ぼくんち<全> (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.00
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本棚登録 : 630
感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091877017

作品紹介・あらすじ

▼第1~114話●主な登場人物/二太(本編の主人公)、一太(二太の兄)、かのこ(二太の姉)、さおりちゃん(二太のガールフレンド)、こういちくん(一太の兄貴分)、みきおちゃん(おねえちゃんの彼氏) ●あらすじ/山と海しかない田舎町。貧乏人がふきだまるこの町の中でも、いちばん貧乏な家に一太と二太の兄弟は住んでいた。かあちゃんは買い物に行くと出かけていったきり帰ってこない。とうちゃんは、元からいない。だがある日、かあちゃんが離れて暮らしていたお姉ちゃんを連れて帰ってきた! その後かあちゃんはまたいなくなったけど、姉弟3人はひとつ屋根の下、今日もたくましく生きていく!!●本巻の特徴/2003年4月に映画公開された「ぼくんち」(監督・阪本順治、主演・観月ありさ)の原作コミックス。オールカラー特製本3冊の内容を、モノクロ全1巻に凝縮した“お買い得”版。

感想・レビュー・書評

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  • 西原理恵子にハマったきっかけになったマンガ。
    初めて読んだときは、悲惨な設定、エロ、グロ、にイヤな気持ちになったんだけど、ある日ちゃんと読んでみたら…
    汚くて悲惨でみじめなのに、心があたたかくなってやさしい気持ちになって。
    なんとも不思議な体験でした。
    こんな世界は、西原さんにしか描けない。
    好き嫌いは別れると思うけど、私にとって大切な一冊です。

  • こーゆーときは笑うんや

  • 社会の低層辺に生きる、ある家族の物語です。ギャグの合間に世の中の真実が挟み込まれていて、笑いと涙を繰り返しながら、ストーリーに引っ張られてやはり最後に号泣しました。上品な言葉がかえって下品に感じるような作品です。

  • 場末の港町が舞台。

  • 息抜きに読んだつもりが読みハマって
    泣けて泣けて
    その裏側で笑えて
    また泣けて。

    『癒し』なんぞという生ぬるいものとはほど遠いようでいて
    読後にはまんまと癒されてるというサイバラ・マジックに
    またもヤラレてしまいまシタ。

    いつものサイバラ作品に比べると
    意識してのことか色彩は控えめ?
    実はあの色彩が苦手(物理的にね。)な私でも視覚にチラチラを感じることなく読めまシタ。
    その分 涙でよく見えなかったりw

    泣いたらハラがふくれるかあ。
    泣いてるヒマがあったら、笑ええ!!
    初めのほうに出てくるこの名言に呼応するラストのひとコマは
    涙で歪んで見えて
    だからこそ より魅力的に見えたりするデス。

    キレイゴトでは癒されない、全てを受け容れてこその癒し
    そう考えるかたに お薦めデス。

  • まん中にいると時間がもったいないよ。泣くか笑うかどっちかにしないと。

  • この作品で西原氏入門
    こういちくんの話はいつ読んでも涙がでちゃう

    でも初めて読むならカラーの方がおすすめ

  • サイバラさんはこれが一番好きです。
    いい話です。最終回が好きです。

  • ラストスパートの感動は反則!

  • どうしたって泣いてしまう。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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