ラストイニング (6) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091872869

作品紹介・あらすじ

▼第48話/敗北…沈黙。▼第49話/意外な関係▼第50話/上達の近道▼第51話/謎の5%▼第52話/明石の「恋から」!?▼第53話/沖縄新事情▼第54話/沖縄ダイエット▼第55話/鍛えよ!彩学!▼第56話/いちゃりばちょーでー▼第57話/鳩ヶ谷イラ立つ!?●主な登場人物/鳩ヶ谷圭輔(元・悪徳商法セールスマン。かつて彩珠学院高校野球部捕手として活躍するも、審判殴打事件を起こした過去あり。狭山校長に請われ、彩学野球部監督に就任)●あらすじ/関東大会優勝校・聖母学苑との練習試合に、善戦むなしく3対5で敗れた彩学。これでも一回戦コールド負けの半年前と比べれば大きな進歩なのだが、選手達はロッカーで悔しさを顕わにする。一方、鳩ヶ谷は聖母・桐生監督と別室で懇談していたが、その別れ際、桐生は部屋の外にいた美里を「ゆり子」と呼びかけて…(第48話)。●本巻の特徴/1月の沖縄合宿行きが正式決定した彩学野球部。高野連規定で対外試合のできない冬場のこの時期、あえて南国に遠征する鳩ヶ谷の目的とは…!?●その他の登場人物/日高直哉(彩学2年。エース)、八潮創太(彩学1年。キャッチャー)、毛呂山豊(彩学野球部の前監督で現部長。感動しやすい)、大宮詩織(彩学1年。マネージャー。父は野球部OB会長)、大宮剛士(野球名門校を辞めた過去を持つ16歳。大宮の養子になって彩学に編入)、美里ゆり子(彩学経営監査室の敏腕マネージャー。野球部のリストラを提案)、狭山滋明(彩学の校長。鳩ヶ谷の現役当時の野球部監督) 、桐生義正(聖母の監督)、明石真之介(聖母のエース。兵庫出身)、蕨耕一(鳩ヶ谷に興味を持つフリーライター)、比企夏子(銀河スポーツベースボール事業部営業課)

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。フリーライターの蕨や銀河スポーツの比企…いろいろ広がりが出てきた。沖縄合宿も濃密。次巻が楽しみ。

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  • 沖縄での合宿開始。比企夏子、蕨耕一登場。彩学野球部マネージャー美里ゆり子と聖母学苑野球部監督、桐生義正の関係が発覚し、その確執から美里は鳩ヶ谷と共同戦線を張る。本筋とは関係ないが、キャラの仕草がいちいち可愛らしい。

  • この作品の主人公は部員たちではなくあくまで監督である鳩ヶ谷だ。彼の戦略で甲子園出場というハードルを越えるという物語なので、部員を育て磨き上げ戦略を組み立て勝つために試行錯誤する部分が魅力の中心になる。その為、高校野球漫画というよりも成り上がり的な広義のテーマも読み取れる。その点で言うと、この巻は部員たちの日常的なシーンが多い為少々物足りないかもしれない。しかし、部員たちを自分の色に染め上げるのではなく、自然な成長を促す鳩ヶ谷の指導方針が明確になっているともいえる。

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