い未来でありえそうなかんじ。
二人の男が登り続けた先は、一体どこだ。一瞬の栄光にいつまでも、ではなく、老いて、しかしそれでもその先も更に行けるのか。
それにしても女は母親になると見境なくなって怖いなぁ。