刑務所の前 (1) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 181
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091867414

作品紹介・あらすじ

▼第1話/その1▼第2話/その2▼第3話/その3▼第4話/その4▼第5話/その5▼第6話/その6▼第7話/その7▼第8話/その8●主な登場人物/少女(鉄砲鍛冶の父親とふたりで暮らしている。鉄砲が好き)●あらすじ/「懲役三年。執行猶予なし」という判決を受け、刑務所に服役していた著者。そこに至るまでに、一体何があったのか。すべては、著者がボロボロのコルトガバメントを手にしたことから始まった。著者が実銃を修復していく一方で、なぜか鉄砲鍛冶の娘の物語も進んでいく……(第1話)。

感想・レビュー・書評

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  • 花輪和一氏の作品『刑務所の前(2002)』の1巻を読了。

  • 花輪さんの作品は意味不明だけど、色気があって好きです。

  • 昔の日本の時代劇で鍛冶屋の娘と加持祈祷の娘、ダブルカジカジを中心とした、業の物語と、錆びた拳銃を分解し磨く工程を詳細するドキュメントがいりまじる。表紙の輝く拳銃を浮き上がらせたのは、さすがの祖父江さんの仕事。

  • 筆者にストーリーテラーとしての才能が無いことがわかる。
    よってムショネタで出来るだけ引っ張る、という編集サイドの意図もわかるのだが、それにしても、つまらない自作ストーリーとドキュメント部分をサンドイッチにするというのはいただけない。

  • タイトルからして逮捕されるまでの経緯がつらつら描いてあるのかと思ったら、間間にあの女の子のお話が挟まっていて「?」となりました。駄菓子がうまそうだ

  • ううむ・・・。
    天才、鬼才としかいいようがないすごい才能。
    銃刀法違反で刑務所に入れられる前の銃改造のエピソードと、
    火縄銃や日本刀の鋳造する鋳物師、民間信心、人間の業などを
    時代を変えて描いた2つの話の同時進行、ほんとうにすごい。
    この人の目線、とても好きで共鳴します。

  • 「刑務所の中」の続編。
    逮捕されることになった原因となった、実銃の改造(復元)作業を漫画化。

    ・・・のはずなんですが、なぜか時代劇風なサイドストーリーが展開。というかむしろそっちのほうがメインじゃないかという勢い。

    刑務所や銃刀法違反の件と何の関係もない話が延々と続きます。(一応火縄銃を作る職人というところがリンクしてはいますが)

    それぞれの話を別物として読めば、それなりに面白い作品です。

  • よんよんまぐなむ〜。

    現実より、虚構の世界の展開がすごく気になってきました。

  • 率直に言うと時代劇の部分はいいから逮捕に至るまでだけを読ませろと思ってしまった。2集読んでないからさっぱりわからん。

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著者プロフィール

1947年、埼玉県生まれ。71年に『月刊漫画ガロ』に「かんのむし」を発表して漫画家デビュー。94年に銃刀法違反で逮捕され、翌年実刑判決が下される。97年に仮釈放。2000年、刑務所内の生活を描いた『刑務所の中』を発表する。著書に『天水』『護法童子』『不成仏霊童女』『ニッポン昔話』『刑務所の前』などがある。

「2022年 『呪詛 封印版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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