- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091868268
作品紹介・あらすじ
読むビタミン!仕事を描く骨太チーム戦記!
“美”を懸命に作る人達。
グラビア、画集の印刷を巡る職人の世界!!
日本が誇る超大物漫画家の画集制作。
巨匠漫画家×巨匠デザイナーのこだわり。
そこで大活躍するのは印刷会社の製版担当と出版社の制作局!
裏方ならではの醍醐味、ここにあり!!
【編集担当からのおすすめ情報】
本を作るうえで欠かせない、紙と印刷。
その分野のプロフェッショナル達は何をポリシーとしているのか。
どの仕事にも通じる価値観、職人の心…ぜひお読みください。
感想・レビュー・書評
-
いろんな人がいていい、いろんな人がいるから素晴らしい物が生まれると再確認できるお仕事漫画
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回はいくつかのエピソードを収録。グラビア印刷のオペレーター、デザイナー、資材課、製版所のディレクター、本を出荷する倉庫のパート…本を送り出す裏方のプロとしての仕事ぶりが本当にカッコよく、痺れました~。今更ながら…一冊の本ができる過程はある程度知っていたつもりでも、まだまだ知らないことがあるなぁ、と…。グラビア写真の「お直し」についての話を聞いたことはあるけれど、(若干ガッカリ感はあったけど)、「平面を立体に変換すること、平面である写真が立体に視えるようにーあたかも目の前にいるように。彼らのかっこよさを、彼女の美しさを。生命のきらめく瞬間を再現するのが、ボクたちの仕事なんだ」というオペレーターの言葉に、納得!
そして、3.4巻に渡って描かれてきた新人漫画家東江さんのストーリー、完結。ハラハラしながら彼女の歩みを見守ってきましたが、悩んだ末に導き出した結論に、涙が…。心ちゃんもまた懐深くて、成長したな~。キャラのひとりひとりが人間臭くて、感情移入しまくりです。漫画家のサインをめぐる話も、現場の人間として心にいつも的確なアドバイスをする書店員の河さんのエピソードも、ベテラン漫画家岸和田氏と銀座のママ「淀君」との絆も、どれも印象深かった。
こういう作品を読むと、やっぱり本はできる限り買って、手元で慈しむように隅々まで読みたい…と思うのだ。んん~今回も胸熱。 -
さまざまな方面にいるプロの技の結集で一冊の本ができあがっている。
みんなかっこいい! -
大御所漫画家の大活躍?の巻(笑)
前半は70周年記念の画集を出そうという
大御所さんをめぐるお話。
すっごいこだわりを実現するために
いろんな人が奮闘します。
あと、グラビアアイドルの裏話とか!
配送倉庫や印刷会社の人たちの
仕事愛も半端ないです。
切磋琢磨しあう職人愛!!
どの業界でも
「これ○○さんの仕事かぁ、すごいなぁ」
な〜んて会話が生まれてるんでしょうね。
そして、絹ちゃんの決断にエールを。
あ!サイン泥棒の話もあった。
許せませんな! -
新人漫画家の東江さんが、潰しの安井に離れる決意をちゃんと話せてよかった。安井は仕事人としてあんまりすぎる…
-
今回もいろいろ感じるところのあるお話がいっぱい。
東江さんのエピソードも巨匠のエピソードも印象的だったけど、
一番「へええ」と思ったのはグラビアのエピソードかな。
とかくマイナスなイメージを抱きがちな「修正」だけれど、
その作業に関わってる方々視線の「想い」が感じられて
ちょっと違う視点が拓けたように思いました(´ω`)。 -
コミック
-
東江さんの話が解決して良かった♪
お兄さん、母、先輩、カレシ・・・周りの人たちが実に良かったね。
特にお兄さんの
「恥ずかしいものをお前は世間様に売るのか?」
というセリフにギュッときちゃいました。
そしてこの5巻のメインは仕事人!
モデル、プリンティング・ディレクター、ブックデザイン、
製版・・・資材課の紙探偵さんや店売の配本の人のような影の存在の人まで
光が当たってます。
むー、仕事はどれも大変だよ。
そして、久々に書店の河さん登場(*^_^*)