1-13巻分まとめてレビュー。
『』の中は本の内容に関係ありません。飛ばしましょう。
『まずはじめに。
古本屋で1-5まで立ち読みし、感想は「駄目だこれ、ここで買っちゃあ。新書で作者にお金はいるようにしないとっ」と、本屋さんに直行して・・・なかった。
住んでる近辺、3件まわったが、もうなかった。
秋葉原にまで出て、タワー型本屋さんでようやく、1-11巻を見つけて、一気買い。最終章・・・とかあおっていて、11感で終わりかー。よかった、全部そろって。と思ったら。最終章の始まり、でしたね。 後日、もうその店には11巻しかなかったので、今度はお茶の水の大きなビル型書店にゆき、ラストの二冊購入。 無事、新書で全部が手に入りました。がんばった気持ちでいっぱいです』
↓ ここから、本の感想です。
やはり、ここので強烈に引き付けられたのは「やまなし」の話。
そして、インパクトは「注文の多い料理店」の、紳士二人が、実はキャラが立っているだとう?という驚き。読んだことあったのに。読んだのは二度三度どころではなかったのに。
トロッコで「視点」の話。
すべてすべてが勉強になった。
『瓶詰地獄』で、原本が読みたくなり。
この、めくるめくような、きらきらしたような、背徳のような物語を初めて知った。
主人公のハナ。ちょっとないほど気弱さなども、朗読を通じて克服し、成長していく。
友人の万里子は、家事だめのお嬢様で、互いにないものを補っていく。(補いすぎて、この二人は社会人になってもう7年しても、なんら恋愛系が発展しない・・・。ハナは朗読仲間からの告白を6年、預かりっぱなしっ)。
悪い人は出ない。
優しい話で。
朗読のことなのだが、小説をどう描くかの参考になる。書く前に、書きたいのなら、読むべきかなと思った。