- Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091883261
感想・レビュー・書評
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最初、アニメで知り、原作を買ってみた。アニメは良く出来てた。原作の雰囲気を崩してない。これは、アニメ→原作でも、幻滅しないのでは。小説で言う「行間」(文と文の間にある心情)を、マンガではコマとコマの間に読み取るのだけれど、この作品は「行間」が多く、けれどゆったりと進んでいるので、じっくりと考える余裕も出来る。そこが、この作品の魅力だと思う。ドラマの「鬼平」や「必殺」が好きな人は、きっとハマる。
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絵、ストーリーともに好きなタイプ。自分に自信がない主人公がいつのまにかギャングに一味に巻き込まれていくストーリーと、退廃的な雰囲気が、映画っぽい。
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全8巻、読了。
オノ・ナツメさんの絵は、版画のような線で独特の雰囲気がある。
図書館で「のぼうの城」を借りた際に装丁画がオノ・ナツメさんだったことでこれを5巻まで所持していたことも思い出す。
完結しているようなので古本屋で続きを購入し、1巻から一気読み!
江戸市井。
武士としては気が優しくてうだつの上がらない浪人の政之助は、ひょんなことから弥一というヤクザ者と出会い、物事に動じない彼の大きさに惹かれる。
ところが弥一はただのヤクザ者ではなく、拐かわしを営む「五葉」一味の頭目、政之助も本人の意志そっちのけで、拐かわしの片棒を担がされてしまった──。
殺しはしない、狙うのは後ろ暗いところのある商家や旗本。
義賊に近い五葉の在りようは、必殺仕事人ぽい(あんまりちゃんと観たことないけど)
しとしとと雨の降り続くような仄暗さが物語の最初から最後までを付き纏いながらも、物語の終わりにはその雨も上がり、淡い虹がかかった。
政之助が弥一の中に見、憧れたおおらかさは、本当はもともと彼が持っていたものだ。
守るべきものが本当は何か、誰に教わるでもなく政之助は最初から知っていたのだから。 -
ずっと気になっていた漫画家オノナツメ。
買ってみた。
なんかこの雰囲気好きだなー。
絵の感じも。
次の巻が楽しみでございます。 -
一巻ついに発売☆
コピーが「艶色大江戸裏家業」ですが、まさに艶色。着物の色気がたまりません(笑)。
時代劇好きにはハマります。政のヘタレさが可愛い。 -
大好きなオノ・ナツメ作品の一つ。再読です。
オノ先生の描くキャラクターはミステリアスで色っぽくて最高ですね。
ふたがしらのその後の世界なので、繋がりを感じられて面白いです。
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政之助がとても好きです。
尊敬する。 -
作者の作品はいくつか読んできましたが、時代物は初めてでした。時代物でも作者独自の雰囲気があっていいです。粋なマンガですね。
やはり人情ものっぽい感じがありますが、登場人物に謎が多く先がとても気になります。 -
全8巻
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2006-08-00