闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.75
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感想 : 248
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091873415

感想・レビュー・書評

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  • 闇金に借りざる負えない状況に陥り、実際に借りてしまうとほぼ再起が難しく、最後は搾り取られて人生積んでしまう。貧困問題は本人の責任だけでなく生まれた環境にも左右されるから一歩間違えれば自分もそうなっていたかもしれない。しかし、マンガの中で登場するキャラクターは普通の主婦やOLがいる。パチンコ依存症や仕事の同僚に対するつまらない見栄が原因である。

  • 試しに読んでみたけど、結構いいな。 続き読んでみようかなぁ。長そうだけど。

  • 救われない話ばかりで、読んでいると気分がズシーンと重くなります……。
    なのに、ページをめくる手が止まらないのは何故ッ!?
    怖いから読みたくないのに~~~!!やめられない、とまらないの~~~~~!!!

    ウシジマくんをカッコイイと思ってしまう……

  • この作品の一番の魅力は読みやすさではないか。主要登場人物も世界観も絵柄も決して普段少女漫画を愛読している女が手に取りやすいものではないと思うんだけど、この漫画めちゃくちゃ読み進めやすいんだよな~!すごい!これは話の構成ももちろんだけど、話数のまとめ方とか表紙の装丁とか前後の話のバランスとかいろんな人のいろんな仕事があってのことだと思う。良い仕事の漫画だ。
    作品自体の徹底したルールのようなものも多くないところがいい。狂言回しの主人公は冷徹に見せながら葛藤もするし甘さも見せる。そして意外と心理描写もままある。情の有無もその時によってブレるし、自分より上の人間に頭を垂れて舌打ちしたりもする。その揺れが見ていてなんとも気安い。「え、このキャラがこんなことするの?世界観崩れない?」って心配もしながら楽しく読める作品に仕上がっているところが良い。
    しかし肉蝮はこわい。本当に怖い。一人で夜歩けなくなる。

  •  電子書籍で三冊まで無料とかいう触れ込みで出ていたので試しに読んでみたらボッコボコのフルボッコになってプルプルしました。なんだかんだいって大人買いしてドラマもdビデオで観てまたフルボッコにされ、なんだこの報われなさ、むしろ潔いわと思いました。
     闇金っていうより、地に手や足をつけた人たちは、駄目だ駄目だと思いつつ地べたに座りこんでしまうのだろうかと胸が苦しくなりました。
     勿論、もっと凄惨で陰湿な部分もあるでしょうし、盛り込んでいる部分もあるかとは思います。
     でもこの本の中に出てくる人たちを見るたびに、一歩間違えば人間はみなこうなってしまうのだな、と背中が冷えました。
     お金がなければ生きていけない世の中で、それを喪うということはどういうことなのか。
     生活保護くんとか救いはある部分もあるけれど殆どは終わりない暗い道のりで、嗚呼こうなのかと。

  • やっぱ、アングラ好きにはたまらないよねー

  • 「ゲイくん」みたいな話を途中に挟んでくるからズルいと思う。

  • まじ怖すぎて真面目に働こーー!!て気持ちなったのにその3日後競馬してんのもっと怖い無理

  • なんというか、底辺の人とはこんなものなんだろうか?
    闇金がテーマだが、マネーについての知識は全く無く、どちらかというと人どなりが基本。

    こういうマンガは重い。
    ついつい何度も読んでしまうほどの誘惑がある。
    人として合理的でない泥臭さがあるんだろうな。

  • 闇金に手を出してしまう人たち話。こんな世界本当にあるのかな。リアリティがある。怖いけど読んでしまう。

  • 闇金を通して現代社会の闇の部分をリアルに描いた作品。ドラッグ、SEX、暴力何でもありで非常に疑似体験したような気になる。後味悪いが癖になる感じ。

  • ホリエモンが一押しの闇金マンガ。普段、こういう裏社会ものを好んで読むことはないのだけれど、話がしっかりしていてリアリティを追求しているので、読みだすと止まらない面白さがある。

  • 読んだー\(^o^)/
    闇金業者漫画。
    薬物中毒とかのきつい話の中にも考えされられる内容。

  • ウシジマ君も怖いが、欲と見栄で金に執着する人々も、滑稽だがそこがまた怖い。

  • 闇。
    会社で隣の席の後輩から「オモシロイけど読んだらへこみますよ」と聞いていたけどそんなでもなかった。
    ウシジマくん23歳なのか〜

  • やっぱりめちゃくちゃ怖い漫画だ。でも闇金に手を出した作中の債務者たちをせせら笑う気にはどうしてもなれない

    こんな死ぬほど陰惨な内容なのに、何故か読むと精一杯生きようと思う不思議な漫画

  • こういうジャンルの漫画ってはずさないよね。
    バクハツ的におもしろい!ってほどじゃないけど面白かったです。
    人間の欲望に喝を入れてるウシジマくんって感じの漫画です。
    あったかい喝ではなく突き放しの喝。



  • ものっすごい現実的な作品。
    「実際に近所でこのような経験をしている人がいるのでは?」と勘ぐってしまう。

    観ていないけど、ドラマや映画になるのも納得できる。
    安直な表現だけど社会の裏側を提供している。

    一つの編(ターゲット)を長尺に引きずらないテンポの良さと、ウシジマ社長のキャラクターが素晴らしい。
    今後社長の深い部分を覗いてみたい。

  • こういう世界があるんだと勉強にはなるけれど、一歩間違えると人事ではないと思えるあたり、心底ゾッとする。

  • うろ覚えですが、
    新聞か何かで絶賛レビューを目にして興味を持ち、
    その時点で
    レンタル版デジタルコミックにラインナップされていた
    ⑩巻までを読みました(ドラマ化される前)。
    スパンの短い序盤のエピソードが怖くて好き。
    パチンコ依存になって借金する主婦の話とか、
    自分の日常とあまりに掛け離れていて結構ショックだった。
    ただ、だんだん一つのエピソードが長尺になっていって、
    深みは感じられるものの、読み疲れ、飽きてしまったので、
    個人的には、これにて終了。
    ①~⑩巻までの評価が星4つ、ということで。

  • 1~10巻まで、読了。

    闇金をとおして描かれる社会のどん底の部分。
    それを10巻通しで読んで胸焼けがした。
    内容自体は、よく勉強してるし、丁寧だと思うが、
    他人の不幸をおかずにすることが好きではない人間には
    評価は下がると思う。

    70点

  • とりあえずお金を借りるのはやめようと強く思う漫画。
    登場人物が闇金に手を出すきっかけが些細なので、そこが恐ろしい。

  • 読みごたえあったー\(^-^)/

  • めちゃくちゃ怖い。でも引きずり込まれる。

  • 忘れつつある闇の社会の存在、非情かつ義理人情の社会を思い出す

  • 底辺のクズ共が俺の中にいて恐すぎ

  • 絵がちょっとあれだけど

  • 若い女の話がトラウマもの。

  • 上に同じく、新大阪にて購入。再読なのに、抜群に面白い。批判すべき点なんて、ひとつも見つからない。人間の堕ち方/壊れ方がリアルで、特に「若い女くん」は壮絶で、おっかなかった。

  • トゴ(10日で利息5割)の闇金に群がるのは、表立って金を借りられない闇を背負ったフツーの人々。

    金づると見るや冷徹にしゃぶり尽くし、人の不幸を食い物にして生きるがゆえ、ときに温情を垣間見せる、生きづらい人間たちの淋しいドラマ。

    11巻以降ウシジマくんが舞台回しとなるソフト路線でいささかハマらず、近刊は未読だが、容易にハッピーエンドに軟着陸して見せない誠実さと勇気に好感がもてる。

著者プロフィール

漫画家。神奈川県出身。1998年、『憂鬱滑り台』で「アフタヌーン」(講談社)四季賞夏のコンテスト四季大賞を受賞、同誌同年9月号に掲載され商業誌デビュー。2011年、『闇金ウシジマくん』(小学館)で第56回小学館漫画賞一般向け部門を受賞。その他著書に『スマグラー』『THE END』(講談社)などがある。

「2017年 『THE END クライマックス編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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