- Amazon.co.jp ・マンガ (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091873842
感想・レビュー・書評
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やっぱ、この『お酒は夫婦になってから』、要注意ですねェ
ヒロイン・千里の蕩けっぷりが可愛いのに加え、愛し愛されな旦那様・ソラさんが作るカクテルがどれも美味しそうなので、読んでいると、お酒が飲みたくなる、そんで、つい飲みすぎちゃう、そこも確かに注意する点だ。お酒を楽しく飲む、をコンセプトにした青年漫画として、今、特に人気があるのは、新久千映先生の『ワカコ酒』だろうが、ジワジワ追い上げてきてるな、と2巻を読んで感じた。まぁ、『ワカコ酒』は、あくまで一人呑みと、様々なお酒に合わせる料理、をメインにしており、小ジャンルとしては被らないので、勝つ負けるって評価はちょっと違う訳だが
しかし、私が最も危険と感じるのは、夫婦のイチャつきっぷり
基本、クリスタルな洋介先生の描くラブコメは、とんでもなく甘~~~いので、独り身の男女には結構、ダメージを及ぼすのだが、この作品は先生の代表作の中でも群を抜いているんじゃないだろうか。私個人の勝手な言い分だが、きっと、コハルみたいなタイプの読み手は、この夫婦のラヴいオーラで血を吐くな。多くの人に読んで欲しいが、漫画読みが傷付いちゃうのは、ちょっと困る
千里のリアクションは、イイ意味で相変わらず。こんな可愛らしいリアクションをしてくれるとなりゃ、お酒の出し甲斐もあるって話でしょうよ。お酒の味は楽しめなくても、お酒の味を楽しんでいる人を見て楽しめる、それも、ある意味、上級テクニックじゃないだろうか?
ほんのちょっとずつ、同僚や後輩とも仲が深まってきている千里だけど、まだまだ、美味しいお酒の前には隠せない素の自分を見せる事は出来ない模様。ソラと千里の関係性は、次巻でもさほど変化を見せないようだから、変化を期待する点は、千里がその勇気を持てるか、だな
ソラと千里の初邂逅の続きが描かれている第22話もお勧めだが、似た者父娘の絆にほっこりさせてもらえる第19話も、私は好きだ
この台詞を引用に選んだのは、クリスタルな洋介先生、女心を知ってるなぁ、と失礼かも知れないが、驚き混じりの感心を抱いてしまったもんで。私も、好きな女性に、こう言われるような言葉を言えるよう、男を磨かなきゃな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ただただひたすら、甘い。