はじまりの竜とおわりの龍 (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
3.61
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本棚登録 : 86
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091876966

作品紹介・あらすじ

かつて竜は、人の胎から生まれていた……

竜と共に生き、龍と共に死んでゆくーー月刊IKKI最後にして
最大級の新星が圧倒的な筆致で描き出す、ハイファンタジー
読み切りシリーズ、ついに単行本化。


大水の後、腹を空かせてさまよう女。行き場を失った男。
そして、子を探す老人。やがて女の胎に宿った命、それは。
(「竜と三人」)。


龍を育ててきた里。しかし、その力を恐れた権力者らが
里に襲いかかる。龍と命を結びつけている竜使い達は…。
(「鳥来る」)。


雨の降らぬ村。飢えと貧しさに苦しむその地に「雨ふらせ」を
名乗る男が現れた。しかし、村には不可侵の秘密があり…。
(「雨ふらせ」)。


月刊IKKIおよびビッグコミックスピリッツ増刊[ヒバナ]に
掲載された上記三作品に、単行本描き下ろしとなる「竜公」を
加えた全四作品を収録。

【編集担当からのおすすめ情報】
緻密な筆致、細部まで作り込まれた設定、圧倒的な想像力で
月刊IKKI新人賞「イキマン」を受賞した海人井槙氏の
初作品集です。


月刊IKKIが惜しまれつつも休刊となって以降は、新人賞受賞作
である「雨ふらせ」へと連なる、「龍をめぐる物語」をじっくり
描き続けておりました。


とても初の単行本とは思えないほどの読み応えを備えたこの一冊、
五十嵐大介氏のファンの方などにオススメです!

感想・レビュー・書評

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  • 1度目はまだふわっとした世界観しか感じられないけれど、何度も読みたくなる。そして、読めば読むほどハマって行く、そんな感じ。

  • 大きな世界観があっていいのだが、それを読み取るのがやや難解かな…。丁寧な描きこみの絵が好み。

  • テーマや世界観は好きなのに、なんだろういまいち。わかりにくい描写とどこに繋がるのかが見えにくい。時間の流れもよくわからない。もったいないわ。

  • コミックIKKI最期の新人にして最高傑作!
    架空の存在の「龍」を想像通りか、それ以上のクオリティで肉付けし、生々しい人間の生と、壮大な歴史観をもって物語を綴っている。
    読後の充足感、装丁の美しさ。スゲーー!ってなりました。
    全てのマンガ好きに読んでもらいたい!
    白井弓子『天顕祭』が好きだった人には超オススメ!

  • おもしろかった~
    次作が楽しみ。

  • いまいちピンと来なかった…。

  • 4.5

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