ハピネス (IKKI COMICS)

著者 :
  • 小学館
3.55
  • (61)
  • (59)
  • (170)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 599
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・マンガ (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091883100

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 何が好きなのかわかんないけどこの本自体がすごく好き

  • 書店で、表と裏表紙のセンスに惹かれて購入。初・兎丸作品です。

    正直あまり好きな話はなかったのですが、それでも雲のへやとアングラドールがいつまでも頭から離れられないままです。若い頃は信じる力が強いから喪失感も大きいという兎丸さんのあとがきにはっとさせられました。まさにそんな物語が集まった作品です。

  • 「嬲られ踏まれそして咲くのは激情の花」
    装丁が綺麗で購入、開いてみて、このタイトルにまずグッときた。なんで10代の頃って、あんなに真っ直ぐに誰かを愛して、傷ついて、みたいなのを繰り返せたんだろう。今はもう何かが枯れてしまった。

  • 初めて、古屋兎丸氏の作品を読んだ。この「ハピネス」を読んだ感想は・・・どこまでも悲しい・・・ 儚い・・・・ お気に入りのストーリーは・・・”インディゴエレジィ”と”アングラドール”です。

  • 8篇の作品に共通しているのは、「ハピネス」という満たされた状態には、みな何かが欠けていて、それに悩んでいるということ。

    若者たちはもがきながらそれぞれのハピネスに向かっていく。その過程で騙されたり、弄ばれたり、傷つけられたり、裏切られたりする。まだ未熟だから、その姿がいっそう生々しく、痛々しいのだ。

    マジックマッシュルームの幻覚の中で焼け死んだり(あくまのうた)、救われたかのようにみえたいじめられっ子が、消えていった少女の面影を追って自殺する(ハピネス)という悲劇的な結末を迎えることもあれば、空の描かれた奇妙なマンションでの出来事を描いた「雲のへや」、残ったもの同士が手を取り合って生きていく「アングラドール」など、最後の一線で方向転換する話もある。結末は様々だが、そこに至るプロセスから彼らのピュアさが伝わってくる。

  • 「アングラドール」がよかった

  • 古屋兎丸先生の短編集 この本のタイトルにもなっているハピネスはハッピーエンドに終わるかと思ったら最後のページでのまさかのバットエンド 少しブラックな話も本当うまいよなと感じます。 最高の一言です。

  • 騙されたり、利用されたり、蔑まれたり、不幸な日々の中で合う人と交差する小さな幸せの描写に共感しました。

  • 面白い!!!
    初めて読んだ古屋さんの短編は非常にすっきりしていて巧みだった。長編を読んだときもプロットが綺麗だなぁと感じたけれど、いやはや。どのエピソードも良かったけれど、「あくまのうた」と表題作「ハピネス」がお気に入り。

  • ありそで、なさそな…。なさそで、ありそな短編集。
    久々に読み返してみた。
    「あくまのうた」「インディゴエレジィ」が特に好き。
    古屋先生の描く、はかなくて、もろい、少女たちのお話たち。
    装丁も含めて、好きな一冊。

  • オタク世代の病理を逆手に取った、技ありの短篇集。中二病をポジティブに捉えた作品として『STEINS;GATE』や『中二病でも恋がしたい!』なんかが挙げられるけれども、そこに至るステップとして『CHAOS;HEAD』や本作があった。

  • 表紙のデザインとか、全体的にとっても綺麗なので、悲しくて汚くてドロドロの内容もとても美しいもののように錯覚してしまう。
    「汚い世界を上から見下ろしている美しい神様」になったような気分。
    でも私は結局神様ではないので、読み終えるころにはどーんと落ち込んでいる。
    エロティクス・fって感じだった。
    ※褒めている。

  • 爽やかさとグロさ。

  • 短編集。みんな、夢を見ながら過ごす日常みたいな話。

  • 絵の話のやつがいちばん好きかもね

  • こんな作品集に出会いたかったと久しぶりの衝撃だった。
    人間の心理は清純さと醜悪さの表裏一体であると思う。
    それらは常に隣り合わせで、ふとした瞬間に互いを行き来する。
    加えて、この「ハピネス」には少年・少女の向こう見ずな純真さが合わさって、読者は胸を密かに痛めるような、どこか懐かしくもあるかなしみを思い出す。切なくなる読後感が良い。

  • この人の漫画はじめて読んだけど、かなり好み!
    ちょっと山本直樹っぽいかな。
    絵も言葉選びも綺麗だった。

  • 駕籠さんとともに双翼を並べる兎丸先生。
    短編なので例の如く
    僕の好きなモノをあげると、
    「あくまのうた」
    「ハピネス」
    「インディゴエレジィ」
    かな。

    少女。
    涙必至。
    感動正解。
    レクイエム。
    プロパガンダ。

    いやあ。これぞ、思春期しか感じえず
    感情。
    世界には穢れと清浄しかなく。
    イッキコミックス万歳。

    古屋兎丸先生は
    天才。西尾維新くらい。

  • せつない・・・

  • 最後の女の子の話が印象的かな?
    古屋さん好き。初期のが好き。

  • あくまのうたが好き

  • 痛い話はあんまり好きじゃない。
    もしもの話は良かった。
    私も楠本まきに描かれたい。

  • 「楽しいからいいかな」
    「でもね。君がいないと意味がないんだよ」
    「青すぎて黒いぐれーの!」

    『もしも』『インディゴエレジィ』が好き

  • 全体的に、『馬鹿で不器用で泥臭くても、誰かに必要とされたい』というテーマがある感じ。

  • 美しい装丁。されど徒花に実は生らぬ。

  • ずるいです。人から借りて初めて読んだのですが、自分で買いに行きました。ずるいですこの人。古屋兎丸。
    絵がキレーですね。話もキレーです。世間的にはよろしくない行為をしている話でも、キレーです。そうまとめてあります。

    やっぱずるい。

  • デザイナーがいるのか・・・?
    物語ごとのロゴとかすごくかわいい

  • 雲の部屋。に感動

  • 私を捨てないで。忘れないで。必要として。ずっと一緒に。そのためなら、あなたのためなら何だってする。何だって出来る。痛々しい自己犠牲の愛のかたち。

  • 入手(09/10/22) 読了(09/10/24) 泣けてくる。男性ならでの、偏った匂いのする話もありますが。最近この人のマンガを読み漁りたい衝動に駆られてます。

全67件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

古屋 兎丸(ふるや うさまる)、1968年東京都生まれ。
多摩美術大学美術学部絵画科(油絵専攻)卒業。卒業後、アーティストを目指しながらイラスト描きのアルバイトで稼いでいたが、漫画家への転身を決心。『月刊漫画ガロ』1994年9月号に『Palepoli』(パレポリ)でデビュー。
代表作に『ぼくらの☆ひかりクラブ』や映画化もされた『帝一の國』、『女子高生に殺されたい』などがある。

ハピネス (IKKI COMICS)のその他の作品

ハピネス (IKKI COMIX) Kindle版 ハピネス (IKKI COMIX) 古屋兎丸

古屋兎丸の作品

ツイートする