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- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784091866530
感想・レビュー・書評
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ヒロキが自分の知らない所で司が潰れかけたのを凄い責めてる場面がさぁ…もう萌え転がる。元々、人格無視されて臓器売買用のものとして処分される運命だった司に能力があると見つけてくれた「親」でもある林に対する物凄い執着。自分だけの親ではない林に対する裏返しの憎しみ。元は「物」扱いだった自分が価値あるものになる為の野心。策略を巡らす冷徹さと合わせ鏡の様な弱さと…自分の策の中で歓喜に震えながら、林の事を考えると、心と体が離反して破たんしかかっていると言う描写として、嘔吐する場面があるのだが、もう、何とも言えず、読んでて欲情する。自分が「親」である林を潰してしまった事を必要悪と徹しきれてない自分がいるのにも気付いていない司。架空の特殊能力、組織の残酷さ、恋愛でも親子愛でもないけど、唯一無二の理屈じゃない絶対的に信頼を抱く者と思惑にひたすら邁進する者との関係性、能力に於いて凡才が天賦の才に抱く愛憎、なんか一個でもひっかかるモノがあるBL好きさんは読んで欲しいよ、三宅乱丈さんの『ペット』!!!
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