海獣の子供 (1) (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
4.04
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本棚登録 : 1635
レビュー : 140
  • Amazon.co.jp ・マンガ (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091883681

作品紹介・あらすじ

▼第1話/琉花▼第2話/神鳴りの日▼第3話/人魂▼第4話/Marine Mamals▼第5話/図様▼第6話/海の幽霊▼第7話/椅子▼第8話/水界

●主な登場人物/安海琉花(上手く気持ちを言葉に出来ない。両親は別居中で、母と暮らす)、海(ジュゴンに育てられた少年。水族館に預けられている)、空(海とともに発見され、兄として育つ。入退院を繰り返している)
●あらすじ/海にほど近い、とある田舎町の夏休み。中学生の安海琉花はハンドボール部の友人をケガさせてしまい、顧問から「夏休みの間部活へ来なくていい」と言われてしまう。ぽっかりと時間を持て余すことになった琉花は、ふと東京の海を見ようと思い立ち、電車に乗り込むが…(第1話)。
●本巻の特徴/水族館の大水槽で自由自在に泳ぐ少年「海」の姿に心奪われた琉花。そして、彼が「空」とともにジュゴンに育てられたことを知り…? 天才・五十嵐大介が挑む超巨編、待望の単行本化!
●その他の登場人物/ジム(海と空の保護者的存在)

感想・レビュー・書評

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  • 2019年映画化されたのを観て、
    映画館を出る時に前を歩いていた女性が
    『原作の全てではない』とお連れさんに言っていたのを聞いて
    原作全巻購入読了
    確かに、特に4巻から5巻の一部が端折られてる印象
    映画を先に観たので、それはそれで映画の方もとても好きです。

    五十嵐大介さんの創造力に圧倒されます。
    凄い世界観。
    何度も読み返したい。

  • 人に生まれ、生物としては人の形態を取っているが、別の生き物の様に見える特別な存在を描く作品は色々あると思うが、萩尾望都先生の数々のSF作品を読んだ時の様な感触を抱くのは何故だろう…

  • 壮大。

  • すごい!
    スケールでかいです。
    海と陸、隣あっていて、すごい近い存在だけど、
    海に住んでいるものは、陸では呼吸することさえできない。
    陸の生き物は海に入ると、
    呼吸することさえできない。

    こんなに近いのにお互いの世界で生きることができない
    海と陸。
    こんな近いところにあるのに、
    海のことぜんぜん知りません。

    海の存在感、恐怖など、素晴らしい描写力で描かれてます。


    読んだ後は、しばらく
    「会社」とか「ガッコウ」とか「トモダチ」とかそういうことが
    頭からポーンって抜け落ちるくらい
    力のあるマンガだとおもいます。

  • 五十嵐ワールド全開です。もう、どっぷりハマるか、理解できないかのどちらかではないでしょうか。(僕はもちろん前者ですが・・・)海洋SFロマンのような滑り出しから、徐々に物語りはディープな方向へ向かい、果ては生命の起源、原始の宇宙までまさにビッグバンのごとく物語は展開し、うっかり足を踏み入れると引き込まれてしまってもとの場所には戻れないかもしれません。10代の多感な頃に出会ってしまっていたら、ほんと、僕はどうなってしまっていたかと思うと恐ろしい限りです。この作品に限らず、この作者の作品はどことなく宮沢賢治と同じにおいを感じます。僕だけでしょうかね?

  • 海中の絵は確かに綺麗だけど、物語自体はあんまり…。

  • 絵がキレイ

  • 読みました!

  • ここ近年で、類をみない感嘆と感動を覚えた作品。原作の扉絵だけで「う…あ〜⁉️」と声を上げてしまうほど。何もいない水平線から、海の生き物たちがどわーっと蠢いて出てくる描写は、漫画(静止画)なのに「動」を伴う。五十嵐大介氏は、動画に近い漫画を描く作家だ。デジタルを用いての漫画がぎょうさん増えたけど、この作品の線は、作者の手で紡ぎ出される「生」の線だからから生まれたこの作品だ。ペン軸は何か?あるいはボールペンじゃないのか? ってゆー推測や憶測すら、見てると楽しい。ペンの癖さえ想像する余地が十二分にあるのはもちろん、作品そのもののスケールが半端なく絶大で、一読で理解するには足らない威力を持っている。日本に生まれてよかった!だってこの漫画を最大限の語学力(日本語)をもって、読めたんだもの。「良かった」とか「面白い」って言葉は、平均化されすぎてて、表現に用いることは好きではないんだが。この作品においては敢えて言うと、未だ、理解不能なものも含めて面白い。
    現象の奥行きが、果てしなく深い作品だ。
    劇場化されて観にも行った。原作の全てには及ばないものの(劇場の尺に収めざるを得ないから仕方ない)、あれはあれで良かった。良くあの線と世界観を「動」に表現し、奮闘したと思う。スタジオ4℃ 、私は評価しているよ。

  • 一人の女の子が過ごしたひと夏の物語。最近映画化された作品で、映像と音楽が圧倒的なまでに美しく、迫力があります。宇宙の不思議、生命の神秘、海へのロマンが凝縮された二時間です。(F中)

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著者プロフィール

1969年、埼玉県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。1993年、『お囃子が聞こえる日』『未だ冬』の2作品でアフタヌーン四季大賞を受賞し、漫画家としてデビュー。2004年、『魔女』(小学館)で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2009年、『海獣の子供』(小学館)で第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。絵本作品に『人魚のうたがきこえる』(イースト・プレス)、『馬と生きる』(文・澄川嘉彦/福音館書店)がある。

「2020年 『講談えほん 曲垣平九郎 出世の石段』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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