響~小説家になる方法~ (3) (BIG COMIC SUPERIOR)

著者 :
  • 小学館
3.85
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本棚登録 : 659
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091873682

作品紹介・あらすじ

猟奇的で目が離せないヒロイン!!

響が新人賞に投稿した小説は、
それを読んだ審査員の人生観を変えてゆく。
その圧倒的な才能に惚れ込んだ文芸編集者の花井は、
編集部で、響とはじめて打ち合わせをする。
響のことなら、なんでも知りたい花井。
しかし天才少女は、
自分の尺度と現実とのギャップを埋められず、
発する言葉も行動も
予測が不能。
響の目にこの世の中は一体どう映っているのか。
花井は響に当惑するほどに、
響とは何かをますます知りたくなる。

【編集担当からのおすすめ情報】
『このマンガがすごい!2016』オトコ編 第12位。
芥川賞作家の西村賢太氏も推薦の大人気コミックです。
天才少女の響は、何をするかわからないけど、そこが可愛い。
普通の顔だけど、そこも可愛い。
この猟奇的ヒロインは、目が離せません。

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。
    小説で食えてる小説家が登場し、その生き方や在り様が描かれる。これがまた沁みるエピソードで、良い。
    それにしても、この物語はリカをいじめ過ぎじゃない? なんでそこまでするの? とかブーブー言いながら読んでましたw

    ◆鬼島仁
    嫌な奴風で登場したのに、本巻が読み終わる頃には、可哀そうでどこか愛しさを感じるおじさんに。
    「……お前にもいつかわかる。自分の世界と、現実に、折り合いがついちまったこの感覚が…」
    この感じは……ちょっとわかるぅ……。
    リカパパも多分悪意はなかろうが、死体蹴り感あるんだよな。

    ◆吉野桔梗
    これまでと違うタイプの小説家登場。
    「私のことを女として見てくれたのは、あの子が初めてだから。」
    この独白のシーン、なんか泣けた……。
    この人のエピソードとしても良かったし、リカいじめが散発する中でリカを大事に想っているキャラが出てきて嬉しかったのもあるのかも。

    ◆リカ
    もうすっかり、好きなキャラはリカです。
    「あー 響が祖父江さんの娘ならなー。」
    リカいじめが過ぎるよ、どうしてここまでする必要が……。
    バトル物なら、闇堕ちしてラスボスになる系のいじめ方だよ。

    ◆涼太郎
    告る女子を振るシーンから、綺麗に表面を繕った印象で「なんだかキモい」感があったけど、いや、部屋よ……。
    絵に描いたようなストーカー部屋じゃねーか。
    しかも親も響も知ってるって、どういう関係なんだよ……。

    ◆ラブコメ
    文芸部の常識人枠ふたりでラブコメが始まっている!
    涼太郎のせいで「うえええ」ってなっていたので、なおさら心が洗われるようですね。
    今後も隅っこでラブコメしててくれ。

  • 「小説家になる方法」っていうか、アッサリとなっちゃったよ(゜m゜;)今回は小説家がたくさん登場するけれど、良くも悪くも皆さん普通の精神の持ち主ではない(゚A゚;)

  • 異世界チートに沿った展開、かと思いきや何故か恋愛少々

  • ワクワク

  • もともと小説家が出る作品は好きですが、主人公の奇天烈な行動と、かっこいい姿が好きで続きが気になります。

  • え? ゴスロリで授賞式に出るんですか?

  • 別記

  • 主人公の響は、身長も低く、華奢なのに、やはり今回も不良相手に喧嘩をしようとしている。怖いもの知らずにも程があるな(笑)

  • 今回は、海で砂に埋まって本を読んでいる響が。
    木蓮新人賞如きは当然のように受賞。全く喜ぶ様子もなく「通った」「うん」で終わり。次は芥川賞か。

  •  主人公が審査員の男性作家の作品をクソミソに言うところが面白かった。

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