花園メリーゴーランド (1) (ビッグC)

  • 小学館 (2001年9月29日発売)
3.49
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感想 : 9
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本 ・マンガ (216ページ) / ISBN・EAN: 9784091863614

作品紹介・あらすじ

▼第1話/暗闇の向こう側▼第2話/こたつウィメン▼第3話/ためらい、そして▼第4話/淀みに浮かぶうたかたは▼第5話/行きはよいよい▼第6話/娘・澄子▼第7話/二人の時間▼第8話/カオスな夜▼第9話/夢の続き▼第10話/それは雪のせい●主な登場人物/相浦基一(先祖代々伝わる刀を手に入れるため、父の故郷に行くつもりが、柤ヶ沢へ迷い込む)、澄子(道に迷った相浦くんを泊めてあげた美少女。実家は民宿)●あらすじ/ある日、東京近郊に住む相浦くんは、父親から家宝の刀の話を聞かされる。刀のことが気になった彼は、春休みを利用して父の故郷に旅立った。が、バスで居眠りしたおかげで、"柤ヶ沢"なる集落で一泊するハメに。あくる朝、財布がないことに気づいた彼は、帰るに帰れなくなってしまう…(第1話)。●本巻の特徴/主人公は、ちょっと無口な高校1年生の相浦くん。旅行中にバスを乗り過ごし、知らない集落に迷い込んでしまい…。そして、土地の女性たちに誘われて、というか襲われて、いきなり貞操の危機に陥るが!?●その他の登場人物/みづえ(澄子の母。民宿「まさがや」の女将で、フェロモンたっぷり)

感想・レビュー・書評

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  • プレ値が付いてる。

  • ラストシーンが鮮烈。
    好き。

  • この漫画で民俗学に興味を持ちました。エロは文化だ!

  • 柏木ハルコ!
    ムチムチした娘がいい

  • 無人島に持って行く三作品の最後がこれ。

    男子学生が自分の家にあった古い日本刀のルーツを探してたまたま訪れた集落に雪で足止めをくらい、でもそこは夜這いの風習のいまだに残る隔絶された集落で、そこで少年がその風習に巻き込まれてゆくとゆう愛憎劇。
    僕らが今当たり前と思っている一夫一婦制の貞操概念は、実は明治以降に作られた新しい物で日本は長いこと性におおらかな文化を持った国でした。
    痛い経験や辛い経験をして大人になって行くのは男だけじゃなくて、女性も同じだよなあ、とゆうまあ当たり前と言えば当たり前かもしれないけど、萌えキャラと全く真逆の地に足の着いた女性像。カバーを外すと居る裸婦像も毎巻とても素敵だよ。

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著者プロフィール

柏木 ハルコ(かしわぎ はるこ)
1969年、千葉県生まれの漫画家。千葉県立東葛飾高等学校卒業、千葉大学園芸学部卒業。1995年『いぬ』でデビュー。
代表作に、2008年映画化された『ブラブラバンバン』、そして2018年7月からドラマ化された『健康で文化的な最低限度の生活』。

柏木ハルコの作品

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