フリージア 1 (IKKI COMICS)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 492
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091883810

感想・レビュー・書評

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  • 『フリージア』全12巻
    読んだ。

    世間と隔たりのある主人公。
    日本にて施行された敵討ち法。
    敵討ち執行代理人となった主人公を通して、人々を眺める。

    暗いのに暗くない、不思議な空気感だな。


    死んだ人間と、頭の中で会話し、なんだったら中傷されたり。でも結局自分の心の中の出来事。こういう描写、じつは好きなやつ。作中で何度もある。

    色々メッセージがあるかもしれないが、深く考えずに読んだ。エンタメ力が強すぎる。

  • 救いのない話が不安定な気持ちになる絵と相まっておもしろかったです。

  • 面白い。敵討ち法が成立され、服役した後に遺族から執行依頼があると、代理人と警護人を立てて、仇討ちが行なわれる世界観もだが、作品全体に漂う不条理さ、震える様な線、主人公・叶の得体の知れなさ、全てに引き込まれる感じ。ルネッサンス吉田テイスト有りで、あの作風が好きな人はハマる!!

  • スゲー事は起きないけど日常が少しだけスゲー話

  • 満喫にて全巻読破。すごく良かった…。余裕ができたら全巻まとめて購入したい。狂った人可哀想な人が好きなので、叶ヒロシがすごく好き。もう一度読み返してからもっと具体的な感想を書きたい。とりあえず滅茶苦茶ヒットでした。

  • メディアの向こう側にある実感の伴わない戦争。
    人殺しが正当化される敵討ち法。
    凡庸な日常にまぎれ込む狂気の沙汰。
    世界も人間もイカれてる。マジキチ漫画です。
    でも、どうだろう?と考えてしまいます。
    現実世界は正常なのか⁇
    限界まで働かされたり、自主退社するまで精神的に追い詰められたり、汚染水を垂れ流しながら五輪に浮かれ騒ぐこの世界は?
    社会に否応なく順応し、見て見ぬふりをする人たちは本当にマトモなのか…。
    とは言っても、余裕のない非力な一個人としては無難に日々をやり過ごすほかないのですが。

  • 今一番気になる漫画家

  • 1〜12巻読了。
    すごかった…
    敵討法が制定された戦時の近未来社会。敵討ちを代行する職業の主人公たち。
    ディストピアな世界観に主人公の認知不協和な精神のゆらぎ、生きづらさがより不安感を醸している。
    後半怒涛の展開はすごかった…バイオレンスでインモラルだけど、それだけじゃない。

  • 敵討ち制度の下、集う電波たちの話。好きな人はどこまでも好き。

  • なんだか苦手。

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著者プロフィール

松本次郎(まつもと・じろう)
漫画家。『フリージア』『女子攻兵』『いちげき』ほか。

「2020年 『ピエタとトランジ <完全版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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