団地ともお (4) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091872340

作品紹介・あらすじ

▼第1話/父さんを召喚するんだともお▼第2話/有楽町で会いましょうともお▼第3話/ヒッチコックな夏だぜともお▼第4話/マークシートは黒く塗れともお▼第5話/幼なじみは元気かいともお▼第6話/校長先生に訓示だともお▼第7話/手に職つけて安泰だともお▼第8話/オレの名前を言ってみろともお▼第9話/隣の芝生が赤すぎるぜともお▼第10話/父さんと走りたいんだともお▼第11話/安心をタダで買いますともお▼第12話/トンビですが鷹でしたかともお▼第13話/お婆ちゃんで袋小路だともお▼第14話/今号より新展開だぜともお▼第15話/黒板なんか拭きまくれともお●主な登場人物/ともお(ほどほどに元気な主人公。小4)●あらすじ/夏休み。父さんがまたも仕事で来られなくなり、朝から不機嫌顔のともおは、プールへ行っても、アイスを食べても、テレビを観ててもずぅーっと不機嫌。夕食時、ともおが一日じゅう海パン一丁で過ごしていることに気付いた姉ちゃんが爆笑し、つられて母ちゃんも吹きだすが、ともおはなおも不機嫌なままで… (第1話)。●本巻の特徴/家族で温泉に行ったり、真剣白羽取りを極めてみたり、じいちゃんの餅が伸びたり…。母ちゃんは相変わらず怒ると怖いけど、さらに怖いとウワサの校長先生も初登場する第4集!!●その他の登場人物/母ちゃん(ともおの成績を心配する母)、姉ちゃん(ともおの将来を心配する姉)、吉本(ともおの友達。運動神経バツグン)、よしのぶ(ともおの友達。食欲旺盛)、みつお(ともおの友達。知的)、ケリ子(ともおの級友。ヒロイン?)、より子(ケリ子の友達。むしろヒロイン?)

感想・レビュー・書評

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  • ともお読んでるとなんか安心する
    そしてちょっとなんて考えたりする
    委員長が出るとちょっと嬉しい

  • 空白な時間に耐えきれない多動

  • 本日2冊目のともお。何だか全体的に切ない雰囲気の巻だった。特に、このシリーズを買いたいと思うきっかけの第5話「幼なじみは元気かい」は、何度読んでも泣けてくる。小田扉 good job!

  • ともおは優しいよね。

  • なんだかあたたかな気持ちになった

  • 高校の同級生だったYちゃんつながりで1276座の公演に何度かお供でついていったとき、座長のKさんと本の話で盛り上がり、マンガを貸してもらう。Kさんには主人公ともおと同じ小4の子どもさんがいるそうだが、このマンガを読んで「子どもの行動を違った角度でみることができるようになりました」という話だった。

    今は18巻まで出てるそうだが、借りたのはとりあえず1~4巻。どこかの大きな団地の29号棟に住むともお。一緒に住んでるのは、母ちゃんと姉ちゃん。父ちゃんは単身赴任で、ときどき電話で話している。同級生や、同じ団地に住むじいさんや、近所のコンビニのあんちゃんや、高校生のねえちゃんたちも出てくる話が、ときどき吹き出すほどおかしい。とくに、足が丈夫で蹴りがスゴイという「ケリ子」に親近感。

    千里ニュータウンの団地群の中で育った私には、このどこかの団地の風景もなつかしい。

    こないだ読んだ『しずかな日々』は小5のえだいちの夏休みの話だったが、この小4のともおの話も夏休みから始まっていて、小4や小5の頃って、なんかこういうバカっぽいことしてたな~と思い出したりした。

    子どもの涙腺は大人と違うところにあったり、子どもの理屈は大人にはワカランかったり、大人から見たらつまらなそうなことに一生懸命だったり。

    どの話もおもしろかったけど、3巻の15話「ディープインセクトだともお」の"ゴキブリ"への食い下がりがなかなか。5時間目、体育館で「某国の消防士の一日を追ったビデオ」鑑賞。消防士は自分の命をかえりみず、ウサギを火事から救った、という話。

    教室に戻っての話し合いで、先生はさらっと「命の大切さをあの消防士が教えてくれましたね」と言っている。そこへともおの手があがる。

    「じゃあなんでゴキブリは殺していいの?」
    ─ゴキブリはいいの。だって気持ち悪いじゃない。
    「気持ち悪かったら殺していいの?」
    ─ゴキブリはいっぱいいるからいいの。
    「人間も沢山いるじゃん!!」
    ─うるさいわね、先生はゴキブリ嫌いだから殺すの!! みんなも嫌いでしょ!? 以上!!
    (p.181)

    先生がヤケクソになってるところがいい。3巻には、この先生が"道徳"の授業で「もう教科書に頼らないわ」と展開するところが、またおかしくて、深い。

    続きも読みたい。

  • 2007.春

  • 愛すべき

  • パパといっしょに

  • 徹底的にアホでかわいいともお。
    ときおり見せる底なしの優しさがたまりません。

    4巻、いい話多いです!
    運動会でお父さんと二人三脚するとこ最高ー
    「父さん仕事で疲れてるんでしょ。ビリでもいいから完走しようぜ」
    ・・・うおー泣ける。
    そして家でも水着なともおに爆笑。

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著者プロフィール

神奈川県出身。1999年、『話田家』(モーニング新マグナム増刊)でデビュー。変幻自在・融通無碍のギャグが注目を集める。2003年から連載を開始した代表作『団地ともお』(ビッグコミックスピリッツ)は、現在も大好評連載中!


著者公式サイト「小田置き場」
http://www.est.hi-ho.ne.jp/tobira/

「2010年 『アメイジア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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