サユリ1号 1 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 141
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091864413

感想・レビュー・書評

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  • 理想の女性が登場するが何と彼女はサークルクラッシャーだった。
    と、書くと非常に扇情的だけれど
    いわゆるサークルクラッシャーはただ自堕落で
    だらだらと沈降して砕けるものだけど
    この作品でのサークルクラッシュは精緻に極め
    全員に深い傷と孤独を与える。

    その手段も、言葉と言わず体を厭わず文字とおり
    体当たりでサークルを粉々にする。

    仲間ごっこの底の浅さを痛烈に批判し完膚なきまでに否定する
    そうまでしてまで満足感を得るのは冷笑でしか無い。
    と、みんな勘違いする。

    ただの悪魔のような女性ではないことが主人公によって暴かれる。
    彼女自身のトラウマから、正確に歪みがあったが
    主人公の献身によって雪がれてきた。
    しかし
    最後の最後になって主人公の心も折れてしまった。
    彼女はおそらく立ち直れない。

    彼女の心も再び折れた。

    そういう話。
    主人公のカレの心が折れなかった先の話はちょっと想像がつかない。

  • うーん、性格の悪い女とバカな男。
    京都が舞台だったので良かったけど、何か気持ちのよいマンガではなかったかな。

  • 性欲、異性、幼馴染、理想の女性。理性と本能。見栄と虚勢。久し振りに読んだけど大体の登場人物たちにイラついて読み終わったあたり出来上がっていますね。
    幼馴染という家族同然とかした枷に縛られるナオヤとちことの間に入り込む性悪女・ユキ(サユリ)とのこのトライアングルが読んでいてイラつきながらももどかしさが堪らないよね。
    そこじゃないだろ‼︎とツッコミを入れながら次巻へ。どちらを選ぶんでしょうねぇ。性欲か、恋愛か。

  • 私はこれで女の子を知り、自分自身を知りました。

  • ラジオで聞いて気になって購入。

    大学生にありがちなサークル内恋愛。
    男子をその気にさせて誘惑して、突き落とす、女と。
    それに振り回される男の話。

    2010.3購入  /  2010.3.22読了

  • 1回だけじゃなくて、2回、3回読むとかわってくるマンガ

    心理描写がリアル

    サユリ(ユキちゃん)みたいな女の子を、男の人は本能的に捜し求めているんじゃないかと思います

    怖いけど

  • 大橋ユキ(時にサユリ)という非現実を通じて、直哉やチコら大学生が現実(自身)と向き合う。全5巻。

  • イタい話でした。好きじゃないけど。島宇宙の中の僕達、リアリティはあった。モデルは立命館大学ですかね?

  • こんなおんなのこ、あんな女の子もいるの。綺麗な女の本質ってこんなモノなのかも?

  • 嫌な気持ちになります。でも、必見。

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