Happy! 〔完全版〕 (1) (ビッグコミックススペシャル)

  • 小学館
3.80
  • (15)
  • (12)
  • (23)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 130
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091877413

作品紹介・あらすじ

▼第1話/Are You Happy!?▼第2話/もう我慢できない!!▼第3話/みんなごめんね▼第4話/ド素人はド素人▼第5話/なにものなのよー!!▼第6話/戻ってきたんだな!!▼第7話/今すぐになりたい!!▼第8話/プロ入りなんて……▼第9話/逃げろ!! 逃げろ!!▼第10話/出会いは突然!!▼第11話/夜のトレーニング▼第12話/もっとお願いします!!▼第13話/相手は誰ですの!?▼第14話/おやつ抜きよ!!▼第15話/プロになりたい!!▼第16話/どうにもならねえ!!●主な登場人物/海野幸(両親に先立たれ、3人の弟妹を育てる18歳。行方不明の兄が残した2億5千万の借金を返すはめに)、桜田純二(「ビッグバンファイナンス」営業主任。幸の借金取り立て担当)●あらすじ/亡くなった両親に代わり、3人の弟妹の面倒を見ている女子高生・海野幸。貧しいながらも楽しく暮らすその家に、久々に兄・家康が戻ってきた。いつも、うまい儲け話にのせられては騙されている兄。今度は、松茸とトリュフの養殖をやると大見得をきっていたのだが…。2か月後、幸の前に借金取りの桜田が現れ、家康が2億5千万もの借金を抱えて逃げたと知らされる(第1話)。●本巻の特徴/借金返済にはソープ嬢になるしかないと迫る桜田に対し、なんと幸はプロテニス選手の道へ! それは、テレビで「テニスのトップ・プレイヤーの年間獲得賞金は2億5千万」というニュースを見たからなのだが、果たして幸のテニスの実力は…?●その他の登場人物/鳳圭一郎(鳳財閥の跡取り息子。学生テニスNo.1の実力者)、賀来菊子(インターハイ3位のテニス選手)、鳳唄子(圭一郎の母。なぜか海野家の人間を嫌っている)、竜ヶ崎蝶子(竜ヶ崎財閥の令嬢。アマチュアテニス界のアイドル)、竜ヶ崎花江(蝶子の母。唄子とはテニス選手時代からのライバル)、サブリナ・ニコリッチ(18歳にして女子テニス世界ランク1位の“女王”)、山口百太郎(桜田の助手)、舵樹・沙代里・三悟(幸の弟妹)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「YAWARA」のテニス版のようなタッチ。読んだことなかったんだ。図書館にもいろいろソースがありそうだ。面白い。

  • 読むタイミングが良かったかも。
    頑張ってる人の美しさがわかる年齢になって、頑張らないといけない時期に読んだからとてもハマった。そんなタイミングで読むことを薦めたい漫画。(全巻のレビュー)

  • 失踪中の兄の肩代わりとして2億5千万円の借金を背負う事になった高校3年生の海野幸。
    幼い弟妹を抱えて莫大な借金を払う事になりソープランドで働く事に・・・なるはずだった幸の目に入ったのは、テニス女王の賞金。
    その金額、2億5千万!
    幸は卒業を目前にして高校を中退。
    内定していたデパートの就職を蹴り、プロのテニスプレーヤーの道を目指す。

    これだけでも充分過酷な条件ですが、主人公の幸にはその後これでもか!とさらに追い討ちをかける出来事が次々起こります。
    幸の父親にふられた腹いせで幸をいじめる鳳、蝶子の嫉妬による嫌がらせ・・・。
    それら全てを健全な精神の幸は真っ直ぐに受けとめて乗り越えるつもりもないまま乗り越えていく。
    出だしも衝撃的で面白いし、どうなっていくんだろう?と展開が気になるマンガです。
    ただラストが・・・。
    個人的にはしっくりきませんでした。

  • どこまでも素直でまっすぐな主人公を応援したくなる事間違いなし!

  • 大好きな20世紀少年の作者・浦沢さんの作品。
    主人公がすごく一途で一生懸命で、とにかく感動。
    その傍らでいつも彼女を見守っていたのは、
    彼女が抱える借金の取り立てにきた、桜田さん。
    彼ほど男前な人間はこの世にいないんじゃないかと思う。

    私も主人公のみゆきのように、
    周りに誤解されて、何を言われようと嫌われようと、
    自分の正しいと思ったことを
    貫けるような人間になりたいですね。
    キャラクター1人1人がすごくよかったんだけど、
    ただストーリー的に、ラストでちょっとがっかりしてしまった。
    でも、ハッピーエンドといえば、ハッピーエンド…

  • 全15巻

  • 浦沢作品の中で、これだけは読みきってなかったんだな、と思って、読んでみて。浦沢さんの中では、「YAWARA」の後でまたスポーツものっていう考えはそもそもなかったらしいのだけどってことで始まったものの、この時のスピリッツとオリジナルのビックコミックでの浦沢さんの連載はモンスターでできなかった息抜きをハッピーの方でやっているような、それは読者も同様で、これによってバランスが取れていたんじゃないかって気がする。ただのスポーツもので終わらせないし、全然気を抜かせないし、でも最終的にはいい方向に向かわせていく、この手玉に取る感じ。ムカツクくらいに気持ちイイんだな。。。(10/4/2)

  • YAWARAのテニス版です。

  • これでもか!というくらいに降りかかる海野幸に対する不幸の数々に、正直僕はついていけません。蝶子の悪女っぷりにもついていけません。その他の登場人物も、どちらかというとアクが強すぎ…。

    本書を読み返すにつけ、僕はいかに『YAWARA!』の登場人物の微妙な関係(もちろんライバル関係含む)が物語を完璧に作り上げていたかを思うわけです。どうひっくり返っても『YAWARA!』を超えられない作品、それが僕の『HAPPY!』の位置づけです。ただ、後半の鳳先輩の自立に向けた奮闘記は格好良いです(同じ顔だけれども、風祭より数倍芯がありますよね)。

  • 相武沙希主演でSPドラマ化し昨年話題になった浦沢直樹作品。
    ブックオフで完全版が1〜7巻まで一冊100円だったので即買い。
    モンスターやら20世紀みたいな冗長で中だるみもっさりみたいなことはなく、さくさく読めちゃう、テニス漫画。浦沢作品では一番好きかも!!

  • 浦沢。ヤワラと同じことをテニスでやった感じ

全13件中 1 - 13件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×